スピード感溢れるカーチェイスやお洒落な車内の会話まで、車のシーンが最高にカッコイイ映画5選です。
圧巻のカーアクションは目を奪われますよね。
追う追われるの躍動感もさることながら、車を小道具に見立てて繰り広げられるヒューマンドラマも様になります。
お洒落な会話も最高。
今回はそんなカームービーのマイベストランキングを紹介していきましょう!
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車がカッコいい映画ランキング
1位:ベイビー・ドライバー「スバル・インプレッサ」
音楽×カーチェイスの最高峰というべき作品。
サントラもカッコいいですし、それに合わせたドライビングの半端ないテクニックが痺れます。
犯罪組織の運転手“ベイビー”が、プレイリストに合わせて華麗にハンドルを握るカーアクションは、まさに“MVの中の実写”。
登場する赤いスバル・インプレッサWRXがまたカッコいいんですよね~
あの車であの走りはズルい。
カーチェイスにここまでリズム感とスタイリッシュさを詰め込んだ作品は他にないと思います。
「アクション映画」というより「ドライブの気持ちよさを音と映像で爆発させた音楽映画」に近いかな?
観終わったあと、スバルの中古車サイトをチェックしてしまった人、多いはず!(私です)
ポイント
「音楽×ドライブ=最高の映画体験」
▶ 赤いスバル・インプレッサが街を舞うように駆ける冒頭のカーチェイスは圧巻。
▶ 映像も音もオシャレ過ぎて、“今夜ドライブしたくなる度”はダントツ。
2位:スペクター(007シリーズ)「アストンマーチン」
スパイ映画の金字塔『007』シリーズは、車のカッコよさでも常に時代のトップを走る作品です。
英国仕立ての諜報員が乗る車ですから、カッコいい以上の「優雅さ」があるんですよね。
その代表格は何といっても、ボンドカー=アストンマーティン。
特に『ゴールドフィンガー』(1964)のDB5は、もはや文化遺産レベルの名車。
“見た目クラシック、中身は最新兵器”というギャップがズルい。
回転ナンバープレート、機銃、シート射出・・・・男子の夢が全部詰まっていますよ?
近年では『カジノ・ロワイヤル』や『スペクター』でも、モダンなアストンマーティンが活躍(個人的にはこちらの方が好きです)
滑らかなフォルム、重厚なサウンド、そして「運転手がジェームズ・ボンド」という反則的カッコよさ。
“紳士がスーツでドリフトする”ような世界がここにある!
ボンドカーに乗る男は、スピードすらエレガントに支配する!ですね^^
ポイント
「スーツにアストンマーティン。これが男の理想形」
▶ DB5の渋さ、最新モデルのセクシーさ、そして隠しギミックの夢。
▶ 紳士のドライビングとは何かを教えてくれる。
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3位:ミッションインポッシブル/フォールアウト「BMW M5」
トム・クルーズの“本気の運転”が観られる唯一無二のシリーズ。
第6作『フォールアウト』では、BMW M5(E28型)を駆りながら、パリの街を逆走する狂気のチェイスが展開します。
車好きなら「おっ、旧M5使ってる!」とテンション爆上がりでしょう!
しかもCG無し、スタント無し、ほぼトム本人の運転。
本気でやってるからこその臨場感がヤバいですよ?
M5で階段を下り、バイクで車列をすり抜け、ヘリで山岳を攻める。
これはもう、カーアクションの総合格闘技というべきもの!
毎回違うマシンをスタイリッシュに使い倒すこのシリーズ、カーアクションファンには欠かせませんよね。
“信じられない場所で、信じられない走り”をやってのける。
その爽快感こそが、ミッション:インポッシブルの真骨頂なり!
