聞くことができる音は再現できる。
たとえ意味が分からなくても、音さえきっちり聞き取れれば、あとはその意味を調べれば確実に「記憶」に残ります。
さらに「聞き取ることができる」音は「話す」こともできるので、スピーキングにも応用可能。
これは英語にも当てはまります。
リスニング力を上げることは、「スピーキング」を始めとした「リーディング」「ライティング」などの英会話力の底上げにつながるのです。
ではどうやってリスニング力を上げることができるのか?
身近な素材で簡単にできる勉強法がありますので、今回は私が実際に行っている「リスニング力アップ」の方法を紹介していきましょう。
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日本語と英語字幕つきの動画で学習する
タイトル通りの学習法です。
これが一番効果的です。
素材はyoutubeでも良いですし、DVDやブルーレイ、契約しているサブスクの映画見放題サービスでも構いません。
条件は「日本語と英語字幕がついている」ということだけ。
具体的な流れを説明します。
①映画やドラマ、ニュース、ドキュメンタリーなど、自分の興味のある海外作品を見る(英語発音に限る)
②1回目は普通に日本語字幕つきで楽しむ
③2回目は英語字幕で見直す
④分からない単語や言い回しが出てきたら、映像を止めてチェックする
⑤3回目は字幕なしで見る
こんな感じで①から⑤を繰り返すだけです。
特に③と④を重点的に行うと伸びます。
私はこの方法でリスニングに関しては、ノーマルスピードの英語作品なら、ほぼ大抵の内容を理解することができるようになりました。
実生活でも外国人の発音も、よほど訛がキツかったり、早口でない限りは、普通に聞き取れるようになっています(インド人の英語は厳しいです笑)
字幕付きの映像鑑賞でリスニング力が上がる理由
ではなぜこの方法でリスニング力が伸びるのか?
その理由は、
目と耳、イメージの3つで理解するから
です。
よくあるリスニング練習は、音声だけで英語を理解しようとします。
日本語訳がついていたり、英語訳があったりしますが、それだけでは「脳にイメージが湧きません」。
語学の勉強では、その言葉やフレーズを実際の生活でどういう場面で使うのか?というイメージングが大事なんです。
だから留学や仕事で海外で生活したり、国内でも外国人と一緒に行動することで、その「イメージ」を掴みやすくなるから、英語力の伸びが速いのですよね。
語学学習、とくにリスニングを独学で行おうとする場合は、映像作品で学ぶのが一番の早道です。
その具体的な方法が、先ほどのやり方になります。
これなら自宅で時間がある時に「いつでも」「どこでも」できますし、一人で行えるので時間やお金のコスパが非常に高いです。
youtubeの字幕機能(翻訳)が最強
DVDでサブスクでも、どのスタイルの英語作品でもOKと書きましたが、実際にはyoutube一択だと思います。
なぜなら、youtubeには翻訳字幕の設定があるから。
これがあるおかげで、海外のニュースやドキュメント、インタビューなど、ネイティブが見るような内容を英語そのもので理解出来たり、日本語に直して楽しめたりできます。
以下に設定方法を紹介しますね。
①見たい動画を選ぶ
②画面右下の歯車マークをクリックする
③「アノテーション」「再生速度」「字幕」「画質」の項目が出てくるので、「字幕」をクリックします(はじめはオフになってます)
④英語(自動生成)をクリックする
⑤画面下に英語字幕が現れます。
⑥日本語の翻訳文を出す場合は、
・再び歯車マークをクリック
・「字幕 英語(自動生成)」をクリック
・次に出てくる「自動翻訳」をクリック
・「日本語」を選ぶ
でOKです。
だいたいの意味はこの字幕翻訳で理解可能です。
youtubeなので、手軽に見れますし、気になるフレーズが単語が出てきたときは、その場面を止めてチェックするのも簡単にできますよね。
唯一の欠点は「翻訳機能」が完璧ではないということ。
機械翻訳で音声に忠実に訳しているせいか、時々まったく内容とは違う英語表記が出てきます。
日本語の翻訳もかなり「直訳」風ですので、完璧な訳文を求める際は、ちょっと難しいかも知れません。
その際はDVDや動画サブスクを利用するか、ケーブルテレビや衛星放送の海外ニュースの字幕サービスを使って、きっちりした翻訳を出すようにすると良いかも知れませんね。
まとめ
動画字幕を活用したリスニング学習の良さは、イメージと視覚と聴覚の3つで英語を脳に染みこませることにあります。
中でも「イメージ」の効果は大きくて、映像を見ながら言語を確認することで、右脳と左脳の両方からその言語を叩きこむことが可能です。
一番のおすすめはyoutube学習ですが、これにシャドーイング(聞いた言葉を口に出して繰り返すこと)を加えると、スピーキング力もアップできるのでおすすめですよ。
「シャドーイング」で英会話の筋肉を鍛えよう!
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