映画で映えるバイクと言えばアメリカン、アメリカンバイクと言えばハーレー!
まだ一度もハーレーに乗ったことがない、元和製アメリカンバイク乗りのizzyruです。
過去にも何度か記事にしましたが、若い頃にハーレーに憧れて日本のアメリカンバイクに乗ってたことがありました。
ハーレーの良さはあのゆったりと座りながら荒野を駆け抜けるイメージにあるんですよね。
もう思い切り映画に影響されて憧れてたんですが、そのきっかけになったのが、90年代に公開されていた某作品。
後ほど本文で紹介しますが、上下をハーレーブランドのバイカースーツでばちっと決めて、美女を後ろに乗せてドドドドドと低い音を響かせて走り去っていくシーンには「かっけーーーーーーっ!」と一目ぼれしたもんですよ。
そんな自分の中で金字塔になったバイカームービー以外にも「おおっ!かっこいいな!」と感じさせてくれたアメリカンバイクの映画はいくつかあります。
今回はそんな懐かしくも永遠の輝きをもつハーレーモデルのバイカームービーを紹介していきたいと思います!
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ロックとアメリカンバイク(ハーレー)がカッコよすぎる洋画おすすめ3選!
ハーレーダビッドソン&マルボロマン
もうこれでしょう。これ以外にハーレーの魅力を伝えてくれる映画は他にはないですよ、と断言したくなるくらいに自分の中でハーレーをイメージを爆上げしてくれた名作です。
1990年に公開され、一部のバイク好きの間では熱狂的な支持を得たと聞いています(少なくとも私の周りでは)
内容的にははっきりいって「駄作」ですが、そんなことはどうでもいいんです。
当時絶頂期だったハリウッド俳優ミッキーロークとドン・ジョンソンが共演していて、悪い奴から誰かを守る(誰だか忘れた)という超単純で特に誰が敵だろうとどうでもよい中身の映画でしたっけ。
なぜ一介のさすらいのバイカー(今でいうフリーター)が武器と資金を備えた麻薬組織と戦えるんだ?という根本的な疑問は開始早々に頭をよぎりますが、ロークのルックスとワイルドなハーレースーツ、そして特別にカスタマイズされてドラッグバイク仕様に変化したハーレーの出で立ちをみると、そんな細かいことはどうでもよくなるんですよ。
冒頭のモーテルで知り合った美女と一晩を過ごして、明け方に一人だけでさっそうと立ち去るシーンとか、ガソリンスタンドで遭遇した強盗を柔術の技で締め上げるとことか、やたらとマッチョでクールなんですが、それがまた「短髪、サングラス、ハーレーのスーツ、たれ目」のロークにハマってるんですよ。
相方のドン・ジョンソンもセクシー俳優として当時はブイブイいわしてたんですが、この映画ではやっぱりロークのハーレースーツとドラッグタイプのバイクに軍配が上がりますね。
映画のエンディングで美女を載せて荒野を立ち去るシーンなんか、もう完全に西部劇のラストシーンですしね
男が欲しがる理想を全て映像化した「俺ってかっこいいだろう?」なナルシズムの塊な主人公なんですが、それをミッキーロークというたれ目のやらしそうな男前が演じることで嫌味になってないんですよね(日本の俳優なら石田純一)
そしてなんといってもあのバイク。
低い車体でワイド、それでいてスポーティーなスタイルは見た瞬間に一発で惚れてしまいましたから。
当時高校生だった自分が「絶対こんなバイク買おう!」と心に決めた永遠のハーレー命な作品ですよ。
この作品で使われていた曲がボン・ジョビの「ウォンテッド・デッド・オア・アライブ」。
西部劇の雰囲気を持ったロックで最高にハマってましたね!
この曲をバックに荒野から大都会のロードをハーレーが駆け抜けていくシーンは鳥肌ものですよ!
ハーレー・ダビッドソン&マルボロマンのミッキー・ロークがクールすぎる!
