
英語学習者が苦手に感じやすい文法のひとつが「仮定法」です。
仮定法は、
「もし~だったら」
「もし~できたら」
「もしあの時~していたら」
という現実とは異なる想像や願望、後悔を表現する文法で。
今回はその中でも、
- 仮定法過去(If I were ~)
- 仮定法過去完了(If I had ~)
- 仮定法+could(If I could ~)
をテーマにした、エモーショナルロック、メロディックアリーナロック、パワーバラードをご紹介。
ロックバラードと相性抜群の「もしも」の世界を楽しみながら学んでいきましょう!
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英語ロック(仮定法)の歌詞・和訳・解説
If I Were A King
If I were a king
I'd give you everything
If I were a star
I'd shine wherever you are
If I were stronger
I'd never let you go
If I were a king
I'd let the whole world know
If I were a king
If I were a king tonight
I'd build a better world
For you and I
和訳
もし僕が王様だったら
君にすべてをあげるのに
もし僕が星だったら
君のいる場所を照らすのに
もっと強かったなら
君を離さなかったのに
もし僕が王様だったら
世界中に伝えるのに
今夜もし王様だったなら
君と僕のために
もっと良い世界を作るのに
文法解説
この曲は 仮定法過去 の代表例です。
- If + 主語 + 過去形, 主語 + would
- If I were a king, I'd give you everything.
ポイントは、
I なのに were を使う
ことです。
仮定法では、
- If I were
- If he were
- If she were
という形がよく使われていて、意味的には「実際には~ではないのに、~だったらなあ」という願望に近い仮定を表すときに使う表現。
歌詞の中でも「現実では王様ではないからこそ~だったら」というニュアンスを含んだ意味になりますね。
If I Had One More Chance
If I had one more chance
I'd do it all again
If I had one more chance
I'd be a better man
If I had known before
What I know today
If I had one more chance
I would never walk away
If I had one more chance
I'd change yesterday
和訳
もしもう一度チャンスがあったなら
すべてやり直したい
もう一度チャンスがあったなら
もっと良い人間になりたい
今知っていることを
あの時知っていたなら
もう二度と離れたりしない
もしもう一度チャンスがあったなら
昨日を変えたい
文法解説
この曲では仮定法過去完了の考え方が登場します。
- If I had known before...
(もしあの時知っていたなら) - If + had + 過去分詞
If I had known, I would have stayed.
(知っていたら残ったのに)
過去の事実とは違う「想像」や「後悔」を表す表現ですね
ロックバラードで頻出する表現です。
If I Could Fly
If I could fly
I'd touch the sky
If I could fly
I'd leave tonight
If I could change
The way things are
I'd cross the world
No matter how far
If I could fly
Nothing could stop me now
If I could fly
I'd find my way somehow
和訳
もし飛べたなら
空に触れるのに
もし飛べたなら
今夜ここを旅立つのに
もし物事を変えられたなら
世界中を旅するのに
どんなに遠くても
もし飛べたなら
もう誰にも止められない
もし飛べたなら
きっと自分の道を見つけるのに
文法解説
この曲では could を使った仮定表現が中心です。
- If I could fly...
- If I could change...
意味は
「もし~できたら」
です。
- If I could speak English perfectly, I'd travel the world.
(英語を完璧に話せたら世界を旅するのに)
「可能性」を表現するときによく使われるフレーズですね。
私の好きなガンズ・アンド・ローゼズの名曲「You could be mine(お前が俺のものになれる)」も、まさにこの表現ですね!
まとめ
仮定法は、
「現実ではない世界」
を表現するための文法です。
ロックバラードには、
- 願い
- 後悔
- 希望
- 憧れ
が数多く登場するので、仮定法はロックとの相性が抜群。
今回登場した表現も、
If I were ~(もし~だったら)
If I had ~(もし~していたら)
If I could ~(もし~できたら)
が多用されていますから、まさにうってつけ!という感じですね。
文法はテキストで見ると難しく感じますが、こうやって音楽を通じると理解しやすくなるのでは?(could be)
音楽を楽しみながら、「もしも」の英語表現を自然に身につけていきましょう!