小学生のころは、洋楽と言えば無条件にアメリカ人とイギリス人が歌ってると思っていたので、このバンドのメンバーがノルウェー人だと知っても、
「北欧?しかもノルウェー?」
という感じで、いまいちピンとこなかった。
プロモーションビデオを見てみると、確かに今まで見てきた洋楽の白人とは少し風貌が違うのだ。
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A~HAとの出会い
最初はボーカルの軽~く東洋人が入った目元が妙に印象に残る程度だった。
しかし映像を見てぶっ飛んだ。
映画の原画のような筆写タッチの絵と、生身の人間の見事なまでの融合。
この頃から全盛期を迎えつつあったMTVの影響か、ストーリーもドラマや映画仕立てのようで、ロマンチシズムに傾きがちなキッズの心をググッと掴んで離さない。
曲の入りも絶妙で、キーボードの「タタタタッタ、タッタタタ、タタタタ」のリズムは今聞いても色あせず、サビ部分のコーラスは名曲というにふさわしい、時代を超えた何かがそこにあった・・・・・(評論誌のようなタッチで)
『漫画を読んでいた美女が作中世界のア・ハのボーカルに誘われて、驚きながらも漫画の中に入り込んでいく。ボーカルと一緒に中の世界を散策するうちに、いつの間にか恋に落ちた彼女。しかし甘い時間をすごす間もないまま、敵らしき男たちが現れ、彼らを追い詰めていく。袋小路におちいったそのとき、ボーカルは身を挺して彼女を外の世界に逃がすのであった・・・・』
この頃、爆発的にヒットした「バックトゥザフューチャー」や、ちょっと前にTVで放映された「フィラデルフィア・エクスペリメント」という洋画を見てて、こういう時空を超えて結ばれる恋というのにやたらとハマっていた小学生時代。
タイムトラベルに心震えた「パワー・オブ・ラヴ」 は80年代最強のサントラです!
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このA~HAのビデオでも「おお!」と同じような感動をしてしまったのですね。
この年の大晦日の「夜のヒットスタジオデラックス」スペシャルにa-haが特別出演してて、急いで録音しました記憶が。この記事のために 久しぶりに見て、あの頃の甘酸っぱい思い出が走馬灯のようによみがえりました。
80年代ポップスって、なにか郷愁感のような感覚を呼び覚ましてくれるんですよね。
残念なことに、a-haは今年(2010年)の12月で行われるライブをもって活動を停止するそうです。
特別にファンではなかったのですが、青春の一ページに必ずいた彼らがシーンからいなくなるのは、なんとも寂しい気持ちです。
期間限定の再結成ニュース!&まとめ(2015年~2017年)
2015年に30周年を記念して再結成した模様。
a-ha reunion in 2015! - Music Norway EN
ブラジルのロック・イン・リオでパフォーマンスを行い、さらに同年に10枚目のスタジオアルバム「Cast in steel」をリリースするようです。
さらに2016年3月~5月まで新作アルバムのツアーを行ったとか。
2年限定で活動を再開するのだそうです。
2年ということは、2017年までは彼らを見れるということになりますな。
できれば日本にもツアーで来てほしいものです。
ニューアルバムのレビューです(2022年10月リリース)
a-haの癒しのニューアルバム「トゥルーノース」レビュー!
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