
英語を「勉強する」のではなく、好きな音楽を聴きながら自然に身につける。
そんなコンセプトで制作したのが「Everyday English Listening Through Rock Music」。
日常英会話でよく使われる基本表現や文法を、ロックミュージックの歌詞の中に自然に取り入れました。
スピーキング編では「話すための英語表現」に重点を置きましたが、今回のリスニング編では、実際の洋楽を楽しむ感覚で英語の音やリズムに慣れることを目的にしています。
なぜなら、英語は単語や文法だけではなく、音として聞くことで初めて身につく部分があるから。
なので、このシリーズでは、
・自然な英語の発音
・リンキング(単語同士がつながる音)
・ネイティブらしいリズム
・英語を英語のまま理解する感覚
を取り上げて、ロック音楽を通して体験できるようにしました。
そんな英語ロック動画の英語歌詞と日本語歌詞、フレーズ&文法解説をこれから紹介していきましょう。
Check!!洋楽・映画好きの英語学習まとめ
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英語ロックの歌詞と解説を紹介【リスニング編】
Everyday Life
日常生活をテーマにした1曲目。
特別な出来事ではなく、朝起きること、街を歩くこと、小さな夢を持ち続けること。
そんな「普通の日々」の中にある英語表現を、メロディックロックの温かいサウンドで表現しています。
英語歌詞
I wake up in the morning light
Another day, another fight
I have my coffee, I have my plans
Trying to do the best I can
I get up, I walk outside
The same old streets, the same old ride
I see the people passing by
Living their own stories tonight
I know this world is moving fast
But these little moments last
This is my everyday life
The simple days, the changing times
I am here, I am alive
Finding reasons to survive
I have dreams inside my heart
Even when the days are hard
I get lost, I get found
Still standing on this ground
I make mistakes, I learn again
Every ending starts a beginning
I have memories in my mind
Little pieces left behind
Sometimes I wonder where I go
Sometimes I don't really know
But I keep walking through the night
Looking for a little light
日本語歌詞
朝の光の中で目を覚ます
また新しい一日、また新しい戦い
コーヒーを飲んで
自分の予定を立てる
できる限り頑張ろうとしている
起き上がって外へ出る
いつもの道
いつもの景色
通り過ぎていく人たちは
それぞれの物語を生きている
世界は早く動いているけれど
こうした小さな瞬間は残っていく
これが僕の日常
シンプルな日々
変わり続ける時間
僕はここにいる
僕は生きている
生きる理由を探しながら
心の中には夢がある
たとえ毎日が苦しくても
迷うこともある
そしてまた見つけることもある
それでもこの場所に立ち続けている
間違いをして
また学んでいく
終わりはいつも
新しい始まりになる
心の中には思い出がある
残された小さな欠片たち
時々、自分がどこへ向かっているのか考える
時々、本当に分からなくなる
それでも夜の中を歩き続ける
小さな光を探しながら
語法解説
【have + 名詞】
I have my coffee
(コーヒーを飲む)
haveは「持つ」だけではなく、日常英語で非常によく使われる動詞です。
例:
I have breakfast.
(朝食を食べる)
I have a plan.
(予定がある)
I have a dream.
(夢がある)
「生活の中にあるもの」を表現するときに自然に使われます。
【get + 動作】
I get up
getは日常会話で非常に重要な動詞です。
get up
=起きる
get lost
=迷う
get found
=見つかる
getは「変化」を表すイメージがあります。
【try to + 動詞】
〜しようと努力する
Trying to do the best I can
「できる限り頑張ろうとする」
日常会話でも頻繁に使われる表現です。
例:
I try to stay positive.
(前向きでいようとしている)
【keep + 動詞ing】
I keep walking through the night
keep doing
=〜し続ける
継続を表す重要表現です。
例:
I keep learning English.
(英語を学び続ける)
英語リスニングポイント
この曲では、
「I have」
「I get」
「I am」
のような基本表現が多く使われています。
しかし実際の歌では単語を一つずつ読むのではなく、
I have → アイハヴ
I get → アイゲッ
I am → アイム
のようにつながった音になります。
洋楽を聴きながら、この自然な英語のリズムに慣れることがリスニング力向上につながります。
Open Road Tonight
2曲目のテーマは「旅と冒険」。
知らない場所へ向かう不安と期待、新しい景色を探す気持ち。
人生そのものを一本の長い道に例えた、力強いハードロックナンバーです。
旅をテーマにしながら、日常会話で使われる take / give / can / will などの基本表現を自然に取り入れています。
英語歌詞
I take my keys and leave the town
No looking back, no slowing down
I don't know what I will find
But I know this road is mine
Can you hear the engine roar?
