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心に残るゴルフ映画おすすめランキング【5選】

2022年8月30日

ゴルフ映画おすすめ紹介です。

雨の日などでプレイできないとき鑑賞すると、ますますゴルフが好きになる、したくなる名作ぞろいです。

笑ったり、泣いたり、感動したり、グリーンの上で繰り広げられる人間模様はまさに人生そのものですよね。

人生の酸いも甘いもかみ分けた中高年世代になると特によくわかる「ゴルフの味わい深さ」。

そんなグリーン上の人間ドラマを興味深く描いた作品を5つご覧ください。

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心に残るゴルフ映画おすすめランキング【5選】

1位「グレイテスト・ゲーム」

実話をもとにしたゴルフ版サクセスストーリーです。

1913年に開催された全米オープンゴルフでの実際の物語で、当時この大会にアマチュアゴルフプレーヤー、フランシス・ウイメットが起こした奇跡を描いています。

主人公を演じるのが「コンスタンティン」「トランスフォーマー」で有名になったシャイア・ラブーフが演じているのも、個人的に好感が持てました(どちらの映画の演技も良かったので)

ストーリーは「金持ちのスポーツだったゴルフに名もない庶民のプレーヤーが大会に参加し、優勝を成し遂げた」というマンガ的な展開です(でも実話)

ゴルフという映画にするには少し退屈な(動きが少ないため)スポーツを題材にしつつも、グリーン全体を俯瞰にしたり、ボールショットを効果的に描いて飽きさせないカメラワークにも「良いな」と思いました。

とにかく緑の風景がいいんですよね。落ち着きますしね。

ディズニー作品ならではの風景の素晴らしさ、カメラワークの良さはもちろんのこと、主人公とキャディーの関係性も良かったです。

本来参加するはずだった友人が来れず、代わりに10歳の弟がキャディーに参加するなんて、今では考えられないですが、これ実際そうだったんですよね。

映画ではその小さなキャディーが主人公に言葉をかけていくのですが、この辺りはさすがに「バガ―ヴァンス」的な演出かなと思いました。

最後は夢かなって優勝を果たすなど、スポーツムービーの王道をいく展開に満足。

やはり映画はこうでないといけませんね。

ゴルフ好きなら必見の一作ですよ。

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2位「ボビー・ジョーンズ/球聖と呼ばれた男」

「球聖」と呼ばれ、アマチュアで年間グランドスラムを達成した偉大なゴルファーの描いた伝記作品です。

女子プロゴルファーの渋野日向子さんが「最後は感動して泣いた」ということを知り、興味を持って鑑賞しました。

伝記作品なので、物語の展開はNHK大河ドラマなみに早いです。

ただポイントはきちんと押さえているので、物語の勘所は十分につかめます。

アメリカで生まれたボビー・ジョーンズが父親の影響でゴルフに興味を持ち、成長するにつれてその才能を表していきます。

癇癪を起すところもあって、若い時は未熟な部分もありましたが、成人後は自らのプレーのミスを自ら申告するという紳士ぶりを発揮。

実際に「誰も見てないからいいだろう」という意見に「銀行で金を盗まなかったからと言って、誰も褒めない。ゴルファーとして当然の行為だ」と言ったとされており、まさにスポーツマンシップにのっとった球聖にふさわしい人物ですね。

そんな彼も28歳のときに病気が原因で現役を引退します。

脊髄空洞症という病気で、足腰が立たなくなる症状だとか。

車椅子を余儀なくされ、ゴルフからは引退しますが、その後も本業の弁護士業を営みつつ、ゴルフの発展を支えたそうですよ。

伝記作品ということで、そこまでドラマティックな展開はありません。

ただ彼の誠実なプレースタイルはゴルフをする際の教えになりますし、、美しいゴルフ場の景色はとにかく目の保養に良いですよ。

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3位「バガ―ヴァンスの伝説」

マット・デイモンとウィル・スミスが共演した作品です。

ストーリーは「挫折した天才ゴルファーが、キャディーの少年との交流によって再生する話」という流れ。

途中で謎の人物「バガ―ヴァンス」がキャディに雇ってくれと言ってきて、彼がマット・デイモンをサポートしていきます。

全体的には「映像の美しさ」が良くて、これはどのゴルフ映画も同じですが、とくにこの作品は心に染みましたね。

監督がゴルフ好きのロバート・レッドフォードということで、ストーリー展開そのものよりも「美しい作品」作りに重点を置いた作風が感じてとれます(俺のゴルフ美学的な)

