ファンクロックバンドとして世界的に超有名なレッドホッドチリペッパーズ。
1990年代にヒット曲を飛ばして、極東の島国の地方に住む高校生だった自分の耳にも入るようになりました。・
当時がガンズやポイズン、モトリークルーなどの80年代ハードロックの余波がまだ続いていて、自分もその流れにどっぷりつかっていたので、流行り始めていたグランジやレッチリのファンク風ロックを聞いても「はぁ?どこがいいの、これ」くらいにしか思わなかった記憶があります。
そんな自分も年を重ねるにつれ、より他の音楽にも耳を傾けるようになり、ようやく周回遅れで「レッチリ、いいやん」とわずかに思うようになった数年後、という思い出話があります。
今回はそんなレッチリのバンドの歴史と、「レッチリ、いいやん」と思うようになったファンクロックの代表曲の感想、今年の3月に来日するバンドの情報を併せて紹介していきます。
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レッド・ホット・チリペッパーズとは何ぞや?
バンド名は普通に調味料(スパイス)そのままです。
唐辛子とかが入っている赤い粉末ですかね。
バンド名からしてふざけてますが、メンバーもなかなかふざけたルックスと振る舞いが多いことで有名です。
まずは簡単な経歴を。
バンドは1983年にボーカルのアンソニーとベースのフリーを中心として結成されます。
その後89年にチャドとジョンが加入したことで現在のラインナップに落ち着きます。
ファーストアルバムは84年にリリースされ、2023年1月現在までは12枚が発売されています。
超絶にざっと紹介しましたが、というのも、あまり自分が彼らを知らないし、今に至っても興味がそれほどないからです。
というのも、彼らの音楽スタイルが私の好きなハードロックおよびカントリーロックではないから、というのが理由です。
バンドが本国アメリカでも日本でもものすごく人気があることは知っていますし、ステージで全裸で踊り狂ったり、靴下をブツに被せてライブしたりするような「原始人のようなパフォーマンス」が話題になってことも動画で見ています。
ライブパフォーマンスに定評があって、毎回違う演奏をするというフリースタイルなやり方を見ても、バンドの音楽的な実力がかなり高いこともうかがえますね。
しかしそこまで興味がないというかファンではないので、全体としては「ふーん」くらいの感想しかないんですよね・・・
そんな自分でも唯一、「おお、面白いな」と思った曲があります。
それが「give it away」です。
グラミー賞を獲得した大ヒット曲「give it away」の感想
この曲が収録されたアルバムは1991年にリリースされた「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」です。
同アルバムもヒットしたのですが、その導火線になったのが「give it away」!(と聞いている)
最初にこの曲のPVを見た時の第一声がこれでした。
「原始人のプロモーションビデオか?」
そう。
メンバーが半裸もしくは全裸になってどこかのビーチで歌い、弾き、叩くを延々繰り広げるミュージックビデオになっているんです。
しかもボーカルのアンソニーがドレッドヘアで濃い顔立ちなので一瞬「インディアンか」と思ったほどで、メンバー全体の裸体がオイリーで銀粉をつけているような不気味さもあって「なんだこれは?」というのが第一印象でした。
曲もやたらとファンキーでシンプルなリズムが続きますし、パフォーマンスもそれに合わせて動くものですから、もうどうみても「原住民の踊り」にしか見えなくてですな。
なので最初は「はぁ?」の連続でしたが、不思議と見続けるうちに「ほう」と思うようになり、曲もだんだんと「なるほどな」とゆっくり頷くくらいまでに原始人ボルテージがアップしてきて、自分のなかで「演奏うまっ」とか「歌詞の韻の踏み方最高やな」とか思うようになってきたんです。
見た目や派手なパフォーマンスは別にして、音楽集団としての才能は凄いなと。
ファンクロックというのは当時はそこまで多くなかったので、その分野に聞きなれていなかったのも最初に「はぁ?」な印象をもった理由でしたが、慣れるにつれて良さが分かるようになっていました。
ただ自分的にはもっとスピード感あふれる曲が好きだったので(バイカーだったので)、この曲のもっちゃりしたリズムには最後まで慣れないままだったことも告白しておきます。
レッドホッドチリペッパーズの来日情報
そんな彼らは何度も日本でコンサートを行っていて、その都度に高い評価を得ているようです。
見聞きする情報から判断すると、彼らのパフォーマンスにかける情熱は「ミュージシャン」というよりも「表現者」という立ち位置がしっくりくるのかなと思いますね。
今や老舗の大物バンドの一つになったレッチリがこの3月に来日します。
なんと16年ぶりの単独来日公演ということで、熱心なファンの方は相当に「ウォーーーッ」な状態になっているのではないでしょうか?
そんな彼らの来日情報はこちらです。
【東京公演】
開催日:2023年2月19日(日)
開催場所:東京ドーム
開催時間:開場15時/開演17時30分
お問合せ:ライブネーション・ジャパン(info@livenation.co.jp)
【大阪公演】
開催日:2023年2月21日(火)
開催場所:大阪城ホール
開催時間:開場18時/開演19時
お問合せ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(11:00-18:00 ※日・祝除く)
【チケット料金】
プラチナ席(グッズ付き):50,000円
バルコニー席(東京のみ):25,000円
S席:20,000円
A席:18,500円
引用元:live nation
参照したライブページではすでに多くが「ソールドアウト(売り切れ)」になっていますので、今この記事を書いている段階(2023年1月16日)では、チケットの確保はちょいと厳しめかもしれませんね。
まあそれでもキャンセルは一定あるでしょうし、来日自体を知らないファンもいるでしょうから、それなりに売れ残りはあるとは思います。
ちなみに私はそこまでバンドに興味がないので、(少なくとも一人分は)安心してチケットが取れますから、ファンの方は頑張って予約してくださいね。
まとめ
世界的なミクスチャーロックバンドの思い出と来日情報を紹介しました。
自分があんまりファンでもないので、かなり素っ気ないレビューになってしまい、熱心なファンの方には申し訳ないです。
それでも彼らの音楽的な実力には敬意をもっているんですよ?
ベースのフリーの演奏は本当にすごいと思いますしね。
ベースって素人の耳にはあまり目だたない音色なんですけど、彼の奏でるベースサウンドはギターに匹敵する存在感と聞かせる独特のリズム感をもっているので、気が付くとベースの音を追っている自分に気づくほど。
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アンソニーのボーカルも昔と変わらず低音だけどバンドの演奏にぴったりハマるフィット感もあって、しかもそこまで癖がないので耳に馴染むところがいいですよね。
ただ最近のアンソニーは口ひげを生やしていて見た目の怪しさを増しているので、自分的には「うおっ」な引き感がありますが。
ダークネスのボーカルのジャスティンと被るような「ダサ感」があるというか・・・・
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ボーカリストとしては二人とも超実力派なので失礼な評価なんですけどね。
ルックスに関してはホワイトスネイクのカヴァーデイルのような渋い親父がいいぜ!ということで、このへんでレッチリのレビューを終わらせて頂きます。
ファンの皆様にはぜひとも来るべき来日公演で燃え尽きてくださいますよう。
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