アラフィフ世代の自分が親しんできた有名ロックミュージシャンのファッション&スタイル紹介です。
それぞれのミュージシャンを特徴づけるファッションやブランドを取り上げていきます。
洋楽好きのアラフィフ男性が選んだ海外ロックスターファッションまとめ
ミック・ジャガー
ザ・ローリングストーンズのフロントマンにして「生きる伝説的ボーカリスト」です。
スリムなスーツやフィットしたシャツを基調としたスタイルに、明るい色やユニークな柄を加えて大胆に着こなします。
ステージ衣装ではスパンコールやラメの入った素材で視覚効果を意識。私生活ではエレガントで控えめなカジュアルスタイルを好み、スカーフやシルクのシャツなども多用。
グッチのカスタムスーツは長年の愛用ブランドで、ジャガーにとって象徴的な存在。
アレキサンダー・マックイーンやサン・ローラン の華やかなジャケットも好み、特にサン・ローランのスリムフィットのシルエットは彼のアイコニックな体型に合ったエッジーなデザインとして支持されています。
ローリング・ストーンズの楽曲おすすめベスト10
続きを見る
キース・リチャーズ
世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の伝説的ギタリストです。
ワイルドかつリラックスしたヴィンテージ風が特徴で、デニム、レザー、Tシャツといったラフなアイテムに独特のアクセサリーを加えてワイルドに仕上げています。
大ぶりのスカーフやハット、銀製のアクセサリーを合わせ、自由で気取らないロックスピリットを体現。
サン・ローランのレザーとデニムが定番ですね。
ヴィンテージ風のハット、レイバンのサングラス、老舗ブランドのベルスタッフのジャケットを選ぶことが多く、特にツアーでは重宝しています。
悪魔を憐れむ歌がストーンズとガンズにもたらした不吉な噂
続きを見る
ジョニー・ロットン
破滅的パンクロックとして世界的名声を得た伝説のバンド「セックス・ピストルズ」のフロントマンです。
パンクムーブメントの生きる伝説的存在で、全盛時は破れたシャツやレザージャケットに安全ピン、鋲、チェーン、派手な柄を用いたスタイルで、自己表現のためのファッションを主張。
自身でシャツを切り刻んだり、好きなメッセージをスプレーペイントすることもあり、まさに「反逆」のスタイルです。
ヴィヴィアン・ウエストウッドのパンクアイテムが象徴的で、ドクターマーチンのブーツやモーガンの革ジャンなど、ハードな素材と大胆なデザインを取り入れています。
スティーヴン・タイラー
世界的ロックバンド「エアロスミス」のボーカリストとして、、豪華で派手なステージ衣装が映えるミュージシャンです。
ボヘミアンとエキゾチックを融合したスタイルが特徴的で、特にフリンジやビーズ、カラフルなスカーフなどを使った多層的なレイヤリングを印象的。
タイダイ柄のシャツやロングカーディガン、エスニック調のアクセサリーも多用し、動きのあるシルエットを好みます。
愛用ブランドにはグッチやフリーピープル、アメリカン・リトロなど、ユニークでカラフルなデザインが多いものが多く、トレードマークであるカスタムブーツやアンティークのシルバーアクセサリーもそれらのものからのものが多い印象です。
ラップの走りはこれだった!ランDMC&エアロスミス「ウォーク・ディス・ウェイ 」
続きを見る
アクセル・ローズ
世界的ハードロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のフロントマンです。
全盛時はヘッドバンド、レザー、サングラス、デニムといった80年代ロックの定番スタイルで多くのフォロワーを生みました。
バンダナやレザーを使いこなし、カジュアルながらもエッジの効いたイメージが魅力的でしたね。
ラルフローレンのレザージャケット、ヴィンテージのバンダナやクロムハーツのアクセサリーが特徴的。
現在では大分落ち着いていて、むしろジャケットや革ジャン、ウェスタンハットを被っていることが多くなっています。
足元はウェスタンブーツやスニーカーの出で立ちがステージでもよく見られますね。
今も昔もレイバンのサングラスがトレードマークとなっています。
【ガンズ・アンド・ローゼズ】おすすめ楽曲ランキング10選
続きを見る
スラッシュ
同じくガンズアンドローゼズの「生きる伝説」スラッシュ先生です。
彼のトレードマークは、トップハットとサングラス、そしてレザージャケット。
表情を隠すかのようなヘアーと帽子は、そのミステリアスな雰囲気をさらに押し上げていますよね。
サングラスはレイバンのアビエーター、トップハットはヴィンテージアイテムです(これが一番欲しい)
【スラッシュ大阪公演レポ】最高のパフォーマンスに感動!
