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ローリング・ストーンズの楽曲おすすめベスト10

2020年8月20日

1962年に結成して以来、常にロックの最前線で活躍し続け、平均年齢が70を越えた今でもステージに立ち続けている、伝説のバンド、ローリング・ストーンズ。

同世代に活躍したビートルズと比較されますが、ビートルズが「優等生」的なイメージがある一方、より「不良」のイメージがあったストーンズは、その楽曲もリズム&ブルースの影響を色濃けたファンクなロックンロールが特徴的です。

ファンク系のリズムが好きな自分的にもビートルズよりもストーンズに魅かれていて、コアなファンまでではににしても、一通りの楽曲は耳にしていて、バンド時代にもその中から何曲かカバーさせてもらっています。

今回はそんなローリング・ストーンズの楽曲マイベスト10を紹介したいと思います。

*チャーリー・ワッツ氏死去の報を記事の最後に乗せておきます

*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります

ローリングストーンズおすすめランキング

1位:イッツ・オンリー・ロックンロール(It's only rockn' roll)

ストーンズの代表曲ともいえるナンバー。軽快なキースのギターから始まって歌のサビの間に入るキースのギターリフがやたらと格好いいギターソングだと自分は捉えています。もちろんミックの歌もかっこいい!「たかがロックンロールじゃねえか!でも俺はそれが好きなんだよ」ロックファンの皆がそうだぜ!

2位:ホンキ―・トンク・ウイメン(Honky Tonk Women)

ストーンズ初期のヒット曲。これもキースの「たわむ」ようなギターリフがかなり格好いいです。途中で入るサックス系のサウンドも華を添えていますね。ミドルテンポの懐かしさが漂う曲ですが、体を横に揺らしたくなるような心地よさは最高です。

3位:ブラウンシュガー(Brown sugar)

ストーンズの代表する楽曲の一つ。やたらと朝が似合います。歌詞はかなり微妙ですが、これを明るめのロックで歌い上げるバンドの「楽しけりゃなんでもいぜ!」的な突き抜け感は好きです。繰り返されるキースのギターリフとサックスサウンドが最高ですね。ちなみにこの曲はバンド時代にしょっちゅうカバーしてました。歌いやすくてキーも合うし、数少ない私が上手く歌えた曲でしたよ。

4位:ジャンピン・ジャック・フラッシュ(Jumpin' Jack Frash)

ストーンズ初期の曲でキースお気に入りの歌。キースがクスリをやってる時のことを歌ったそうです。繰り返されるシャープでドスの効いたギターリフとミックの伸びのあるボーカルがやたらとカッコいいです。ちなみに曲名の「Jack Flash」は大麻の一種だそう。「ジャンピング(飛び越えた)ジャックフラッシュ!」ということだから「クスリ抜きできた」ってことなんですかね!

5位:ダイスを転がせ(Tumbling Dice)

初期のナンバー。スローテンポだけどギターのグルーヴ感がやたらと気持ちよくなる曲です。ミック本人はそこまで気に入っていてはないようで「歌詞がイマイチ」と低評価です。確かに和訳を見ると意味がいまいちよく分からないですからね(まあどの曲も大抵そうですが)とはいえ、キースのたわむようなソロ&リフはいかにもストーンズを表していると思います。ゆったりと踊れる良曲。

6位:スタートミーアップ(Start me up)

80年代のストーンズの代表する楽曲です。ブラウン・シュガーと同じくらい朝に聞くと良い目ざめに最高に効きます。シンプルですが、軽快で耳心地の良いキースのギターリフと、ミックの絞り出すようなサビのシャウトがクセになりますね。ちなみにこの曲は出始めのウィンドウズ95のCMソングに使われていました。

7位:ミス・ユー(Miss you)

バンド中期(1978年)のヒットソング。ストーンズお得意の「フーフー」コーラスが映えるメロディアスでアップテンポなロックバラードです。ライブによっては挿入されるブルースハープと、軽快だけどエモーショナルで情感たっぷりなベースラインが好きですね。

8位:デッド・フラワーズ(Dead Flowers)

71年発表のカントリーナンバー。もともとガンズアンドローゼズの南米ライブの動画でカバーされていたので知った曲です(⇒レビュー記事)。カントリーはかなり好きなほうで、郷愁感溢れるギターサウンドがなんだか胸に響くんですよね。キースやミック・テイラー、ロン・ウッドのノスタルジックでミドルテンポなリフ&ソロと、合いの手を入れるようなミックのボーカルがいい感じで聞かせてくれます。ちなみに歌詞はドラッグが原因で死んでいった女性たちを歌ったヘビーな内容です。

9位:サティスファクション(Satisfaction)

バンドの超初期の曲です。原曲はノリはいいものの、曲の雰囲気の割にスローテンポなところが古さを感じます。というよりも、この曲はライブでアップテンポ気味に演奏したほうが合うんですよね。単調ですが、ライブで聞くと確実にノレるステージ系ソングです。

10位:アンジー(Angie)

73年にリリースされたバラードソング。哀愁に溢れて聴き入ってしまうのですが、曲自体は単調でオリジナルアルバムからの雰囲気だと思いっきりスルーしてしまうタイプの歌です。ただライブでピアノが入ったり、即興でギターのソロが入ったりすると途端に化けるので、自分的にはライブ向きの歌かなと思ってます。

最後に

ローリング・ストーンズは昔からよく聴いていたのですが、最近はちょっとご無沙汰でした。

ただ先日たまたま手に入れたバンドの元マネージャーだったルパート・ローウェインスタイン氏の著書「ローリング・ストーンズを経営する」(原題:A prince among Stones)を読んで、バンドの過去や知られざる裏側を知って再び興味が湧き、今回のベストランキングを思いつきました。

自分が生まれる前から存在して今なお現役で活動しているローリング・ストーンズというバンドは、まさにその名の通り「転がり続ける石」のバンド人生をまっとうしている「生きる伝説」的存在。

どうかこれからも命ある限り、その伝説をステージの上で全うして欲しいと願っています。

>>Best of ザ・ローリング・ストーンズ

追記:ワッツ氏が死去

ドラマーのチャーリー・ワッツ氏が2021年8月24日に亡くなられたようです(以下ツイートした内容)

ツイッターの情報元であるバークス記事では死因については詳しく述べていませんが「ロンドンの病院で家族に囲まれる中、安らかに息を引き取りました」とあるため、病気によるものかと思われます。

享年80歳だったということで、年齢的にも天寿を全うされたのかもしれませんね。

どうか安らかに・・・

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