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【40代】思い出の洋楽「恋愛ソングス」9選

2021年11月7日

40代を越えて時々思い出すことがあります。

それは子供の頃の思い出だったり、青春時代の懐かしい記憶だったり・・・

その中でも一番「甘酸っぱい」メモリーとして脳裏に浮かぶのが「恋愛の思い出」です。

年を取るにつれて「ふと」鮮烈な記憶を伴って、あの頃の自分の感情やそのときに感じた風や匂い、情景を思い出すことがあります。

それは楽しい想い出だったり、悲しい記憶だったりするのですが、どれも自分の青春時代の二度と帰ってこない「淡く切ない心のアルバム」のようになっているということ。

その「心のアルバム」を開くカギとなるのが、今回紹介する洋楽ソングスなんです。

今回はそんな私が青春時代を送った80年代、90年代によく聞いていた洋楽のラブソングを紹介したいと思います。

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懐かしの恋愛ソングス

1:マドンナ「Crazy for you」(1985)

80年代らしく華やかで明るい、それでいて少し切ない響きをもった曲は、ちょうど小学生高学年だった自分の初恋の思い出と被ります。

当時まだ洋楽を聞き始めて間もない頃に出会った曲で、洋楽テレビ番組でこの曲のミュージックビデオを見た瞬間に「ビビッ」と背中に電流のようなものが流れる気がしました。

まだ小学生だったので英語の意味は分かりませんでしたが、映像や曲の雰囲気からラブソングだということは分かりましたし、同じクラスの女の子に片思いをしていた自分の心情を描いてくれているような気がして、すごく共感できたことを思い出します。

結局その片思いのままで終わったんですが、それからこの曲を聞くたびにその時の想い出が浮かんできて、今でもちょっと切ない気持ちになりますよ。

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2:デビー・ギブソン「Only in my dreams」(1986年)

中学生の頃に聞いたラブソングです。

当時デビューしたばかりの女性ミュージシャンで、私とそこまで変わらない年齢なのに作詞・作曲もこなしていると聞いて驚いたものです。

自分的にはミュージックビデオを見た瞬間に「ビビッ」と一瞬でその可愛さにやられてしまいました。

もろに好みだったんですよね。

これからしばらくして片思いをし始めた同じ学校の別のクラスの女子も、デビーに雰囲気が似ていましたっけ。

その女の子にはそれから2年も片思い状態が続くんですが、そのきっかけを作ったのが、この曲とミュージックビデオなんですよね~

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3:ガンズ・アンド・ローゼズ「Sweet child of mine」(1987年)

世界的ロックバンドのパワーバラードです。

このバンドは今でもずっと好きで、2017年には来日コンサートにも行ったのですが、聞き始めた中学生当時はまだそこまでではなく、唯一この曲だけが丸坊主の中坊の男心をグッと掴んだというわけです。

曲の良さもさることながら、サビの部分で奏でられるスラッシュの切ないギターソロがすごく良くて、当時絶賛片思い中だった私の心にグサリグサリと突き刺さってきたんですよね。

この曲は今ではガンズ最高のラブバラードという記憶にすり替わっていますが、時々、当時の初恋の熱い想いを蘇らせてくれますね。

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4:ボン・ジョヴィ「I will be there for you」(1988年)

世界的ロックバンドの奏でる熱く切ないロックバラードです。

小学生時代の親友が洋楽好きで、彼が私を洋楽の世界にいざなってくれたのですが、その彼が貸してくれた一番最初の洋楽アルバムがボン・ジョビだったんですよね。

自分の心に直接響くような「熱さ」があって、そこからずごくハマったんです。

そのなかで一番好きだった曲がこの「I will be there for you」。

歌詞もストレートで「俺は君のそばにいるよ。たとえどんなことがあっても・・」という心に迫ってくる「切なさ」を感じていて、この曲を聞くたびに、片思いをしていた自分もそういう気持ちになれたことを思い出しますね。

「君のためなら生死もいとわない。空から太陽でも奪って見せる」

今でも聞くとグッとくる名曲ですね。

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5:バングルズ「Eternal flame」(1989年)

女性ロックバンドのカバーソングです。

この曲を聞いたころはちょうど秋ごろで、初恋も最終段階を迎えていた時期だったと思います。

卒業の年を迎えつつ、高校受験もそろそろと近づいてくる人生の節目の時期でした。

もちろんまだ初恋は実っておらず、不確定な将来のこと、仲の良かったクラスメートともうすぐ離れ離れになる悲しさもあって、このやたらとセンチメンタルな曲を聞いて「あああ・・・」と切ない気持ちになっていたものです。

迫りくる卒業・・・そしてまだ実らぬ片思い。

色んな思いが詰まったこの曲は、今聞いてもしみじみと胸に染みてみて、涙が出てくる切なさを持っていますね。

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6:デビーギブソン「Lost in your eyes」(1989年)