続きを見る
ロブ・ハルフォード
ジューダスプリーストのリーダー、メタル界のゴッドとして名を馳せてきたハルフォード。
へヴィメタルシーンにおけるアイコン的存在ともいえる、そのファッションは大胆で革新的です。
メタルの象徴とも言えるレザーとスタッズを全面に取り入れ、全身を黒のレザーで統一。
スタッズやチェーンが装飾されたジャケットやレザーパンツがトレードマークになっており、グローブ、サングラスも欠かせません。
ブラックスケールやボディグローブのレザーウェアを中心に、重厚感のあるアイテムを選び、パフォーマンス中にはメタリックなアクセサリーやスタッズをつけたブーツを愛用しています。
ノエル・ギャラガー
元オアシスの伝説的ロッカーです。
オアシスの屋台骨と言えるソングライティングを担当し、多くの名曲を世に送り出してきた才能あふれるミュージシャンでもあります。
若い頃から苦労してのし上がってきたためか、ファッションにはそこまで気を使っていない印象がありますね。
とはいえ、少ない手数(ブランドやアイテム)でお洒落な雰囲気を纏わせる手腕はなかなかのもの。
ミニマルでクラシックなブリットポップスタイルを象徴していて、Tシャツ、ポロシャツにカジュアルなジーンズやパーカーなど、気取らない英国らしいカジュアルファッションが好印象。
ブランド系でいえば、バーバリーやフレッドペリーのシャツやジャケットをよく見かけます。
全体的にはシンプルなアイテムをうまく着こなし、ステージ上でもシックな装いが特徴的ですね。
リアム・ギャラガー
兄ノエルと共にオアシスを世界的バンドに押し上げた名ボーカリストです。
後ろ手に組んで歌い上げるスタイルが特徴的で、無骨なスタイルとは裏腹の繊細で伸びのある声が魅力的でしたね。
兄ノエルとのエンドレスな兄弟喧嘩を繰り返してきた過激なリアムですが、ファッションは意外にお洒落系です。
モッズファッションを基盤に、オーバーサイズのジャケットやパーカー、ハリントンジャケットを好むスタイル。
足元にはクラークスのデザートブーツやローファーを合わせることが多く、全体的にシックな中にも少し遊び心を持たせたスタイルが特徴です。
自身が立ち上げたブランド「プリティ・グリーン」を始め(2018年に破産)、フレッドペリーといったクラシックなアイテムを多く着用し、特に冬にはバーバリーのトレンチコートやダッフルコートを着こなしています。
アンソニー・キーディス
ミクスチャーロックバンドとして90年代に名声を得た、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのボーカリストです。
ストリートとスポーティーな要素を取り入れた、動きやすいジムウェアが特徴的で、バンドTシャツやキャップ、ショートパンツなど、カジュアルで親しみやすいスタイルが魅力です。
スケートカルチャーにも影響を受けており、コンフォートを重視したスポーティなアイテムが多い印象。
シュプリームやナイキ、アディダスのスニーカーなどのスポーツウェアを始め、バンズやスケートブランドも日常的に取り入れています。
レッドホットチリペッパーズ「give it away」と来日情報
続きを見る
まとめ
海外のロックミュージシャンは、音楽だけでなくそのファッションや香水にもこだわりを持ち、自身のスタイルを表現しています。
彼らの個性的なファッションや香りの選び方は、ファンにとっても大きな注目の的。
お気に入りのミュージシャンがいましたら、ぜひチェックしてご自身のファッションに取り入れてもらえたら、と思います。
ロックファッション
Check!!