ポイント
「走る、飛ぶ、逆走する!スパイアクションの総合芸術」
▶ BMW M5で階段を下る狂気のシーンに痺れる。
▶ 本人運転の説得力も加点大。
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4位:フォードvsフェラーリ「フォードGT40」
アメリカの自動車メーカー・フォードが、伝説のル・マン24時間レースでイタリアのフェラーリに挑む、実話ベースの熱いドラマ。
マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーと、クリスチャン・ベール演じるレーサー、ケン・マイルズの二人が、名車フォードGT40を開発し、ライバルに立ち向かう姿が圧巻です。
レースシーンはエンジンの轟音と共に息づき、スピード感と緊張感が手に汗握るリアルさ。
単なるカーレース映画じゃない、技術者とドライバーの信頼、企業のしがらみ、男たちの熱い友情と闘志が絡み合うヒューマンドラマでもあるんですよね。
ル・マンの長いストレートを駆け抜けるフォードGT40の姿は、まさに“走るために生まれた”究極のレーシングマシン。
車好きだけでなく、人間ドラマを味わいたい人にも強くおすすめですよ!
ポイント
「熱きアメリカンレーシングの真髄」
▶ フォードGT40が魅せる圧倒的な走り。
▶ 技術と情熱、男たちのドラマが胸を打つ。
5位:マッドマックス2「フォード・ファルコン」
『怒りのデス・ロード』の前作にして、伝説の始まりとなった名作です。
荒廃したオーストラリアの大地を、改造車が疾走する唯一無二の世界観(北斗の拳のモデルにも)
メル・ギブソン演じるマックスの愛車「インターセプター」は、V8エンジンを搭載したフォード・ファルコンXB GT──まさに“終末感と機能美”が融合した一台。
黒いボディにスーパーチャージャーが突き出す姿は、車好きなら一発で惚れるはず!
敵味方含めて登場するビークルすべてが改造モデルで、車好きなら思わず見入ってしまうこと間違いなし。
見た目はスクラップなのに、走り出すと誰よりも速いインターセプター。
ボロくてイカれてるのに、最高にスタイリッシュ。
マッドマックス2は、その原点ですね!
ポイント
「終末の疾走。V8インターセプターの伝説はここから始まった・・・」
▶ ワイルドさでは頂点的な作品。
▶ “荒廃美”にややクセありで、好みが分かれるかも。
6位:グリーン・ブック「キャデラック・ドゥビル」
派手なアクションはない。でも、この映画の車は“カッコいい”を超えて“美しい”。
物語の舞台は1960年代アメリカ。
黒人ピアニストとイタリア系運転手の人種を超えた友情を描く本作で、旅の相棒になるのがキャデラック・ドゥビルです。
優雅でクラシカルなフォルム、重厚でどこか哀愁漂う存在感。
荒れる南部の田舎道を走るキャデラックは、2人の関係の変化を見守る「もうひとりの登場人物」といえるべきもの。
サスペンスも爆破もないけど、静かに胸を打つドライブシーンの数々がいい感じです。
無駄のないハンドルさばき、柔らかなサスペンションの揺れ。
運転することが、こんなにも温かく描かれた映画はそう多くないですよね。
大人の男が観て、「クルマって、やっぱりいいな」と心から思える一作です。
ポイント
「派手さゼロ。でもクラシックカーの“品格”が沁みる」
▶ キャデラック・ドゥビルで旅する温かい物語。
▶ カーアクション目的だと拍子抜けするかも。でも“車に人生を重ねる映画”としては唯一無二。
7位:ドライヴ「シボレー・シェベル・マリブ」
“静”と“動”が完璧に共存した、異色のカーアクション映画。
ライアン・ゴズリング演じる寡黙なスタントドライバーが、夜のL.A.を滑るように駆け抜ける姿は、とにかくクールの一言。
登場する車も地味ながら味がある、彼の愛車である1973年型シボレー・シェベル・マリブは、目立たないけどトルクのある無骨な一台。
でもこの映画は「どの車に乗ってるか」より、「どう走るか」が最高にカッコいいんですよね。
