「女性ロックミュージシャンのファッション」特集です。
ロックはワイルドさやアグレッシブさが売りですが、女性の場合はそこに「ゴージャス」「セクシー」「妖艶さ」が加わるというもの。
丸みを帯びたスタイルはロックファッションの「ソリッド感」と相反する雰囲気を醸し出すので、そこがまた魅力的に映るんですよね。
今回はそんな新旧の女性ロックの中でも特に「ロックしているぜ!」というミュージシャンを取り上げて紹介していきたいと思いますよ。
Check!!ハリウッド男性ファッション
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海外女性ロックスターのファッション紹介
1. カレン・O(Karen O)
”パンクとアートが融合した独自のステージ衣装”
Yeah Yeah Yeahsのフロントウーマン、カレン・Oは、ビビッドなカラーリングと奇抜なデザインを取り入れた、まさに「着るアート」。
ヴィヴィアン・ウエストウッド風のパンクスタイルから、DIY感満載のカスタム衣装まで、見る者を飽きさせないセンスが魅力です。
またアメリカの衣装デザイナー、クリスチャン・ジョイ(Christian Joy)とのコラボレーションで知られています。
古着やリメイク素材を用いたDIY精神あふれる衣装を手がけるジョイによる衣装は、パンクとアートが融合した独特の世界観を表現していますね。
おすすめコーデ応用ヒント
- メインカラーにネオンを一点投入
- スパンコールやDIY感のある小物でアクセント
▶️ Instagram: @ko
2. エイミー・リー(Amy Lee)
”ゴシックとヴィクトリアンが交差する幻想的なスタイル”
エヴァネッセンスのフロントウーマン、エイミー・リーは、ヴィクトリア朝風の衣装とゴシックメイクで知られています。
自身で衣装をデザインすることも多く、2004年のグラミー賞では、日本のデザイナーH. Naotoによるドレスを着用。
ロックとファンタジーが融合した独自の世界観が魅力ですね。
おすすめコーデ応用ヒント
- 黒レースを取り入れる
- コルセット風トップス+ロングスカート
▶️ Instagram: @amylee
3. リタ・フォード(Lita Ford)
”華麗でパワフルな80年代ロック・クイーン”
「The Runaways」のギタリストとしてキャリアをスタートしたリタ・フォード。
ソロ転向後も、パワフルなギタープレイとグラマラスなルックスで80年代ハードロックシーンを代表する存在となりました。
特に1988年の大ヒット曲「Close My Eyes Forever」(オジー・オズボーンとのデュエット)は、今なお多くのロックファンに愛されています。
彼女のスタイルは、レザージャケット、メタリックなミニドレス、ハイヒールブーツなど、華麗で強さあふれるロックファッションを体現しています。
おすすめコーデ応用ヒント
- シルバーやレザー素材のアイテムを大胆に取り入れる
- ミニドレス×ロングブーツでグラマラスなロックスタイルを演出
▶️ Instagram: @litafordofficial
4.スージー・クアトロ(Suzi Quatro)
”レザールックのロックンロール・レジェンド”
1970年代に女性ロックミュージシャンの先駆者としてシーンを切り開いた存在。
レザージャンプスーツやタイトなレザーパンツを特徴とし、グラマラスでありながらも力強いロックスピリットを体現しています。
シンプルながらエネルギッシュなファッションは、当時の男性中心だったロック界に一石を投じ、多くの女性アーティストたちに影響を与えました。
スージーのファッションは、ロックンロールの自由さと反骨精神を、女性らしさを損なわずに表現している点が魅力。
タイトフィットなアイテムとシルバーアクセサリーを取り入れたスタイルは、今なお新鮮なインパクトを放ち続けています。
おすすめコーデ応用ヒント
- タイトなレザーパンツやジャンプスーツでシルエットを強調
- シンプルな白シャツやタンクトップを合わせてバランスを取る
- シルバーネックレスやラージベルトでロックなアクセントを加える
▶️ Instagram: @suziquatroreal
5. P!NK(ピンク)
”型破りなポップロッククイーン”
姉後肌スタイルが魅力のピンク姐さんです。
レザーやスタッズ、ミリタリールックスが特徴的。
ステージ衣装やカジュアルコーディネートでは、ユニセックスなアイテムを取り入れつつ、女性らしい柔らかさも感じさせるバランス感覚も光ります。
キャリアを通じて強さと自信をファッションで表現し、パンク文化を現代的なファッションに落とし込んだスタイルを確立しています。
おすすめコーデ応用ヒント