Can you feel the open door?
I give my fear another name
I chase the fire, I chase the flame
I can go anywhere tonight
I can see a different life
I will take this chance again
I will find out who I am
I ask the sky, I ask the rain
Where does this highway end again?
Every question leads the way
Every answer comes someday
Maybe tomorrow I will know
Maybe there is more to show
日本語歌詞
鍵を手に取って街を出る
振り返らない
立ち止まらない
何を見つけるのかは分からない
でも、この道は自分のものだと分かっている
エンジンの音が聞こえるか?
開いた扉を感じるか?
恐怖に別の名前を与える
炎を追いかける
情熱を追いかける
今夜、どこへでも行ける
違う人生を見ることができる
もう一度このチャンスを掴む
自分が何者なのか見つけるために
空に問いかける
雨に問いかける
この高速道路はどこで終わるのだろう?
すべての疑問が道を示してくれる
すべての答えはいつかやってくる
たぶん明日には分かるだろう
まだ見せてくれるものがあるのかもしれない
語法解説
【take + 名詞】
I take my keys
takeは「取る」だけではなく、非常に幅広く使われます。
例:
take a chance
(チャンスを掴む)
take a trip
(旅行する)
take time
(時間をかける)
日常英会話でも頻繁に登場する基本動詞です。
【leave + 場所】
leave the town
leaveは「去る」という意味。
例:
I leave home at 8.
(8時に家を出る)
I left my hometown.
(故郷を離れた)
【Can you〜?】
Can you hear the engine roar?
「〜できますか?」
という意味だけではなく、相手に何かを感じてもらう表現としても使われます。
例:
Can you feel it?
(感じるか?)
Can you see the difference?
(違いが分かる?)
【give + 名詞】
I give my fear another name
giveは「与える」。
しかし英語では、
give someone a chance
(誰かにチャンスを与える)
give it a try
(試してみる)
など、非常に多く使われます。
【will + 動詞】
I will find out who I am
willは未来だけではなく、「意思」を表します。
I will do it.
(やるよ)
という強い決意のニュアンスがあります。
英語リスニングポイント
この曲では、ロックらしい強い発音の中に、
I can
I will
I take
という短い表現が繰り返されています。
ネイティブの発音では、
I can go
→ アイキャンゴー
I will take
→ アイルテイク
のように単語同士がつながります。
英語は単語を一つずつ聞くより、フレーズ全体の音を覚えることが重要です。
I've Been Waiting
3曲目は、ロックバラードらしい「愛と記憶」がテーマ。
過去の思い出、時間の流れ、失われたものへの想い。
現在完了 have seen / have been / have felt を中心に、過去から現在へ続く感情を表現しています。
英語歌詞
I remember the days we had
The happy times, the moments sad
I have seen the world change around
But your voice is still the same sound
I've been walking through the years
Holding memories and fears
I've seen the places we used to go
I've felt things you will never know
I've been waiting for this moment
I've been searching all my life
Through the darkness, through the rain
I still call your name tonight
We were young, we were free
Dreaming about what we could be
Now I know what really matters
Love is more than broken letters
If I could turn back time again
I would find you in the rain
日本語歌詞
一緒に過ごした日々を覚えている
楽しかった時間
悲しかった瞬間
周りの世界が変わっていくのを見てきた
でも、君の声だけは今も変わらない
何年もの時間を歩いてきた
思い出と不安を抱えながら
一緒に行った場所を見てきた
君には決して分からない感情も感じてきた
この瞬間をずっと待っていた
人生すべてをかけて探していた
暗闇の中でも
雨の中でも
今夜も君の名前を呼んでいる
僕たちは若かった
自由だった
何になれるのか夢見ていた
今なら本当に大切なものが分かる
愛は破れた手紙以上のもの
もしもう一度時間を戻せるなら
雨の中で君を見つけるだろう
語法解説
【have + 過去分詞(現在完了)】
I have seen
現在完了は、
「過去の経験や出来事が今につながっている」
という感覚です。
例:
I have seen that movie.
(その映画を見たことがある)
I have lived here for years.
(何年もここに住んでいる)
【have been + 動詞ing】
I've been walking through the years
「ずっと〜してきた」
過去から現在まで続く動きを表します。
例:
I've been waiting.
(ずっと待っている)
I've been learning English.
(英語を学び続けている)
used to
The places we used to go
used to
=昔は〜していた
過去の習慣や状態を表します。
例:
I used to play guitar.
