リクルートが運営する自主学習用・英会話アプリ「ビジネス英語コース」加入レビューです。
ビジネス英語はその集大成という感じで、最も難易度が高い内容。
実際に体験してみると、なかなかに難易度が高めでしたが、きちんとやりこんでいけば確実にビジネス英語のレベルが上がるなとも実感しました。
ビジネス英語はTOEICにも共通している語彙や表現も多いので、この講座をマスターすればTOEICのスコアもかなり上げれるとも思います。
ということで、今回は「ビジネス英語コース」の体験レビューをお送りしますね。
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「ビジネス英語コース」体験レビュー
それぞれの項目ごとに紹介していきます。
シチュエーション別レッスン
ストーリー仕立てで学ぶ英会話レッスンです。
電機メーカーの日本人社員が、シリコンバレーやアメリカの国際見本市で体験するビジネス英会話の流れを各パートで再現しています。
ビジネスで頻繁に使う英語表現やボギャブラリーを豊富に扱っていて、キャラクター目線で疑似体験できるので、効率よく英語を身につけられるようになっていますよ。
レベル1~4に分かれています。
各レベルはTOEICスコアで変わってきますので、持っているスコアによって学ぶパートを変えられます。
レベル1⇒TOEICスコア40
レベル2⇒TOEICスコア600
レベル3⇒TOEICスコア730
レベル4⇒tOEICスコア860
それぞれさらにレベル1と2に分かれていて、120ずつのレッスンが展開されていきます。
学習内容は、
>会話理解クイズ
>単語・イディオムチェック
>ディクテーション(聞いた英文を書き取る)
>会話文チェック
>シャドーイング(聞いた英文を口に出す)
>キーフレーズチェック
>リード&ルックアップ(レッスンで使われた英文を口に出して覚える)
>瞬間発話プラクティス
となります。
どれを学ぶかは自分で選べるので、その時々の状況によって必要な英語を学ぶことができます。
まず最初の「会話理解クイズ」。
全てのレッスンの肝になり、各パートで使われるフレーズやキーワードがここで展開していきます。
レベル4ともなると、実践的なビジネス英語が頻繁に使われているため、リスニングがかなりハイレベル。
正直、どれも半分くらいしか聞き取れませんでした(涙)
聞き取りが難しい時は、スピーキングのスピード調節機能を使って「遅い」にするのも可能。
ただし負けず嫌いの私はどんなに聞き取れなくても「これが本場のビジネススピードじゃ!」と意地でも「標準」「速い」を選択して耳をダンボにしていましたけどね^^
またタイムリミットも設定されているので、実際の会話内での流れを想定できるのも良いなと思いました。
次が「単語・イディオムチェック」です。
表示された英単語とナレーションの発音を聞いて、右に示された和訳の選択肢を選ぶレッスン内容です。
綴りと発音を確認できるので、一石二鳥ですね。
「ディクテーション」は会話レッスンで使われた英文表現を聞き取り、それを画面上の空欄に書きとっていくライティングレッスンです。
流される英文ナレーションのスピードを調節できますが、かなりの部分が空欄になっているので、このパートが実は一番骨が折れました。
ただこのパートで書き取りを鍛え上げると、かなり英文表現の記憶の定着が強くなるなとも感じています。
続く「会話文チェック」では、冒頭レッスンでの会話スピーキングを聞きつつ、画面上に表示されている英文や解説文を見ながら、内容を再確認していく学びです。
ここは特に問題が設定されているわけではないので、あくまで「復習&再確認」という感じですね。
「シャドーイング」は、会話レッスンで使われた英語表現をナレーションの声で聴きとりながら、それをそのまま自分の口で繰り返す練習です。
あくまで自己練習になるので、ここは無心に流れる英文を表示された英文を見ながら繰り返すのが、スピーキングの近道になりますね。
「キーフレーズチェック」はこれまでの自習レッスンから一転して、動画を見ながらの学習になります。
外国人の有名講師の解説を聞きながら、会話レッスンで使われたキーワードフレーズについての知見を深めるのが目的です。
講師は全て英語で話しているのでリスニングの勉強になりますし、横に日本語でキーワードの解説も表示されているので、効率的な学びが進められますよ。
「リード&ルックアップ」は、会話レッスンで使われたキーワードフレーズを英文のひとまとまりで「リスニング⇒スピーキング⇒和訳文を見てのスピーキング⇒英文の再確認」の流れになります。
これまでの学習の基礎的な総合復習という感じですね。
最後の「瞬間発話プラクティス」はスピーキングに特化した総合試験です。
会話レッスンで学んだキーワードを軸におき、提示されたシチュエーションを読んで状況を把握、次にナレーションの英語発言を聞いて、それに対しての英文をスピーキングする流れになっています。