マット・デイモンは戦争帰りの元ゴルファーなんですが、PTSDの影響で自堕落な生活を送る毎日を過ごしていました。

そこに元恋人で父親から譲り受けたゴルフ場を残すために、娘が有名なゴルファーと招待し大会を行う。そこに元恋人のジュナ(マット・デイモン)もいた、という感じですね。

途中で雇われたキャディのバガーヴァンスの言葉がなかなか良かったです。

「グリーンの芝は生きている。太陽がある方向に芝が向くので、午前と午後では全然違うグリーンになる

「ゴルフは勝負するのではなくてプレーすること」

などなど、人生をゴルフにたとえた表現が多く出てきて、まさにゴルフ好きの監督の哲学が込められている感がありますね。

風景が美しさとともに、ゴルフと人生のシンクロを味わえる味のある映画です。

ゴルフ好きの人なら心に響くものがあると思いますよ。

4位「ティン・カップ」

落ちぶれた天才ゴルファーがゴルフへの情熱と、一目ぼれした精神科医の女性への恋をかけてUSオープンで勝負するスポーツラブコメディ作品です。

メインの登場人物、ケヴィン・コスナー、ドン・ジョンソン、レネ・ルッソは3人とも好きな俳優さんだったので、そこは安心して見れました。

主人公の破天荒なふるまい(人の意見を聞かない、クラブをへし折る)などの描写は、こうした映画ではけっこうありきたりなので「ああ、またこういうタイプか」と鼻くそをほじって見てられましたが、最後の池ポチャのシーンでは「えええ」となりましたね(笑)

まあこんな「ありえへん」展開が映画と言えば映画らしいので、そこはそれという感じで許せますね。

ケヴィンコスナーは後年の「スーパーマン」「カンパニーメン」のような寡黙な役柄のほうが好きなんですが、この当時のワイルドでちょっと軽めのキャラも似合ってますよね。

ゴルフ的にはそこまで見どころが多くはありませんが、グリーン上の破天荒なプレーは「やってみたいな」とちょっと思わせてくれました。

あとはゴルフ映画の魅力と言える「コースやグリーン、青空の美しさ」ですかね。これはどの作品でもハズレなしですね。

これを見るだけでもゴルフ映画を観る価値はあるかなと思うくらいです。

個人的に一番ツボだったのは「レネ・ルッソの美しさ」

ちょうどこの頃が全盛期の女優さんでしたから、さすがに画面に映えましたね~

自分もこんな女医さんにかかってみたいです。

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5位「俺は飛ばし屋・プロゴルファーギル」

アダム・サンドラー主演のコメディ作品です。

ストーリーは単純で「アイスホッケー選手を目指す青年が目が出ずに悶々としていたところ、祖母の家が税金の未払いで取られることを聞き、たまたま見出されたゴルフの才能を生かしてトーナメント賞金を狙う」という内容です。

いかにもコメディチックな展開ですが、内容も思い切りバカバカしいお笑いムービーでした(笑)

ゴルフのボールがギュインととんでもない方向に進むとか、やたらとバイオレンスなところとか(コミカルですが)、全体的に過激気味で笑いもアメリカ的なので、なるほどこれは日本では受けないだろうなあと(日本未公開)。

ただその辺りは「トロピックサンダー」と相通じるものがありましたし、この映画でも共演していたベン・スティーラーの笑いと似ていて自分は好きなんですけどね。

主人公のゴルフの才能を見いだしたチャップスが、ロッキーの親友だったアポロ役の俳優さんだったことが秘かに驚きでした。この人、こんな映画出てたのかよと(笑)

ゴルフ的には初心者がやりがちなミスを見れるのが楽しかったですね。

序盤で主人公がアイスホッケーの癖がぬけずに、クラブをホッケー持ちで打つのですが、飛ばすのが得意なのでギュィーンとグリーンに乗せて、あとは意外に地道にパターでインしていくという流れ。

映像も実際のゴルフ場で撮影されていますし、すごく爽快な気分になれますよ。

あとこの手のコメディによくある「笑いつつも、最後はほろりとさせる」ところも何気におすすめです。

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まとめ

良いなと感じたゴルフ映画をまとめてみました。

昔のものばかりになりますが、今見ても全然良さを感じさせてくれます。

ゴルフというのはどうしても動きが落ち着いているので、躍動感あふれるスポーツやアクション映画には向かないんですよね。

その代わりにゴルフに込められた哲学や風景の美しさが良いと感じることができれば、すごく心に響く内容になると思うんですよね。

あとはショットだったり、グリーン上のあれこれだったりの臨場感を見て「分かる、分かる」と共感を得られるところも、ゴルフ映画の良さではないでしょうか。

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