(昔ギターを弾いていた)
【If I could〜】
If I could turn back time
仮定法の表現。
「もし〜できるなら」
現実では難しいことを想像するときに使います。
英語リスニングポイント
パワーバラードでは、感情を込めて歌うため、
I've been
I've seen
I would
のような音がつながったり、弱く発音されたりします。
文章として読む英語と、歌として聞く英語の違いを感じながら聴くことで、実際の洋楽リスニングに近い感覚を身につけることができます。
Chasing The Dream
4曲目のテーマは「夢と成功」。
生まれ育った場所を離れ、自分自身の道を探していく物語。
カントリーロックらしい温かいギターサウンドとともに、努力、成長、未来への挑戦を描いています。
英語では make / try to / become / keep など、日常会話でも非常によく使われる表現を中心にしています。
英語歌詞
I was standing in a small town road
Carrying dreams nobody knows
I wanted something more than this
A different life, a different wish
I started learning every day
I found my own and made my way
To become the man I want to be
I kept moving, I stayed free
Every step I take
Every chance I make
I’m chasing the dream tonight
Running toward the morning light
I’m trying to become someone new
Doing what I was born to do
I’m working hard, I’m moving on
Even when the road feels long
The higher mountain that I climb
The stronger I become with time
I used to think the world was far
Now I’m reaching for my star
The road is never easy, I know
But every mile helps me grow
Better than yesterday
Closer than yesterday
日本語歌詞
小さな町の道に立っていた
誰にも知られていない夢を抱えて
これ以上の何かを求めていた
違う人生
違う願い
毎日学び始めた
自分自身を見つけて
自分の道を進み始めた
なりたい自分になるために
歩き続けた
自由であり続けた
今夜、夢を追いかけている
朝の光へ向かって走っている
新しい自分になるために努力している
自分が生まれた意味を果たすために
一生懸命働き
前へ進んでいく
たとえ道のりが長く感じても
高い山を登るほど
時間とともに強くなっていく
昔は世界は遠いと思っていた
今は自分の星へ手を伸ばしている
道が簡単ではないことは分かっている
でも、歩いたすべての距離が
自分を成長させてくれる
昨日より良く
昨日より近くへ
語法解説
【make + 名詞】
I made my way
makeは「作る」だけではありません。
make my way
=自分の道を進む
make a decision
=決断する
make a mistake
=間違える
日常英会話で非常に重要な動詞です。
【want to + 動詞】
I want to be
「〜したい」
基本表現ですが、会話では非常に頻繁に使われます。
例:
I want to learn English.
(英語を学びたい)
I want to change my life.
(人生を変えたい)
【become】
To become the man I want to be
become
=〜になる
変化や成長を表す言葉です。
【keep + 動詞ing】
I kept moving
keep doing
=〜し続ける
例:
Keep going.
(そのまま続けて)
という表現も日常会話でよく使われます。
英語リスニングポイント
カントリーロック系の英語は、会話に近い自然なリズムがあります。
I’m chasing
I’m trying
I’m working
のような表現は、ネイティブの日常会話でも頻繁に登場します。
歌の中で何度も聞くことで、自然な英語の型として覚えることができます。
This Is My Sound
5曲目は「音楽とロック」。
なぜ音楽を続けるのか。
なぜ自分らしい表現を追い続けるのか。
ロックそのものへの想いを歌った、サザンロックスタイルの楽曲です。
英語歌詞
I was born with a song inside
A restless heart I couldn't hide
I tried to follow someone else's way
But I found my voice someday
The music that I love so much
The feeling of a guitar touch
It tells the story of my life
Through every dream and every fight
This is my sound
This is my road
This is the story I carry alone
If I could change the world somehow
I would still be singing now
The people I meet, the places I see
They become a part of me
And the memories that I keep
Are the promises I never leave
The songs we share
The moments we make
The hearts we touch
The chances we take
日本語歌詞
心の中に歌を持って生まれた
隠すことのできない落ち着かない心
誰かの道を追いかけようとした
でもいつか自分の声を見つけた
大好きな音楽
ギターに触れる感覚
それは僕の人生の物語を語っている
すべての夢と戦いを通して
これは僕の音
これは僕の道
これは僕が一人で抱えてきた物語