会話レッスンでの学びの成果が求められるので、きちんと記憶が定着しているかどうかを確認できる重要なパートだと思います。
ビジネス英単語
ビジネスシーンにおける英会話で頻出となる単語を厳選した講座になっています。
内容は、
Basic:ビジネス、日常に関わらず英会話で必要な単語(1450語)
Advance:ビジネスシーンで押さえておくべき単語(792語)
です。
レッスンを選択すると、各単語が表示されており、ネイティブスピーカーの発音を聞いて、提示された和訳を選ぶ流れです。
単語は会話の基本なので、ここでしっかりボギャブラリーを身につけておくことが大事だと思います。
基礎講座
中学・高校の英語の内容を基本から学んでいレッスンです。
英文法、英単語、リスニング、発音の4つで構成されていて、講師による解説動画や、ビジネス英語のレッスンで使われている形式の学びの流れで進めていきます。
TOEICや新日常英会話の講座でも同じ内容でサービスに含まれていたので、全レッスン共通の内容になる感じですね。
学校英語は全ての基本になるので、ここで改めて学び直しをするのも悪くないなと思います。
1分クイズ
日本語のことわざや慣用句を英語で言い直すとどうなる?的なクイズレッスンです。
ビジネス的な言い回しもあれば(上の写真のような)、日常会話で使うものも挙げられています。
たとえば「ちくちくかゆい」「ご自愛ください」「思い立ったが吉日」のような感じです。
こうした表現をさらっと入れ込むと会話の流れがスムーズになりますので、覚えて置いて損はないレッスン内容ですね。
オンライン英会話教材
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オンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ英会話」とのコラボ企画です。
ビジネス英会話コースで自主学習を進めていき、講師との対話レッスンでリアルレベルのコミュニケーション能力を高めていくことが狙いです。
このコースは別途申し込む必要があります(私は今回はスルーしています)
自主学習だけでは物足りない、英語交渉力を身につけたい、対面コミュニケーションスキルを磨きたい、という人におすすめだと思います。
デイリーレッスン
旧「日常英会話コース」で使われていたレッスン内容をそのまま学べる講座です。
海外旅行や普段の会話で使える内容になっています。
英検で5級から準1級程度のレベルの英語知識を想定しています。
レベルごとに288レッスンあり、さらにそこから「会話理解クイズ」「単語チェック」「ディクテーション」「会話文チェック」「シャドーイング」「リード&ルックアップ」の学習を進めるようになっています。
本編であるビジネス英会話コースとほぼ同容量の学習レッスンを学べるようになっているので、これだけでもかなりお得だなと思いました。
ビジネス英語コースの概要とおすすめポイント
コースの概要とおすすめポイントをまとめてみますね。
概要&ポイント
・1回最短3分から、通勤時間や就寝前などのスキマ時間で学習できる
・スマホ・PCですべてを完結
・ディクテーション・シャドーイング・発話練習もアプリ一つで本格的なトレーニングが充実
・大ヒットドラマ「下町ロケット」などを手掛けた脚本家、稲葉一広氏によるドラマ式レッスン
・プレゼン、交渉、会議など、リアルなビジネスシーンに基づいたストーリーで楽しく学べる
・中学レベルの学び直しから実践的なビジネスシーンまで対応
・元大手英会話スクールのカリスマ講師Matt先生による、1回1分英会話レッスンでビジネス英語を攻略
・ビジネスシーンに使える「とっさの一言700フレーズ」を収録
・全ての機能が7日間無料でお試し可能
・ビジネス英語コースをお申込み頂くと、「日常英会話コース」も使い放題
リスニング、リーディング、スピーキング、ディクテーションの4つの能力が満遍なく学べる内容になっています。
とくに「ディクテーション」(英語のリスニングで音声を聞きながら、書き取りをする勉強方法)は、あまり通常のオンライン英会話サービスでは見受けられないので、画面上のタップでそれを簡単にできるのは非常に大きいと思います。
ビジネス英語のレベルは段階的に対応していて、TOEIC400から860までのレベル別に細かく学べるように設計されていますし、間違えたところも復習できて記憶に定着しやすいシステムも良いなと感じていますね。
ビジネス英語コースの申し込み方法
コースの申し込み方法です。
通常の契約と、無料お試しの2つがあります。
以下にその流れを紹介していきましょう。
リクルートIDを作る
まずはサービス運営元のリクルートIDを作成します(すでに持っている人は不要です)
登録用のメールアドレスとパスワードを用意して入力するとログインできます。
コースを選択する
ビジネス英語コースには2つあります。
「英会話セットプラン」と「ベーシックプラン」です。
英会話セットプランはオンライン英会話サービスとコラボした内容になっており、別料金での申し込みになります。
