スラッシュが履いているスニーカーと洋楽ロック系をイメージしたブーツの紹介です。
80年代に活躍したロックミュージシャンの多くはスニーカーを愛用していたと記憶しますが、ガンズのメンバーの中でもとくにスラッシュは足元の機能を重視した出で立ちが目立ちました。
彼は少年期にBMX(オフロード用の自転車)を好んで乗っていたことも影響しているのか、バンド時代も動きのあるステージングが特徴的。
そんな「動き回るギタリスト」の足元を飾るのはどんなブランドなのでしょうか?
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コンバース
アメリカ発祥のスニーカーブランドです。
歴史は意外に古く、1908年にマサチューセッツ州モールデンで創業しています。
降雪量が多く、深い森や湿地帯の続くマサチューセッツ州の地域性に合わせたラバーシューズを開発し、その後に通年で売るためにバスケットボール用のシューズを製作したのが、現在のコンバースの流れを作りました。
以降はスポーツシューズメーカーとして世界的に展開していますが、スポーツ界だけでなくミュージシャンにも愛用されるスタイルと機能性が人気で、ロックスターも多く愛用しています。
私の中でコンバースを履くロックミュージシャンの代表格はもちろん「スラッシュ」。
皮パンのハードな出で立ちの足元に、メタルカラーのコンバースが光っている様はあまりにも「クール」すぎます。
噂ではコンバースのオールスターは履きづらいという評判も一部ありますが、そのルックスはロック系のファッションにはあまりにもハマりすぎているので、そこはもう「カッコいいからいいのだ!」と見逃してしまうくらい「ロックは見た目が大事」なのであります!
バンズ
1966年にアメリカで創業したスニーカーブランドです。
カルフォルニア州アナハイムのショップスタート以来、業界初のカスタムオーダーで人気を呼びます。
カリフォルニアという場所柄なのか、サーフィンやスケートボードを愛する西海岸カルチャーに育まれたバンズは、そのスタイルやモデルをカジュアルなだけでない運動性や履き心地にも広げて、多くの支持者を得ています。
もちろんロックスターも愛用しているモデルで、有名ミュージシャンとのコラボも多く発表しています。
フーファイターズやレッド・ツエッペリン、モーターヘッド、キッス、デビッド・ボウイといった錚々たるメンバーのバンズモデルが世に出ていますよ。
私もバンズを一時期愛用していて、ずっしりした履き心地で底はフラットなのですが、運動性がすごく高くて普段使いやウォーキングにもよく使っていました。
なによりも黒のレザー生地に白地の底地、バンズ独特のロゴマークがカッコよくて、その当時によく履いていたスケボーブランドの厚地の黒ジーパンと合わせると「メタル」風になっていたので、毎回外に出て歩くのが楽しくて仕方なかったですね。
そんな感じでロックファンとしてもおすすめのブランドですよ。
ドクターマーチン
1947年創業のイギリスのブーツメーカーです。
開発者はドイツ人の医師クラウス・マーチン氏、休暇中にスキーで怪我をしたときにリハビリ用の靴を自身で製作したのがドクターマーチンブーツの始まりだったと言います。
その後、ドイツ国内で商品化して成功し、イギリスの靴メーカーに特許権を買われることでイギリスに上陸します。
その由来からドクターマーチンのブーツは頑丈で重厚さがあるのが魅力。
当初は労働者の仕事靴として流通していましたが、70年代にパンクロッカー(セックス・ピストルズ)のメンバーが愛用したことで、若者のサブカルチャーとして人気を博すようになっています。
そんなドクターマーチンの特徴は、ブーツとしての頑丈さとカジュアルさの融合。
重厚で伝統的なスタイルは英国ロックとも相性が良くて、ビートルズやザ・フー、クラッシュ、ブラーなどのミュージシャンの足元を飾ってきています。
もともとはワークブーツだったので、ロックファッションとしてだけではなくてバイク乗りやアウトドア用に使うのも全然ありですね。
まとめ
ロックスターの履くスニーカーやブーツは単に「カッコいい」だけではなくて、「アクティブさ」「鋭さ」を余すところなく表現してくれている所が最高に「ロック」。
ロックのオリジンマインドは「反逆」でもあるので、アップ&ダウンのギャップでお洒落を表現してくれるスニーカーブーツスタイルにバンドやミュージシャンの「魂」を感じますよ。
ロックスターの足元は無条件にカッコいい!
もうそんな一言しか出てきませんです、はい。
ハードコアなスタイルだけど足元はカジュアル。
このギャップにお洒落を感じる人もいますし、「足元もハードに仕上げて欲しい!」と思うファンもいるでしょう。
私はその間くらいの感覚で「ウェアやパンツはハード、足元はカジュアル風にハードコアでお願いします」と思う方。
それがレザー生地のスニーカー(黒)になるわけなんですが、自分の中の理想はスラッシュやダフの足元ですよ。
もし同じような好みの方がいたら、ぜひとも今回のブランドをチェックして欲しいと思います!