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税金の控除と社会貢献ができる「楽器寄附ふるさと納税」を紹介

2023年1月26日

使わない楽器や必要なくなった楽器を寄附することで、ふるさと納税と同じ税金上の特典を受けられるサービスの紹介です。

誰かのためになる上に、税金の特典を得られるのですから、これは耳福というもの。

さらにその対象が楽器ということで、音楽好きには聞き捨てならない情報。

バンドをやっていたり、音楽が趣味の人にとって、使わない楽器が一つや二つは家のどこかにあるのではないのでしょうか。

いったいどんな制度なのか?

どうやったら寄附できるのか?

楽器の種類は?

など、湧き上がる様々な疑問を解決すべく、早速詳細を説明していきましょう!


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楽器寄附ふるさと納税制度について

2021年に三重県いなべ市でスタートし、今では全国で実施されている楽器の寄附及び税の特典制度です。

使わなくなったり、捨てる予定の楽器を寄付することで税金の控除を受けることができ、その楽器が欲しい人たちにとっても非常に助かるという「八方丸く収まる」制度ですね。

寄附先は主に学校や音楽団体。

ホームページからの紹介文を引用すると、

全国の学校や施設では、慢性的な楽器不足に頭を悩ませています。高価な楽器を購入することができず、音楽に携わることができない子どもたちもいます。想いのつまった「楽器」というバトンを、次世代の子どもたちに渡してみませんか。

となっています。

自分が使わなくなった楽器が、本当に必要にしている子供達や演奏家の手に渡るのですから、寄付する方にも楽器自身にも、これ以上幸せなことはないということ。

しかも寄付した方の税金控除の対象になるので、納税者のメリットも大きいです。

「ふるさと納税」の楽器バージョンということになるので、社会貢献の意味合いもありますしね。

ではこれからその詳細を以下に紹介していきますね。

【特徴】

・寄付する先を選べる

・自治体を通じて学校や団体に楽器が届けられる

・寄付先から感謝状が贈られる(音楽イベントへの招待があることも)

・楽器の査定額により税の控除を受けることができる

・一般の「ふるさと納税」と同様に、査定額から2,000円を引いた額が控除される

【手順】

①「楽器寄附ふるさと納税」のホームページにいく

②「寄附きぼう楽器一覧」から、楽器を選ぶ

③楽器ごとの一覧から寄附したい団体を選ぶ

④「楽器査定を申し込む」をタップする

⑤別タブで出てくる専用申し込みフォームの流れに沿って情報を記入・送信する

⑥査定申し込み完了

【注意点】

・「寄附きぼう楽器一覧」に寄付したい楽器がなかった場合でも申し込みは可能(その場合、楽器は査定協力事業者のリユース事業へ展開され、査定額は自治体に寄附され税金控除の対象となる)

・査定に落ちた場合は、寄付の対象外になる(状態の悪い楽器や対象の楽器以外の場合)

【対象の楽器】

・管楽器

フルート / ピッコロ クラリネット サックス オーボエ / ファゴット トランペット / コルネット ホルン トロンボーン ユーフォニアム チューバ / スーザフォン

・弦楽器

チェロ エレキギター/アコースティックギター/バイオリン

・打楽器

ティンバレス/コンガ/スネア/シンバル/その他

・鍵盤楽器

電子ピアノ・キーボード/アコーディオン

*変わる可能性があるので、その都度サイトを要チェック

まとめ

実施している自治体はけっこう多く、全国で20以上が参加しています。

ホームページ上の各自治体の「寄附きぼう一覧」を見ると、主に学校の吹奏楽部からのリクエストが多くなっています。

ロック好きの自分的にはエレキギターの寄附なども考えているので、ぜひこれからじっくりとチェックしていこうと思っていますよ。

ふるさと納税の制度は非常に良くできていると思っていましたし、それを楽器に広げたというのは素晴らしい試みだなとも思いますね。

しかも寄付する先の多くは子供達にということですから、これは大人として奮発せねばならん!と。

当ブログを訪問している方は私と同様に音楽好きな人が多いと思いますので、もし自宅にいらなくなった楽器があれば、この制度をぜひ活用してもらえればと思いますよ!

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