今回はシンプルに「ベーシックプラン」を申し込むことにします。
その際に無料体験を選ぶと、サービスを無料で利用できます(7日間)
1:インターネットブラウザとスマホアプリのどちらかを選ぶ
申し込みにはインターネットのブラウザ(タブレットやパソコン経由の公式サイト)と、スマホのアプリからの2つあります。
口コミではネットブラウザの申し込みのほうが安くなるとあったので、私自身はパソコンのブラウザ画面から申し込みました。
2:申し込みパックを選ぶ
支払方法の選択です。
・12か月パック⇒一括払い「32,730円/月々2,728円」
・6か月パック⇒一括払い「18,348円/月々3,058円」
*パック料金は一括払いのみになっています。
*2023年5月22日までに申し込むと、上記の価格からさらに安くなります。
・月額払い⇒3,278円
無料体験を試す場合は「初回限定、7日間無料体験期間は料金が発生しません」の表示を確認してから、以上のどれかから料金プランを選ぶようにします。
*私は月額3,278円を申し込みました。
3:支払方法を選ぶ
クレジットカードとキャリア決済(ソフトバンク・AU・ドコモ)払いの2種類です。
料金プランと支払方法を選択して「確認画面」をチェックした後、サービスの利用になります。
マイページのプロフィールを作成する
申し込みが済むと、プロフィールの作成に移ります。
アイコンを選び、続いてニックネームを作成します。
それが終わると、いよいよ学習の開始です。
このページでは「アプリで学習した時間や内容、習得度などが一覧でチェック」できるようになっています。
表示が非常に分かりやすいので、学習を進める上で良いモチベーションになりますよ。
スマホで「ビジネス英語コース」を利用する方法
スマホでのアプリの利用法です。
今回の記事で使っている写真はパソコン画面からのキャプチャになりますが(写真の映りが良いため)、本来はスマホでの使用がメインです。
理由としては「いつでもどこでもできる」「通勤中や移動中、作業中に学べる」のがこのサービスの最大の魅力だからです。
ただ申し込むときに「パソコンのブラウザ画面からでなく、スマホのアプリ経由の申し込みになると、料金が割高になる」という口コミがあり、その情報をベースに「申し込み⇒ブラウザから、普段の利用⇒スマホから」を想定しています。
以下にその流れでまとめてみますね。
①インターネットブラウザ(パソコン画面)で「スタディサプリEnglish ビジネス英語コース」に申し込む
②スマホのアプリで「スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース」をダウンロードする(ブラウザ上の公式サイトからでも可能)
②アプリをDLした後は、作成したアカウント(登録メールアドレス・リクルートID)で入る
以上で完了です。
もちろんスマホのアプリからでも申し込みは出来ます。
流れはブラウザ画面と同様だと思いますので、上記の流れで行ってみてください。
サービスを解約する方法
サービス契約を解約する方法です。
無料体験期間を終えて「やっぱりやめよう」とか、有料入会後に「ちょっと違う」「目的は果たした」と思った時に行うプロセスです。
料金支払いなどの契約がこれで解約されます。
以下に説明していきます。
①マイページのメニューバー・ユーザー情報から「契約状況の確認」を選択
②ページ下部の「解約する」を選択
③次ページ「ご注意ください」最下部の「解約する」を選択
④次ページ「解約確認」の最下部の「解約する」を選択して完了
⑤「スタディサプリEnglish」マイページメニューのユーザー情報で「契約状況の確認」タブが消えていることを確認し、終了。
注意しないといけないのは「退会する」とは異なることです。
「退会」はあくまで「スタディサプリEnglish」サービスの退会になるので、支払いに関する契約はその時点では終了できません。
あくまで「解約」の流れで手続きを進めてください。
無料期間での解約も同様の流れです。
7日前までに「解約」を済ませてください(過ぎると課金が発生します)
まとめ
自分のペースで進められつつ、通勤や移動中、仕事や家事の合間に「~ながら勉強」できるスタディサプリEnglish。
今回のビジネス英語コースは、さらに日常英会話コースも丸ごと一つ学べるようになっていて、一つのコースで2つの英会話レッスンが利用できる流れなのもお得です。
総じてユーザーフレンドリーな内容になっていると感じました。
デメリットはあまり思い当たらなかったので、その辺りのレビューを参考にしたい人には申し訳ないです。
ただちゃんと時間をかけて学べば、ビジネス対応できる英語の基礎をマスターできる内容になっていると思うのは確か。
TOEIC対策にも向いていると思うので、ビジネス英語で良い英語学習教材を探している方は、是非一度試してほしいと思いますね!
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