「トゥギャザー・フォーエバー」「ネヴァー・ゴナ・ギブ・ユー・アップ」で、80年代後半に大ヒットを飛ばした英国の白人ソウルシンガー、リック・アストリー。
ヒット曲「Never gonna give you up」「Together forever」が流行っていた時(1987年)、私はちょうど中学生でした。
人生で一番洋楽にハマっていた時期でもありますし、MTVや各種洋楽番組が真っ盛りだった時代でもあります。
そんな80年代洋楽黄金時代に登場したリック・アストリーの歌と、それにまつわる自分自身の思い出を語りたいと思います。
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リック・アストリーの曲と初恋の思い出
当時のバブルな明るい雰囲気を表すようなキャッチ―でダンサブルなものでした。
耳馴染しやすく、一度見たら忘れないミュージックビデオ。
当時ですら「古いなあ」と感じたリック本人の「50年~60年代スタイル」のルックスは、「ダサく」もあり「お洒落」でもあった独特の魅力を放っていました。
その大きな理由はリック本人の歌の上手さにあります。
見た目はおぼこい(幼い)のに口を開けば黒人シンガー張りの芯の通った歌声を聞かせてくれる意外性。
リックとその曲を世界的なヒットソングに仕立て上げた大きな要因ですね。
プロデュースしたのが、当時飛ぶ鳥落とす勢いだった売れっ子プロデューサ―集団「ストック・エイトキン・ウォーターマン」ですから、キャッチ―でみんなの耳目を集めないわけがありません。(日本で言えば一時期の小室哲哉。彼もストック~に学んだという話があり)
そんな耳触りの良さとリックの超絶渋いソウルフルな歌声でも十分に洋楽好きの心を掴む理由になりますが、当時の私はそこにさらに人生で初めて本当に好きになった女の子がいたという環境が、リックの歌を「思い出の曲」に高めていたという事実があります。
87年から88年にかけて一年越しに片思いをしていた女の子は、自分とはまったく違うクラスで、話したこともなければ顔見知りですらありませんでした。
わずかにつながりといえば、親しかった友人が彼女と同じクラスだったというだけ。
そんな薄い伝手を頼って意味もなく教室に顔を出していたこともあります。
そもそも一目ぼれしたのも、その友人のクラスに何気なく遊びに行ったときに見かけたことがきっかけでした。
そこから一年以上にも及び、「ええなあ」と思う日々が続いたわけです。
そんなときに聞いていたのが、洋楽80年代後半のポップ・ロックソングたち。
今回のリックの歌なんかまさにドンピシャで、今聞いても当時の淡い恋心を思出せるほどです。
当時のドキドキした思いや、その女の子を見るだけであれこれと想像して「はぁ・・」となっていた純真なあの頃の自分の青春時代が、リックの歌を始めとした洋楽たちには感じることができるのです(結局フラれてしまうのですが)
80年代の洋楽、それは「10代から10代後半」の自分の精神の核の部分に大きな影響を与えてくれた宝物のようなものですね。
リック・アストリーの歌を聞くたびに、そんな思春期の淡い恋心をいつも思い出させてくれるのです。
まとめ
リック・アストリーの曲が自分に与えてくれた「懐かしい影響」を語らせてもらいました。
80年代中盤から後半の洋楽は本当に全ての面において、自分の心の成長に大きな「何か」を与えてくれた栄養剤のようなものだと思っています。
それは30年以上たった今でも、曲たちを聞けば鮮やかに蘇ってくる輝かしきもの。
このブログはそんな宝物のような思い出の80年代洋楽を記録するために始めたのですが、まさにリック・アストリーはその代表格だといえますね。
ぜひとも進化したミドルエイジのリックをライブで見てみたいと思いますよ。
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