音楽鑑賞といえば「サブスクに課金してデジタル音源をスマホや専用デバイスで聞く」スタイルが定番ですが、ここ数年で嗜好の変化が起きています。
コロナで巣ごもりタイムが増えたことで「ちゃんとしたオーディオやスピーカーで音楽を聴きたい」というユーザー層が増えてきているからです。
レコードの復活かぁ。確かにデジタルサウンドと違って音に味があるんですよね。自分も子供の頃に親父の持っていたレコードプレーヤーで聞いてたことがあって、なんだか懐かしくなります。#アナログレコード人気 #ワールドビジネスサテライト #wbs
— イジール@洋楽・映画・英語好き (@izy170) September 23, 2021
とくに20代から30代の若者の間で人気になっているのが「アナログレコード」。
大判ジャケットに円盤型のレコードが収納された、昔懐かしの音楽記録媒体ですね。
レコードプレーヤーで聞く仕様なので、私の子供時代も音飛びしたら針を移動させたりして、面倒な中にも「音を作っている」楽しさを感じ取ることができました。
最近のレコード人気でプレーヤーの製造現場も活気づいていることもあり、部屋のオブジェ代わりにプレーヤーを買うユーザーも増えているとのことで、時代はまさに「アナログ」かも。
今回はそんな巷で人気の音楽ライフに欠かせないアイテム「レコードプレーヤー」の中でも、特にベーシックな3ブランドと、実際のレコードの聞き方を紹介しようと思います。
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レコードプレーヤーおすすめベーシックブランド3選
IONオーディオ
イギリス発祥の音響機器ブランドです。
家電量販店で人気の機種ということで、様々なタイプのプレーヤーが販売されています。
中でも人気なのが「1万円~」のリーズナブルな料金コース。
主に学生や30代の若い会社員の人たちが主力ユーザーなので、部屋のインテリアなどに向いているデザイン性が好まれます。
持ち運びに便利なボックスタイプのビジュアルはとくに印象的ですね。
ポイント
・手頃な価格帯
・扱いやすいので、初心者にもおすすめ
・ステレオスピーカー内蔵なので、そのままレコードが聴ける
・USB端子やBluetoothにも対応しているので、イヤホンやスマホでのリスニングも可能
DENON
国産のオーディオ機器ブランドです。
かつては「デンオン」と呼ばれ、高品質なスピーカー製造でも有名ですね。
フラットで親しみやすいなサウンドが特徴のデノンスピーカーと同様に、レコードプレーヤーも幅広いモデルを揃えています。
カバー付きのシンプルなコンパクトボックスが懐かしさを感じさせてくれますね。
我が家で昔あったレコードプレーヤーもデノンのもので、壊れずに長く活躍してくれていました。
ボタン一つで再生・停止が可能な「フルオートタイプ」なので、初心者向けのモデルとなっています。
ポイント
・初心者向け
・シンプルでコンパクトなデザイン
・フォノイコライザー内蔵モデルなので、アンプやコンポと直接接続してレコード再生が可能
・本格的なサウンドが楽しめる
オーディオテクニカ
日本有数の音響機器メーカーです。
イヤホンやヘッドフォンの国産ブランドとして有名ですが、レコードプレーヤーでも高品質なこだわりのアイテムを送り出しています。
代表的なアナログ自動再生モデルは、スタートボタンを押すだけでレコードの再生と停止を行うフルオート式のターンテーブルになっており、初心者でも安心して取り扱えます。
癖のないシンプルな構造と使いやすさは、アナログレコードを聴き始めの人にぴったりのモデルだと思います。
ポイント
・初心者向け
・フルオートタイプ
・フォノイコライザー内蔵タイプなので、コンポやアンプにそのまま接続可能
・クリアな音が楽しめる
レコードプレーヤーの使い方
レコードプレーヤーを買ったはいいけど、どうやってレコードを聞けばいいの?という初心者の方のための「使い方」をお伝えします。
まず用意するのは以下のものです。
・フォノイコライザー
・アンプ
・スピーカー(もしくはアンプ内蔵型)
「フォノイコイザー」は音を増幅させる機器です。
レコードプレーヤー単体でも音は出ますが、小さい音のため、音楽を楽しむには物足りません。
そのために音の増幅器「フォノイコライザー」が必要になります。
「フォノコライザー」を使うと音のレベルを上げることができ、そこからスピーカーにつないで聞くという流れになります。
なので本来は「フォノコライザー」が必要になるのですが、今回紹介したタイプはどれも内蔵モデルなので、とくに揃える必要はありません。
「アンプ」に関しては、これも「フォノイコライザー」同様、「音の増幅器」になります。
フォノイコライザーよりさらに音の増幅を大きくする機器になり、取り付けることでより高音質なサウンドが楽しめます。
とはいえ実際には、スピーカーと一体化型の「アンプ内蔵スピーカー」を使っているユーザーが多いです。
金銭的にもバカになりませんし、アンプ一体型のスピーカーでも普通に良い音が出ますから。
なので、全体の流れ的には
レコードプレーヤー(フォノイコライザー内臓)+アンプ内蔵スピーカー
の2つさえあれば、すぐにレコードを聴くことができるという流れですね。
ちなみに一番最初に紹介した「ION」のレコードプレーヤーは、全てが一体化(オールインワン)しているタイプなので、レコードプレーヤー本体以外に揃える必要はありません。
ただ音質はアンプやスピーカーを通したものよりも劣るので、上質な音質を楽しみたい人は、オールインワンモデルではないレコードプレーヤーをおすすめしたいですね。