ゾンビ映画「バタリアン」のテーマソングです。
コメディホラーでしたが、けっこうリアルな設定だったので、生半可なゾンビ物に比べても怖さがあった名作。
その作品で使われたSSQの曲はこれまた独特の「ゆら~」な感じでゾンビを盛り上げるのです。
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映画で使われたサントラの雰囲気の良さ
バタリアンで使われたSSQの曲は少しダークで迫るようなリズムを持っていて、それがまた人間に迫って来るゾンビの勢いを表しているようですごく雰囲気にあってるんです。
ボーカルの歌もほんのりメローで懐メロな感じと、ちょっとラップがかった感じが映画と合っているかというか。
当時に洋楽番組でバタリアンの映像で使われていたこのサントラを聞いたときは、すごく怖かった印象がありますね。
実際に映画でも迫ってきたバタリアンの大群に襲われる人間の阿鼻叫喚のシーンに使われていて「うわぁああ」な感じ。
今見るとコメディ風なので、そこまで怖くないですけどね。
SSQのバイオグラフィー
バンドのSSQは、1983年に結成されて88年まで活動を続けていました。
バンド名のSSQは、リーダーでボーカルのステーシー・スワインと、ジェームズボンドシリーズでボンドの女性上司だった”Q”を併せて作ったのだとか。
カリフォルニアで生まれたステイシー・スワインは、幼いころから歌とダンスを学んでいて、ディズニーのパレードダンサーとしても活躍していたようです。
高校卒業後はサーカスに入団し、ダンスや象の乗り手としてパフォーマンスを行っていたとか。
やがてレコードスタジオを経営していた、ジョン・ジェームスに見いだされ、バンドを結成することに。
これが先ほど述べたSSQです。
シンセサイザーを使ったエレクトロサウンドを売りにしたバンドは、1983年にエニグマレコードから「プレイバック」で、メジャーデビュー。
このアルバムから出たシングルは「Synthicide」「Big Electronic Beat」「Screaming in My Pillow」、86年には映画「バタリアン」のサウンドトラックとして「Tonight (We'll Make Love Until We Die)」「Trash's Theme」がリリースされました。
その後バンドは88年まで活動を続けますが、ほどなく休止状態に。
一方でボーカルのステイシー・スワインはソロ活動を本格化させ、1989年までコンスタトにアルバムをリリースし続けます。
90年代半ばにチベットに旅行したスワインは、現地の僧が行う踊りに魅了されて(!)ネパールに居住、数年間、僧侶の下で古代チベットダンスの訓練を受けるのでした。
97年にアルバムをリリース以降は(たぶん帰国後)、様々な音楽イベントや音楽制作にに参加し、2010年に新作「カラーミーシナモン」をリリース。
まだまだ業界の第一線で頑張っているようですね。
まとめ
懐かしのホラームービーサントラを紹介しました。
子供の頃に聞いた曲というのは大人になっても残っているもんですね。
改めて聞いてあのときの映画のシーンがすぐに蘇ってきますから。
バタリアンといえばSSQ。
ぜひとも新作バタリアンリメイクを作ってもらって、進化したSSQのトゥナイトと聞かせてほしいものです。
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