もし何かの形で世界を変えられるなら
それでも僕は今、歌い続けているだろう
出会う人々
見る場所
それらは僕の一部になる
そして残していく思い出は
決して離れない約束になる
共に分かち合う歌
作り出す瞬間
触れる心
掴むチャンス
語法解説
【try to】
I tried to follow
try to do
=〜しようとする
努力や挑戦を表します。
【find】
I found my voice
findは「見つける」。
物理的なものだけでなく、
find yourself
(自分自身を見つける)
find your way
(自分の道を見つける)
のようにも使います。
【become】
They become a part of me
become
=〜になる
変化を表す基本動詞です。
【If I could】
If I could change the world
「もし〜できるなら」
現実とは違う可能性を想像するときの表現です。
英語リスニングポイント
ロックボーカルでは、
I would
I've
could
などの助動詞部分が弱く発音されることがあります。
英語を聞き取るには、強く発音される単語だけではなく、短く流れる部分を聞く力も重要ですね。
The Road Goes On
シリーズ最後の曲は「自由と旅の道」。
人生の中で経験した失敗、迷い、出会い、そしてこれから続いていく未来。
ブルースロックらしい深みのあるサウンドで、人生そのものを一本の道に例えています。
最後の曲では、これまで登場した have / make / take / give などの基本動詞や、現在完了・仮定法表現を組み合わせています。
英語歌詞
I’ve walked a thousand miles alone
Searching for a place called home
I’ve made mistakes, I’ve lost my way
But I’m still here another day
I’ve seen the darkness, I’ve seen the light
I’ve fought my battles every night
And every scar I carry now
Reminds me who I am somehow
The road goes on
The story lives
There’s more to find
There’s more to give
I’m not finished, I’m not done
My journey has only begun
I take the highway one more time
Leaving yesterday behind
I don’t know where tomorrow goes
But I believe in what I know
If I had another chance
I would take another dance
With this crazy world tonight
Following the fading light
The road goes on
I keep moving on
Until the final song is gone
日本語歌詞
一人で千マイル歩いてきた
「故郷」と呼べる場所を探しながら
間違いもした
道に迷ったこともある
でも今日もここにいる
暗闇を見てきた
光も見てきた
毎晩、自分の戦いと向き合ってきた
そして今も背負っている傷跡は
自分が何者なのかを思い出させてくれる
道は続いていく
物語は生き続ける
まだ見つけるものがある
まだ与えられるものがある
まだ終わっていない
まだ完了していない
僕の旅は始まったばかりだ
もう一度、高速道路へ向かう
昨日を後ろに置いて
明日がどこへ向かうのかは分からない
でも、自分が信じるものを信じている
もしもう一度チャンスがあるなら
もう一度、この世界と踊るだろう
今夜、この不思議な世界とともに
消えかける光を追いながら
道は続いていく
僕は進み続ける
最後の歌が終わるその時まで
語法解説
【have + 過去分詞(現在完了)】
I've walked
I've seen
I've made
現在完了は「過去から現在までの経験」を表します。
例:
I've learned many things.
(多くのことを学んできた)
I've changed my life.
(人生を変えてきた)
人生を振り返る表現と相性が良い文法です。
【make mistakes】
I've made mistakes
make + 名詞の代表的な表現。
make a mistake
=間違える
make a decision
=決断する
make progress
=成長する、進歩する
英語では「行動や結果を作る」という感覚で使われます。
【take a chance】
I would take another chance
take a chance
=挑戦する、賭ける
人生の選択や挑戦を表現するときによく使われます。
【keep + 動詞ing】
I keep moving on
keep doing
=〜し続ける
例:
Keep learning.
(学び続ける)
Keep going.
(進み続ける)
【If I had〜, I would〜】
If I had another chance
I would take another dance
仮定法。
「もし〜だったら、〜するだろう」
現実とは違う想像や願望を表します。
英語リスニングポイント
この曲では、ブルースロックらしいゆったりした歌い方の中で、
I've
I would
There’s
などの短い音が自然につながります。
実際の洋楽では、単語を一つずつ発音するのではなく、フレーズ全体が一つの音として流れます。
この感覚に慣れることが、リスニング力向上につながります。
まとめ
今回のシリーズでは、
・日常生活
・旅と冒険
・愛と人間関係
・夢と成功
・音楽とロック
・自由と人生の道
という6つのテーマを通して、基本的な英語表現をロックソングの中に取り入れました。
have
get
make
take
give
そして、
現在完了
助動詞
仮定法
基本文法
など、日常英会話で使われる重要表現を、音楽として楽しみながら触れることができたかなと思います。
「英語を勉強する」のではなく、「好きな洋楽を聴いていたら、自然に英語が身についていた」
そんな感覚を目指した英語ロックシリーズ。
ぜひ活用して英語力をブラッシュアップしてほしいですね!