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ハードロック 洋楽まとめ・ランキング

【80年代洋楽ハードロック】おすすめベスト10ランキング

2021年2月1日

80年代に活躍した洋楽ハードロックバンド特集です。

当時のビルボードチャートや洋楽番組で好きになったHRバンドをランキングづけしてみました。

今でも活躍しているバンドはいくつかあるので、懐かしさと時代を越えたバンドの良さを一緒に味わってもらえたらと思います。

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80年代洋楽ハードロックおすすめ

1位:ガンズ・アンド・ローゼズ

87年に「アペタイト・フォー・ディストラクション」をリリースして人気を集め、「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」「スウィートチャイルドオブマイン」「パラダイスシティ」などのヒットを飛ばして、一気に世界的ロックバンドに躍り出た。

バッドボーイな風貌とは裏腹に、収録された楽曲のバリエーションは幅広く、ロック、パンク、カントリー、ラップ、バラード、ブルースと、ボーカルスタイルをそれらに合わせて自在に変化させるアクセル・ローズの歌唱力が意外にすごい。

スラッシュを始めとしたバンドメンバーの個性も際立っていて、決して統一性があるわけではないのに、その醸し出す全てが「ロック」しているから魅力的だ。

ボーカル、アクセルの暴君ぶりがクライマックスに達した90年代中盤にバンドは一度崩壊したが、その後20年の時を経て、再びオリジナルメンバー(ほぼ)で復活を遂げた(2016年)。

翌年には来日も果たし、一年以上に渡るワールドツアーを見事成功させた、まさに時代を越えた最強のロックバンドである。

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2位:デフ・レパード

80年代初頭にイギリスで結成されたロックバンド。

New Wave Of British Heavy Metalの一つとしてカテゴライズされるらしいが、そんなことはどうでもいい。

バンドの最盛期はやはり3thアルバム「炎のターゲット」と4thアルバム「ヒステリア」で、特に後者のヒステリアは全てのシングル曲がビルボードチャートの上位にランクインするメガヒットぶりで、私もこのアルバムで彼らを知ったくらいだ。

メロディアスでハーモニーも美しく、それでいてキャッチ―なハードロックテイストも存分に味わえる至極のエンタメぶりは、彼らにしか出せない味だろう。

今聞いても全く色あせない名曲ぶりは、ガンズのそれに匹敵すると個人的に大評価。

2018年には「ヒステリア」の全曲を演奏する再現ツアーを企画しているとのことで、これはぜひ来日すれば行ってみたいものだ!

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3位:モトリー・クルー

80年代初頭にデビューを果たしたLAメタルの代表格。その初期のスタイルはグラマラスなメタルバンドという感じだったが、徐々にストレートなロックバンドとしての魅力を確立。

80年代後半には5thアルバム「ドクター・フィ―ルドグッド」が全米一位を獲得し、バンドとしての全盛期を極めた。

バンドの魅力はその危ういまでのメンバーのキャラ立ちにあり、特にヘロインや酒、暴力などのいざこざが常に絶えない危ないバンドとして、一時はガンズアンドローゼズのアクセル・ローズとも一触即発の危機を招いたほどだ(アクセルが戦いを放棄して、ヴィンス・ニールの不戦勝となる)

2015年12月31日の公演を最後にバンドはツアー活動を終了。今年(2018年)にはバンドの自伝「The Dirt」の映画化が決定しているようだ。(モトリー・クルー映画、ニッキー・シックスを演じる俳優決定 | BARKS

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4位:ポイズン

85年に「ルック・ホワット・ザ・キャット・ドラグド・イン」でデビューしたロックバンド。

初期は派手なメイクと衣装で、いかにも当時にLA音楽シーンを体現したようなルックスだったが、2作目の「オープンアップ・アンド・セイ・アー」以降はシンプルなロックバンドとしてのスタイルを踏襲するようになる。

音楽の特徴は、とにかくキャッチ―でポッピー。そこにロックのリズムとギターリフを入れるので、辛うじてロックバンドのジャンルに入ることができたが、2作目までは完全にパーティーロックバンドという目で見られていたように思う。