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ターミネーター2
アーノルド・シュワルズネッガー主演のアクションムービーです。
この映画も1991年に公開されて世界的に大ヒットになりました。
映画的にはバイクが主人公ではなくて、近未来からやってきた殺人ロボット「ターミネーター」と人間側との戦いになるんですが、シュワちゃんが演じる「人間を守るターミネーター」が映画の始めで乗っていたバイクがハーレーでカッコよかったんですよ。
未来から裸で送り込まれてきて、近くにあったバーでハーレー乗りのおっさんをぶっ倒してその服とサングラスとバイクを奪うんですが、それがまたムキムキのシュワちゃんとばっちり合うんですよ。
黒の革ジャンの下の厚い胸板、短髪で精悍な顔にビシッとはまるサングラス(これもたぶんハーレー製)、そしてワイドでクラシックなハーレーバイクときたら「おおおお」ですよ、まさに。
自分が好きな低い車体でドラッグレース風のスタイルではないんですが、ごっつい体のシュワちゃんが乗って片手で銃をぶっぱなしながら乗り回すシーンは「かっこいい!」となりましたよね~
ターミネーターのシュワちゃんてサングラス姿がきまってるんですよね。
ハーレー乗りはサングラスが絶対にないといけません。
あれがあるからこそ「ハーレー」なんです。
目元をワルっぽく変化させるあのサングラスのフォルムは、ハーレーのワイルドさをより一層際立たせてくれますからね。
ハーレーを乗り回すシーンは映画の冒頭だけで終わったんですが、敵ターミネーターが乗ったトラックに追いかけられる子供時代のジョン・コナーを片手で掴んで後ろに乗っけるシーンは最高に痺れましたから。「シュワちゃん、ええぞー!」ってな感じで。
この映画のハーレーは「ヘビーなワイルドさ」が売り。
大人のちょいワル親父が乗り回すには最高にカッコいいスタイルなんじゃないですかね?
そんなバイクのシーンで使われていたロックがガンズの「ユークッビーマイン」。
ハーレーの疾走感とターミネーターのカッコよさが同時に感じられる熱いロックになってますね!
この作品から約20年後に公開されたターミネータ―4でもユークッビーマインが使われていて、ガンズファンとしてメチャクチャ嬉しかったですよ!
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イージーライダー
1969年公開の昔懐かしい作品です。
これもハーレーにハマり出した頃に見た作品なんですが、この映画に出てくるハーレーもカッコいいんです。
チョッパースタイルっていうんですかね?
ハンドルがすごく高くなっていて、腕を大きく持ち上げて体を逸らす感じで乗る仕様。
実際に乗ったら取り回しがすごくしんどいと思うんですが、直線距離がすんごくある広大なアメリカ大陸を長時間走るには最適なスタイルなのかもしれませんね。
映画の内容はベトナム戦争真っ只中のアメリカで、徴兵を免れたヒッピーたちが自由を求めてハーレーで街から街へと渡り歩くという感じだったと思います。
この作品は基本的には「反戦」の雰囲気が強くて、エンディングでも長髪でバイクを乗り回している主人公たちを快く思わない南部の町の住人が銃で射殺するシーンで終わります。
けっこう陰鬱な最後なんですよね。
主人公は3人いて、そのうちの一人のピーター・フォンダがすごくカッコよかったです。
爽やかな男前で、サングラスと革ジャンが最高にハマってて、見た瞬間に惚れましたね~
ハーレーに乗って前からの風に髪がはためいていて、その見た目がすごくクールに思えましたし、映画の主題である「自由」を画面越しにすごく感じ取れました。
主人公たちは当時のアメリカを覆っていた重苦しい戦時の雰囲気から逃れたくて、それをハーレーに託して自由を求めて走っていたんですよね。
当時はまだ若かった個性派俳優の二人、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソンと、カリフォルニアのサーファー風な男前ピーター・フォンダが並んでバイクで走るシーンは圧巻。
この曲で使われていた曲がステッペン・ウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」なのも最高ですね。
曲のタイトル「生まれながらのワイルド野郎」ていう感じが、いかにもバイカーらしいじゃないですか。
バイクの疾走感がそのまま曲になったようなロックンロールで、晴れ渡ったアメリカの広大な荒野を風をまとって駆け抜ける自分が想像できますよ!
まとめ
いやあ、やっぱりハーレーってかっこいいですよね~
今回のレビューのために動画を見なおすと、昔感じた思いがふつふつとこみあげてきたと言いますかね。
アメリカンバイクは単なる乗り物じゃないんですよね。
ファッションみたいなものだと思ってますよ。
もちろんハーレーでも色んなモデルがあるので、その中でも「かっこいい」「いまいち」というのがありましてな・・・
そのへん話をするとまた長くなりそうなので、そこは次回ということで!
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