夜の街、淡いピンクのネオン、80年代シンセ風のBGM・・・
ただの犯罪ドラマじゃなく、“男の美学”を突き詰めたようなスタイリッシュな世界観に引き込まれます。
言葉は少ないが、ハンドルを握る手に全てを込める。
そんな「背中で語る」系の映画が好きなら、このドライヴはまさに刺さる一本。
観終わったあと、自分の運転まで無駄にカッコよくなった気がしてしまうのも、きっとこの映画の魔力ですよ。
ポイント
「静かな夜の逃走劇。美意識で魅せる大人のドライバー映画」
▶ 車というより“走るスタイル”がカッコいい。
▶ ゴズリングの無口っぷりと音楽の余韻で、余計に心を掴まれる。
8位:ミニミニ大作戦(原題はイタリアン・ジョブ)「ミニクーパー」
「ミニクーパーが一番カッコよく見える映画」としてお気に入りです。
1969年と古い作品ですが、とにかくレトロでお洒落。
金塊強奪チームが、LA市内で大暴れ。狭い路地や地下鉄、果てはビルの中まで走り抜けるシーンは圧巻の一言です。
冒頭に登場するアウディS8やランボルギーニ・ムルシエラゴも贅沢な脇役ぶりで、車好きには終始ニヤけっぱなし。
クライム×カーアクションとしての完成度も高く、最後まで軽快でスタイリッシュでしたね。
“走ってるだけでオシャレ”って、こういうことなんだなと実感させられる一作でしょう。
ポイント
「ミニクーパー大暴れ!LAの街が遊園地に変わる」
▶ 走ってるだけでオシャレな映画。
▶ ミニ好きなら、惹きこまれること間違いなし。
9位:トランスポーター「BMW 735I」
ジェイソン・ステイサム演じる“運び屋”の映画。
まだ若き頃のステイサムのセクシーさが光ります。
仕事人としての規律、そして高いドライビングテクで敵を翻弄する、シンプル&クールなアクション映画として評価が高いですね。
乗ってるのは黒いBMW 735i(後にアウディにチェンジ)。ヨーロッパの街並みを背景に繰り広げられる“逃げの美学”がとにかく痺れます。
カンフーのような肉弾戦と、精密機械のような運転操作が融合した演出がクセになりましたよ。
無口な男が黒いスーツで高級車を操る・・・
そんな中二病的な理想像に、なぜか大人になっても憧れてしまう自分がいます(笑)
ポイント
「クールで静か、そして華麗。ステイサム×黒塗りセダン」
▶ 地味なBMWがここまでカッコよく見えるとは!
▶ スタイル重視な一本。“無骨な魅力”に憧れます。
10位ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT「フェアレディZ、マツダRX-7、ランサーエボリューション」
ワイルドな車の映画の代表格。
ストリート系の車を扱う作品では、このシリーズはダントツにカッコいいですよね。
中でもこの作品はシリーズ中で異色の“東京編”。
ストリートカルチャーとドリフト走行の融合は、今見ても新鮮でアツいですねえ。
アメリカ人の青年ショーンが日本の地下ストリートレース界に足を踏み入れるという、まさに“和製アメリカンヤンキー物語”。
登場するマシンも日産フェアレディZ、マツダRX-7、ランエボなど、日本車好きにはたまらないラインナップになっています。
渋谷や首都高っぽい背景で繰り広げられるドリフトバトルは、実写なのにまるでアニメのような演出美。
シリーズファンじゃなくても、「クルマ好き」「日本好き」なら1回は観ておくべき傑作ですよ。
ポイント
「日本車が主役。ドリフト美学の祭典」
▶ RX-7やZなど“国産車推し”にはたまらない。
▶ 和洋折衷のストリート感がクセになる。
車はファッションであり俳優
車がカッコいい映画を5つ紹介させてもらいました。
疾走感で見せるシーンもあれば、ロードムービーで心を動かされる瞬間もあったりして、映画の中の小道具としてすごく重要な役割をもっていると感じます。
人間の俳優に次ぐ演技力の持ち主ですよね、車は。
ファッションアイテムでもあり、俳優でもある車は映画の出来を大きく左右する名脇役ということで!