懐かしい80年代後半の映画「ハワード・ザ・ダック」!
私が小学生の頃に家族で観に行った映画です。
母親が洋画好きだったので、家でもしょっちゅうビデオを借りたり、映画館に連れていってもらったりしていたのですが、この映画も公開すぐに「面白そう」ということで行ったと思います。
ということで、映画のレビューを進めていきましょう。
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だって主演がアヒルですから!
ストーリは、アヒルのハワードがアヒルの星から飛ばされてきて、宇宙から飛来する凶悪なエイリアンを迎え撃つというライトアクションもの。
人間の言葉を話すアヒル(ダック)だから地球の人間は驚いたと思うのですが、映画の中ではけっこう普通に接していたような気がしますね。なんだかドクタースランプあられちゃんみたいなノリで。
何より可愛かったのが、ヒロインのリー・トンプソン。
この人が可愛かったですねえ。
当時まだ10歳そこそこだった小学生の自分胸をときめかしたほどに、爽やかな色気のある女優さんでしたね。
この人は少し前の大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公マーティのお母さん役で出ていて、タイムトラベルしたマーティが若い頃のお母さんに惚れられそうになる設定でしたが、この頃から「きれいな人だなあ」とときめいてました。
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どちらかというと古典的な雰囲気な彼女が「ハワード・ザ・ダック」ではロックバンドのボーカルでパンキッシュなルックスを見せてくれていたのだから、洋楽にハマっていたばかりの自分のハートを「ズギューン!」と貫かないはずはないのですよ。
そんなアヒルのハワードとビバリー(リー・トンプソン)がコンビを組んで、敵と対峙していきます。
登場人物たち
このハワードがかなり面白いんですよね。
自分を男前だと思っていて、ビバリーにも「惚れるなよ」的な返しをしていて、この二人のやり取りが面白くて。
スタジャン羽織ってジーパンを履いた3頭身のアヒルの大将が、ズボンからしっぽ出して「お尻フリフリ」しながらニヒルに笑うのですから、かなりコメディチックなノリで笑えました。
そんなコミカルなハワードをビバリーも憎からず思っていく流れも意外に不自然でなくて、和めましたね。
途中でティム・ロビンスがビバリーの恋人役で出ていて、後に「ショーシャンクの空に」で大ヒットする俳優さんのイメージからは遠く離れた「オタク青年」ノリが印象的。(そしてそのイメージが今でもずっと続いてます笑)
ラスボスは宇宙から来た「遊体X」みたいな化け物エイリアンで、最初は人間の博士に乗り移って操り、地球に自分の仲間を呼びこもうとしていましたが、身バレすると正体を現してハワードたちと戦う形になります。
ラストのライブシーンは痺れた!
この手の映画にありがちなドタバタアクションでしたが、小学生の自分にはすごく面白く感じました。
最後はレーザーマシンの光に乗って地球に飛来しようとしてきた化け物エイリアンを「逆噴射」させて追い返すという大団円。
そして今でも記憶に残っているビバリー率いるロックバンドとハワードがライブステージで「ハワード・ザ・ダック!」と歌って終わっていく流れでした。
この最後の楽曲と映像がMTV的ですごく好きで、似ているMVでいえばバングルズの「エジプシャン」的な雰囲気が出ていて、ガツーンとやられましたね。
映画はハワードwithビバリーバンドのステージングでエンドロールに向かうのですが、さっさと帰ろうとしていた母親を押しとどめて、私は最後まで見続けていましたっけ。
全体的にアメコミ風のノリですが、実際にアメコミ原作の映画で元祖マーベリック作品ともいわれています。
2019年に公開されたマーベリック作品「アベンジャーズ・エンドゲーム」にハワードがカメオ出演していたようで、これは30年ぶりの再登場ということになりますね。
ハワード・ザ・ダックは映画館で見て以来、一度もビデオやDVDで再鑑賞することはなく、あの当時のイメージだけで今まできています。
リートンプソンが素敵すぎます
こうやってレビューを書いていくうちに、昔のことをどんどん思い出していくのですから、子供時代に染みついた記憶というのは一生ものだということがよく分かりますね~
そして何よりも好きだったリー・トンプソン。
今はもう59才で(1961年生まれ)お年を召してらっしゃいますが、あの頃から持っていた「上品な色気」は相変わらず健在です。
娘さんもゾーイ・ドゥッチという女優さん。
母娘ともに同業者ということ。
でも自分的にはお母さんのリー・トンプソンのほうが好きですかね~
そんなこんなで、お尻フリフリが可愛いハワードとキュートでロックな美女ビバリーにガツンと心臓を鷲掴みにされた懐かしの映画。
当時のMTVの流行があったからこそ可能だったノリで、正直リメイクはして欲しくないのですが、もしハワードがおっさんになって登場するのならちょっと見てみたいと思いますね。
ビバリーも登場して、お互いの息子と娘が共演というのも面白いだろうなあ!
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