イタリアの若きロックバンド「マネスキン」のニューアルバム視聴レビューです。
新作「Rush!」は、ワイルドでセクシーで暴れ馬のようなバンドの魅力を余すところなく発揮した「捨て曲一切なし!」の勝負作品になっています。
昨年夏にサマソニで来日して話題を呼んだマネスキンですが、今作でさらに人気度が加速すること間違いなしですよ。
そんな「Rush!」のダンサブルで退廃的なロックの連続打撃を一曲ずつレビューしていきましょう!
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「Rush!」全曲レビュー
「オウン・マイ・マインド」
重低音がかっこいい。ベースサウンドが映えてます。暗い疾走感がクール。
「ゴシップ feat.トム・モレロ」
跳ねるようなサウンド。ダンサブルです。ボーカルの裏声がかっこいい。
「タイムゾーン」
哀愁あるバラードロックギターでスタート。サビはパワーバラードで泣かせますね。
「ブラ・ブラ・ブラ」
ロックなラップ風。ベースが相変わらずかっこいい。わけのわからない歌詞も笑えます。
「ベイビー・セッド」
ダッダッと続くリズム、サビからのノリのいいダンスロック。乗れますね。ギターのショートなテレテレテレなリフもかっこいい。
「ガソリン」
パンチのある打ち込みリズムが不穏な空気を醸し出します。悪魔的な始まりでありつつ、サビは荘厳なコーラスロックになってます。変わった曲ですね。
「フィール」
ララララで始まるマネスキン得意の捻るようなギターリフ&リズムの打撃力にノックアウト。攻撃的なダンスロックですな!
「ドント・ワナ・スリープ」
ギターが異常にかっこいい。跳ねるようなリズムも変わらず乗れます。
「クール・キッズ」
ベースの疾走感がかっこいい。セックス・ピストルズみたいなスタイルのボーカルが最高です。パンクで仕上げてます。
「イフ・ノット・フォー・ユー」
一転して哀愁のあるカントリー風バラード。聞かせてくれます。懐かしい気持ちにさせてくれる、素直なロックバラード。
「リード・ユア・ダイアリー」
マネスキン得意のベースラインと跳ねるリズム、挑戦的なボーカルの連続打撃が魅力。中盤からほんのり哀愁フレーバーが加わって飽きません。
「マーク・チャップマン」
スピード系ハードロックの始まり。ギター、ベースの繰り返しの疾走感が癖になります。
「ラ・フィーネ」
過去曲を思い出させるダークでヘビーでセクシーでダンサブルなサウンド。イタリア語のボーカルとコーラスがめちゃくちゃハマってます。サビのギターリフが最高にかっこいい。
「イル・ドーノ・デッラ・ヴィータ」
アダルトなポップバラード風のロックバラード。普通に良い感じの哀愁ソングです。
「マンマミーア」
跳ねるドラマとベースのスタートで、合いの手とボーカルのマンマミーアのシャウトがダンサブル。繰り返しますが、めちゃダンサブル。
「スーパーモデル」
アコギ風のリフで始まり、ダミアンのハスキーな声で覚醒させてくれます。ザ・マネスキンなダンサブルロック。始まりは古典的だけど、サビはモダン、間奏の吹奏楽がかっこいいですね。
「ザ・ロンリエスト」
終わりにふさわしい静かな静かなアコースティックバラードの始まりです。マルーン5みたいな曲ですね サビの盛り上がりが情感たっぷりでハマります。
アルバム感想まとめ
全体的には非常にハイクオリティな出来栄え、前のアルバムは飽きが早かったけど、これはバリエーションが広いので、全ての曲に感情をのせられますね。
荒々しい演奏に洗練されたダンスメロディ、そしてダミアンの荒馬のようなハマイオレンスでセクシーなボーカルスタイル、この一枚は買いだと思いますよ。
ロック好きなら必携のアルバムですね!
イタリアの若きロックバンド「マネスキン」がジョジョ風でカッコ良すぎる!
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