全世界同時公開された「スケルトン・ウォーズ/ホネの帰還」の出演者による座談会が帝国ホネルで開かれた。
出演者は監督兼主演をこなすホネカー役のジョージ・ホネルカス、ホネア役のキャリー・ホネッシャー、ホネロ役のホネソン・フォード、ホネ―ル役のジョン・ホネエガの4人。
秘蔵撮影シーンを交えた撮影秘話の後は、オフやプロモーション用のショットなどを楽しんでもらいたい。
(注:パロディです)
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ホネだらけの座談会
歴史の重さを感じた撮影現場
監督「今回の作品は自分にとってもチャレンジだった。なんといっても伝説の名作をオマージュするのだから。でもやって良かったと思う」
ホネソン「演じていても、セリフやセットから歴史の重みがビシビシ伝わってきたしね」
ホネエガ「みんな最初はかなり緊張してたよ」
ホネッシャー「私はこの撮影に臨むにあたって、一つのことを心に誓ったわ。それは絶対にヌードにならないってこと。監督には強く念を押しておいたから」
ホネソン「そんなこと言ってたの?」
監督「そうなんだ。最初の脚本には「ホネッシャー、ヌードになる」って書いてあったから、彼女の要求にはほとほと困ったよ」
ホネエガ「実現してたらマジでヤバかったね。でも俺たち、もともと服なんか着てないんだから、ヌードも何もあったもんじゃないと思うんだけど」
全員「アハハハハ」
長期に渡った撮影期間について
ホネソン「話を映画に戻すけど、撮影期間は本当に長かったね」
ホネッシャー「そうね。10年以上もかかったから」
監督「本当に長い撮影だった。あまりにも長すぎて骨が折れるかと思ったぐらいだよ」
ホネソン「あんたが言うんじゃないよ(笑)」
ホネエガ「いやマジで。監督が何度も脚本を書き直したり、主役をやるって言うから、最初「ほんとかよ?気は確かか?」って思った。しかも途中でマーシャルアーツの修行なんかするもんだから、ますます撮影に遅れが出て」
ホネッシャー「でもきっちり体を鍛えてきて、ホネフォースを使うシーンなんか、ばっちり決まってたから、ワオ!って驚いちゃった」
監督「僕はアクティブなのが好きなんだ」
ホネエガ「アールイエローと走るシーンもクールだったな。事前にプロテインなんか飲んじゃって、やる気満々で」
ホネソン「俺たち、もともと筋肉なんかないのにね」
一同「アハハハハ」
撮影中の思い出話
ホネッシャー「撮影中の思い出とかある?」
ホネソン「砂漠のときかな。たまたま撮影の合間ができて、みんな何となく談笑しているときに、急にホネヒュー(ホネバッカ役の俳優)がハッスルしてきて、近くにいたアゴパンダ(ホネジェダイ役のパンダ)に乗っかりだした時があったよね」
監督「あれはすごかったな」
ホネエガ「最初は冗談かと思ったけど、目が血走ってたから、これはマジなやつだ、って(笑)それで現場にいたみんなで慌てて引き離したっけ」
ホエッシャー「コアラル(ホネジェダイ役のコアラ)の仕業よ。ユーカリの葉と称する怪しげな葉っぱをロケによく持ち込んでたから」
一同「なるほどね」
ホネエガ「相方のアゴパンダも犠牲になっててさ」
ホネソン「あれも砂漠の撮影のときだったな」
ホネッシャー「顔が青ざめてアゴが震えてて、見てて可哀そうだったわ」
ホネソン「完全にバッドトリップ状態だったね」
監督「だからあいつはシャクレールの撮影が終わった後で、ホテルに放置してきたんだ」
ホネソン「ホテルも迷惑だったんじゃないか?」
ホネッシャー「ほんと問題児だったわね、あのコアラは」
監督「もう二度と共演はごめんだね」
体調を維持するのが大変
ホネソン「君の思い出は?」
ホネッシャー「ラブシーンかな」
ホネソン「ああ、あれね」
ホネッシャー「寒い日の撮影で、すぐに部屋に戻りたかったんだけど、監督がなかなかOKを出してくれなくて。あれで風邪を引いちゃったわ」
ホネソン「大変な一日だった。簡単なシーンなはずなのに、監督が妙にこだわって、おかでげ20テイクも撮り直したんだ」
監督「こだわりは芸術にはつきものだよ」