- レザーライダージャケットとミリタリーアイテムを合わせる
- スタッズ付きアクセサリーやチェーンでロック感をプラス
- スポーツウェアやコンバットブーツといったカジュアルさも取り入れる
▶️Instagram: @pink
6. スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)
”ボヘミアンで神秘的なスタイルの象徴”
「Fleetwood Mac」のボーカル、スティーヴィー・ニックスは、ボヘミアンで神秘的なスタイルが有名です。
トレードマークであるフリンジ付きのショール、フローラルドレス、プラットフォームブーツ、そしてリボンをあしらったタンバリンは、1970年代のロックファッションを代表するアイテムとなりました。
デザイナーのマーギ・ケント(Margi Kent)と共に、1975年のツアー衣装を制作し、独自のスタイルを確立しています。
流れるようなロングドレス、ベルベット、フリンジ、羽根飾りを纏い、まるで森の魔女のような雰囲気を醸し出します。
おすすめコーデ応用ヒント
- シフォン素材のロングスカート
- フリンジ付きのショールを重ねる
▶️ Instagram: @stevienicks
7. デビー・ハリー(Debbie Harry)
”パンクとグラマーを融合させたスタイルアイコン”
Blondieのフロントウーマン。
Tシャツにミニスカート、デニムジャケットというシンプルなアイテムを大胆かつセクシーに着こなす、ストリートとグラムが共存するスタイルです。
2024年には、グッチの「Blondie」バッグのキャンペーンに起用され、70年代の雰囲気を現代風に再解釈したスタイルで披露しています。
おすすめコーデ応用ヒント
- ロゴT+レザーミニスカート
- 赤リップでアクセントを効かせる
▶️ Instagram: @blondieofficial
8. パティ・スミス(Patti Smith)
”シンプルでアンドロジナスなスタイルの先駆者”
「パンクの女王」と称されるパティ・スミス。
シャツにメンズライクなジャケット、無造作なヘアスタイルといった、ストイックでワルドなスタイルが魅力です。
2024年のヴェネツィア映画祭では、使い込まれたブレザー、白いボタンシャツ、スキニージーンズを着用し、伝統的なレッドカーペットのドレスコードにとらわれない「ロック」なスタイルで闊歩しています。
おすすめコーデ応用ヒント
- 白シャツ+黒ジャケットのシンプルスタイル
- 足元はスニーカーかブーツで
▶️ Instagram: @thisispattismith
9. ジョーン・ジェット(Joan Jett)
”レザージャケットとスキニージーンズのロックスタイル”
「The Runaways」や「Joan Jett & the Blackhearts」で活躍したジョーン・ジェット。
「ロックの女王」とも言われ、1980年代のパンクロックスタイルをベースにしてます。
ブラックレザージャケットとタイトなスキニージーンズがトレードマークで、その直球ロックスタイルはジャンルを超えて多くのファンを生んでいます。
おすすめコーデ応用ヒント
- ブラックレザージャケットは必須アイテム
- タイトなデニムとシンプルな黒Tシャツでロック感を出す
- ブーツやチェーンアクセサリーでロックスタイルを強化
▶️Instagram: @joanjett
10. コートニー・ラブ(Courtney Love)
”グランジとフェミニンが融合した「グランジ・プリンセス」”
「Hole」のボーカル、コートニー・ラブ。
ニルヴァーナの故カート・コバーンの妻としても有名で、全盛時はビンテージ風のベビードールドレスにダメージドストッキングを合わせるなど、可愛さと退廃的なムードを併せ持った「キンダーホア」スタイルが魅力。
フェミニンとワイルドさが同居した唯一無二の存在感を放っていましたね。
おすすめコーデ応用ヒント
- レース素材やベビードールワンピースをラフに着る
- スニーカーやダメージデニムをミックス
▶️ Instagram: @courtneylove
華やかさに惹きこまれよう!!
どの女性ロックスターも美しさとワイルドさが同居していて、見ているだけで気分が上がりますよね。
女性ならでは華やかさがベースにあるので決して粗野にならないのがいい。
これが男性だと一歩間違えれば「むさ苦しいおっさん」になってしまいますから笑
ということで、今回は紹介文を書いていて久しぶりに心地よかったライティングタイムでした。
もし読者さんで女性の方がいれば、ぜひともプライベートで彼女たちのファッションをどこかに取り入れて欲しいと思いますよ。
男性でも奥さんや彼女に一度お願いしてみれば?