
映画に影響を受けてアメリカンバイクにまたがり、爆音の洋楽ロックを聴きながら風を切る。
そんなかつての私のようなバイカースタイルにおいて、なにはともあれ絶対に欠かせない主役アイテムといえば「革ジャン」。
バイク乗りにとっての革ジャンは、防寒着や安全のためのプロテクターの意味だけではなく。自分の「生き様」であり、ワイルドでアクティブな世界観を表現するための最高の戦闘服といえるもの。
今回は、そんな私のような洋楽ロックと映画を愛する大人バイカーに向けて、一生モノとして手に入れるべき本格革ジャンの世界を深掘りしていきたいと思います。
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アメリカンバイク×ロックに「革ジャン」が絶対不可欠な理由!

なぜ、アメリカンバイクと洋楽ロック、そして革ジャンはこれほどまでに相性が抜群なのか?
それは両者に共通する「無骨さ」と「反骨精神(カウンターカルチャー)」があるからこそ。
もともとアメリカンバイクは、広大な大地を駆ける「馬」を近代のテクノロジー(鉄)に置き換えたもの。
そしてカウボーイたちが身にまとっていたレザーの文化が、そのままバイカーたちへと受け継がれました。
さらに70年代から80年代にかけて、イージーライダーのような映画や、Guns N' Rosesをはじめとするハードロックやパンクのミュージシャンたちが、ステージ衣装としてライダースジャケットを愛用したこともあって、「革ジャン=ロック・ワイルド」のイメージが決定づけられたと思います。
鉄の馬にまたがり、ロックな精神を身にまとう。
そのスタイルを完成させる最後のピースが、レザーの重厚感なのですな!
【選び方の基準】大人のバイカーなら「シングル」か「ダブル」か?

いざ革ジャンを選ぼうとしたとき、最初に迷うのが「シングル」にするか「ダブル」にするかという選択に悩まされるバイカーも多いはず。
私の場合は、映画に影響された口なので完全にシングルタイプでした。
もちろんダブルにもその良さが確実にあるので、自分に向いたもの、ファッションテイストに合うものを選ぶのが正解でしょう。
以下に両者の違いをまとめておきますね。
シングルライダース:スマートで洗練された大人の佇まい

前立てがすっきりとしたシングルタイプは、シンプルでどんなファッションにも合わせやすいのが特徴です。
映画『トップガン』でトム・クルーズが着用していたような、ミリタリー由来のフライトジャケット(G-1やA-2)もこの系譜に属します。
武骨でありながらも、どこかスマートで洗練された大人バイカーの雰囲気を醸し出すことが可能。
ダブルライダース:圧倒的な存在感とロックの王道

前合わせが重なり、襟元に大きなスタッズやジッパーが配置されたダブルタイプは、これぞ「ザ・バイカー」「ロック」という圧倒的な存在感を放ちます。
80年代・90年代ロックバンドのメンバーがステージで魅せるようなワイルドさをそのまま体現したデザインで、アメリカンバイクの迫力に負けない力強いシルエットを作ることが可能。
ちなみに私がアメリカンバイクに憧れた原因ともなった映画「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」で主演のミッキーロークが来ていたジャケットはシングルタイプ。
映画用にカスタマイズされており、どちらかというとレーサー仕様のようなフォルムがシュッとしていて「かっこいいな」と思いました。
普段の服でもあまりごちゃごちゃしたのは好きでないので、バイク用のジャケットももっぱらこういうスタイルのものをよく着ていましたね。
一生物を手に入れる!バイカー絶賛の王道レザーブランド3選
ではここからはアメリカンバイカーにおすすめのレザージャケットとそのブランドを紹介していきます。
といっても「穴場」的なものはなく、有名どころばかりになりますが、主役はバイクと乗り手なのですから、あまりジャケットが目立つのは良くないのです。
なのでバイクとライダーをカッコよく見せる、シンプルかつクールなブランドを取り上げていきますね!
1. Schott(ショット)

ライダースジャケットの歴史そのものと言っても過言ではない、アメリカの老舗ブランドです。
特にエポレット(肩飾り)に星型のスタッズをあしらった「ONE STAR(ワンスター)」は、多くのロックスターやバイカーに愛されてきた伝説の一着。
肉厚なステアハイド(牛革)は風を一切通さず、フロントの大型ジッパーはグローブをはめたままでもスムーズに開閉できる抜群の機能性を誇ります。
着込むほどに腕に刻まれる深いシワは、まさにライダーとしての年輪そのもの。
アメリカンバイカースタイルの中心に位置する、最初の一着にふさわしい王道ですね。
2. VANSON(バンソン)

圧倒的な革の厚みと、まるで鎧(よろい)のような頑丈さを誇るアメリカの最高峰レザーブランドです。
最高級の牛革を使用しており、最初は自立するほど硬いですが、着込むほどに自分の体型に合わせて馴染んでいく「育てる楽しさ」があります。
映画『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』でミッキー・ロークが着用していた特注ジャケットも、このVANSON製、あるいはハーレーの特注ではないかと言われています。
最高級のヘビーウェイトカウハイドは万が一の転倒時にも身体を確実に守ってくれる安心感があり、高速道路での強い風圧にもビクともしません。
独特の鈍い光沢を放つ独自のレザーは、アメリカンバイクのクロームメッキの輝きと完璧に調和するでしょう!
4. AVIREX(アヴィレックス)

アメリカ空軍のコンストラクターとして発足したミリタリーブランドです。
本物の軍仕様だからこそ、防風性や耐久性といった機能面は折り紙付き。
ゆったりとしたシルエットはインナーに厚手のスウェットを着込みやすく、秋冬のロングツーリングでも高い防寒性を発揮します。
襟元のボアや、映画の世界観をそのまま再現したバックプリントのディテールが、バイクを降りたときの街歩きでも圧倒的な存在感を放ちます。
映画『トップガン』でお馴染みのG-1ジャケットなど、ミリタリーテイストをミックスした無骨なバイカースタイルを構築するのにこれ以上ないブランドですね!
【筆者のこだわり】安い合皮ではなく「本革」を育てて旅に出る贅沢
実は私自身、初めてバイクに乗るときは「絶対にミッキー・ロークのような格好いいジャケットを着てやる」と心に決めていました。
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当時はどこのブランドかも分からず、とりあえず予算2万円ほどで手に入れた「似ているレザージャケット」を購入し、大満足で街を走っていた覚えがあります。
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今思えばそれは本物のヴィンテージや高級ブランドではなかったかもしれませんが、あの時、袖を通した瞬間の「自分が映画の主役になったような高揚感」は、今でも鮮明に覚えています。
大人のミドルエイジになった今だからこそ、安価なフェイクレザー(合皮)ではなく、傷をも歴史に変えてくれる「本物の牛革」を相棒に選ぶべきだと思うようになりました。
走れば走るほど、雨や風にさらされればさらされるほど、革ジャンには自分だけど旅の記憶(シワや擦れ)が刻まれていくというものですよ(カッコよく締めてみた)
まとめ
バイクファッションと映画、そして洋楽ロックは、切っても切り離せない最高の相性を持っています。
Schottで王道を貫くか、VANSONでタフに決めるか、ルイスレザーでスマートに魅せるか、アヴィレックスでミリタリーを気取るか。
どれを選んでも、あなたのバイクライフを何倍も熱くしてくれることは間違いありません。
ぜひ、あなただけの「一生モノの相棒」を見つけて、お気に入りのロックナンバーを胸に走り出してください!
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