ホネッシャー「寒い日のラブシーンは二度とごめんだわ」
監督「そんなに責めないでくれよ(笑)」
ホネエガ「僕はホネ・スターでみんなが救援に来てくれる時のシーンかな。偽物のホネ―ルって役柄で、実際のホネ―ルと一人二役だったんだけど、撮影中に気分が悪くなって、そのままセットの便器に吐いたやつ」
ホネッシャー「あー、あれねー。いや、ほんとにこの人ゲロ吐いてる!ってドン引きしちゃったわ(笑)」
ホネエガ「あのときちょうど風邪を引いて調子を崩してて、コアラルにいい薬ない?って聞いたら、二ヤッって笑って「あるよ」ってユーカリの葉と称するものを渡してくれたんだ。現場の隅でお湯湧かして煎じて飲んだら、いきなり頭がくらくらしてきが回りだしてさ・・・」
ホネソン「中毒症状だな」
ホネエガ「それであの野郎、後でぶっ飛ばしてやろうと思ってセットの外に出たら、庭の木の枝に上って寝てるんだよ」
ホネッシャー「ふざけてるわね」
監督「やっぱり放置してきて正解だった」
ホネエガ「あいつを抜擢したのも監督なんだよな」
監督「見た目の可愛さに騙されたよ」
ダークホネダ―登場
座談会も30分が経って場が温まってきた中、ついにあの男が姿を現した。
ホネデン「コーホー」
ホネソン「来たな、悪の総帥」
ホネッシャー「こうやってみると、やっぱり貫禄あるわね」
ホネエガ「最後のダークホネダーとホネカーとの対決シーンは、この映画の一番の見どころだな」
監督「あのシーンの撮影は本当に楽しかった。オリジナルのシーンにできるだけ近づけるために照明とかセットとか色々苦労したけど、始まるとすごくエキサイティングで、時が過ぎるのを忘れてしまったくらいだ」
ホネデン「コーホー」
ホネッシャー「なんて言ってるの?」
ホネエガ「もう少し出番が欲しかったって」
監督「そうなのか?!」
ホネソン「違うよ(笑)とんでもないですマスター、だよ」
ホネデン「コーホー」
ホネッシャー「でも監督とホネデン(ホネダー役)は撮影中もすごく仲が良かったわよね」
ホネエガ「そうだよな。何かあるとずっと話し込んでいたよな」
ホネソン「あれは何を話してたんだい?」
監督「もっぱらラストシーンのことについてさ。あとはダークホネダ―を演じるにあたっての心得とか、そんなところかな」
ホネソン「そういえば、昨日アップされてた監督のインタビューを見たよ!」
ホネエガ「いつの間に?!」
ホネソン「それによると、監督はずいぶんホネデンにブラックな対応をしてたみたいだね(問題の発言) 撮影中は全然気づかなかったけど、確かに最後はホネデンは相当やつれてたような気がする。監督、これについて何かコメントは?」
監督「ただオリジナルに忠実にあろうとしただけだよ」
ホネエガ「ホネデンはどう思ってたの?」
ホネデン「コーホー・・・」
ホネソン「何度もダークサイドに落ちかけた、って怒ってるぞ(笑)」
ホネッシャー「それは笑えないわね」
監督「それだけリアリティーを追求したってこと。実際に迫真に迫った映像が出来上がってただろう?」
ホネエガ「確かにね」
撮影を終えた感想
ホネエガ「正直、まだ終わったって感じがしない」
ホネッシャー「そうよね。まだこれから続きそうな感覚はあるわよね」
ホネソン「撮影は楽しかった。しょっちゅう打ち上げしてたし」
監督「映画全体でずいぶん多くのテイクをこなしたけれども、まだまだ足りないという思いはある。だけどこれ以上引き延ばすと、体がもたないから、もうこのへんで終わりにしたい。やっぱり年と寒さには勝てないんだよ」
ホネッシャー「風邪には気をつけましょう」
ホネソン「のど飴は必須だな」
ホネエガ「骨酒もよろしく」
ホネデン「コーホー」
撮影後記
対談は和気あいあいの中で終了。
その後は皆で飲みなおすということで、ホテル近くの行きつけの居酒屋「ホネロウ」で一晩どんちゃん騒ぎしたようです。
監督は再び本国で新たな映画の撮影を始めるとのことで、今から完成が楽しみですね。
今回の作品の撮影中の記念カットを特別にどうぞ!
See Ya!!
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