洋楽で初めて一目ぼれしたミュージシャンであり、人生で二度目の初恋を促してくれた運命のアーティストでもある彼女の最大のヒットソングです。

デビー自身が出演しているミュージックビデオの演出もハマりましたし、曲の歌詞もすごく共感できました。

「あたなの瞳に目を奪われている時、まるで天国にいるようだわ」

歌詞自体が女性視点なので、むしろ「自分が好きなあの子もこんな風に思ってくれていたらよいなあ」と妄想をたくましくしていた、というほうが正しいでしょうか(笑)

でもすごく心に響いてきて、曲も歌詞も聴けば聞くほど、ますます片思いの相手への気持ちを募らせてくれました。

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7:セリーヌ・ディオン「My heart will go on」(1997年)

映画「タイタニック」の主題歌になった大ヒットソングです。

高校時代は洋楽から離れていたので、恋愛をいていても邦楽の思い出のほうが多かったのですが、この曲は大学生になって久しぶりに洋楽を再び聞き始めた頃に出会ったラブソングになります。

大学時代の彼女とのデートでこの映画を見に行くことになったときに、映画でこの曲を知りました。

映画も最高でしたし、曲もそれに匹敵するエモーショナルでゴージャスな内容で、映画館を出ても二人で「良かったね」と語り合っていたものです。

一方で「愛する女性のために自分の命を捧げる」という、究極の自己犠牲のラブストーリーがあまりにも切なくて、果たして自分にそんなことができるのだろうか?と自問自答していたことも思い出深いです。

この女性とは数か月後に別れることになりますが、このときのデートの思い出は一番記憶に残っていますし、この女性との思い出はこの映画とこの曲というふうに、自分の記憶にすりこまれていますね。

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8:エアロスミス「I don't want to miss a thing」(1998年)

ブルース・ウィルス主演の「アルマゲドン」の主題歌です。

世界的ロックバンドが熱く歌い上げるパワーロックバラードで、自らが犠牲になることで、地球や愛する娘とその相手を守るという内容にも心打たれましたっけ。

この映画を初めて見たのは、職場で知り合った女性とでした。

気になっていた人だったので、デートに誘ったのですが、快く応じてくれて観に行くことに。

映画は凄く良くて、鑑賞後の彼女の雰囲気も悪くなかったですね。

そこから付き合うようになったのですが、洋楽をその彼女と一緒に聞いたのは、この映画が最初で最後でした。

邦楽が好きな相手だったので、いまいち自分とは趣味が合いませんでしたが、唯一この映画だけが、彼女との洋楽の思い出になっています。

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9:バック・ストリート・ボーイズ「I want it that way」(1999年)

当時ものすごく人気があった男性ボーカルグループの世界的ヒットソングです。

社会人になってから、趣味で友人たちとロックバンドを組むようになっていたので、正直あまりこの手のグループは好みではなかったのですが、唯一この曲だけは「いいな」と思って、当時持っていたデジタルウォークマンに入れて繰り返し聞いていました。

この曲の最大の思い出は、当時付き合っていた彼女と別れることになった日に、そのことを告白された日に入ったカフェでこの曲が流れていたこと。

付き合って数年経っていて、もともと趣味の違いとか性格の違いとかがあって、あまり仲が上手く行っていない時期だったのですが、それでも自分はすごく好きな相手だったので、相手から「別れましょう」と言われた時はすごくショックでした。

そのときに背後で流れていたBGMがこの曲で、それからすぐにウォークマンからこの曲を外しましたし(彼女との楽しい想い出を思い出してしまうので)、どこかでこの曲を聞くと胸が痛む思いもしました。

今では逆に「懐かしいなあ」と胸に響く思い出の曲に変わっていて、月日というのは心の傷を洗い流してくれるのだなあとしみじみ感じます。

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最後に

「音楽というのはタイムマシーンだ」

という言葉を、某テレビ番組でアメリカの有名ミュージシャンが語っていたことを思い出します(名前は忘れました)

その心は「過去に連れ戻してくれるから」ということ。

まさに自分にとって今回の洋楽ソングは、切なくも淡い想い出に満ちたあの頃に戻らせてくれる「タイムマシーン」のようなもの。

当時は悔しさや悲しさもありましたが、今では懐かしい思い出に変わっていますね。

むしろ事情があって独身でいる人、新たなパートナーを探す人とっては、これからが「思い出」を作る時なのではないかとも思います。

数十年経った未来で「この曲を聞いていると、あの頃を思い出すねえ」と言い合えるような時がくればと思いますし、音楽がそんな素敵な未来を彩るツールであってほしいと願っていますよ。

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