「トーク・ダーティー・トゥー・ミー」「ナッシング・バット・ア・グッド・タイム」「フォーリン・エンジェル」など、いかにも西海岸が似合うポップ系ロックソングが中学生だった当時の自分の感性にはぴったりハマって、それはもう毎日バカみたいに聞いてたほどだ。

そんな彼らは今も元気に活動を続けており、昨年はデフレパードとジョイントツアーも行った。(オリジナル・メンバー4人が揃ったポイズン「まだ殺し合いはしていない」 | BARKS)バンド音楽の楽しさを教えてくれた偉大なるパーティーロックバンド、ポイズン。どうかいつまでも明るく楽しくステージで躍動し続けて欲しいと思います。

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5位:スキッド・ロウ

長身のボーカリスト(190㎝)セバスチャン・バック率いるハードロック・ヘヴィ・メタルバンド。バンド結成時のメンバーは、ギタリストのデイブ・スネイク・セイボとベーシストのレイチェル・ボランだが、もはや80’sファンの間ではスキッド・ロウといえば、セバスチャン・バックをイメージするので、今回もそれでいく。

同郷のジョン・ボン・ジョヴィの後援を得て、1989年に「スキッド・ロウ」でデビュー。

「18 And Life」「Youth Gone Wil」「I Remember You」が大ヒットし、たちまちバンドは全米だけでなく日本の関西地方の片隅にいた丸坊主の少年(私のことです)のハートもすっかり掴んでしまった。

特に「アイ・リメンバー・ユー」はセバスチャンの哀愁溢れる声とメロディはもちろん、歌詞の内容とビデオ・クリップの切なさで涙なくしては見られないロックバラードの名作となっている。

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6位:ボン・ジョヴィ

80年代洋楽シーンを語るのに外せないビルボードチャートの常連で80’Sロックのアイコンといえば、言わずと知れたボン・ジョヴィだ。

80年代初頭にニュージャージーで結成されたバンドは、86年にリリースされた3thアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリート」がビルボードチャート8週連続一位、続く88年の4thアルバム「ニュージャージー」が4週連続一位とメガヒットを飛ばし、その人気を不動のものにした。

キャッチ―なメロディとシンプルで骨太なロックのリズムに魂のこもったジョンのボーカルが乗っかって、アメリカのみならずヨーロッパ、日本でも熱狂的なファンを大量発生させたものだ。

当時は中学生だった自分の周りは、ほとんどボウイやTMネットワークなどの和製ポップ、ロックリスナーがほとんどだったが、洋楽を聞く一部の友人の間ではこのボン・ジョヴィ、ポイズンを聞くのがある種の洋楽リスナーとしての通過儀礼だったような気がする。

80年代ロックの入門編としては申し分のない「正しさ」と「真っすぐさ」を持った偉大なるバンド、それがボン・ジョヴィである。

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7位:ウォレント

80年代中盤に結成されたグラムメタルバンド。デビューアルバムの「マネーゲーム」のシングル「ヘブン」がヒットし、一躍人気バンドとなる。バンドの人気はボーカルのジェイニー・レインのバカでかい図体と甘い甘いルックスにあると当時から勝手に踏んでいた(当時とは高校生時代のことである)

実際にバンドメンバーは皆、若く身体に恵まれた金髪白人で編成されており、まったくそうではない極東の冴えないハイティーンの自分にとって「うらやましい」の一言でしかなかったのだ。

しかし見た目以上に彼らの作る楽曲にはセンスを感じてもいて、ジェイニーの高く伸びのあるボーカルとバンドの安定した演奏のコラボは何度聞いても飽きなかったのは、これ音楽の素晴らしきことの何よりの証左ではないかと。

ルックス、楽曲、時代(LAメタルバンド全盛)、そのどれもを持ち合わせた幸運なバンド、それがウォレンとだった。

しかし時の流れとともに、彼らの時代も終わり、やがてボーカルのジェイニーが亡くなるという悲劇をバンドが襲った。(ジェイニー・レインよ、永遠に・・・)その後もバンドは活動を続けており、熱いロック魂は未だ健在のようである(見た目はかなり変化している。

往年のファンはウィキペディアで「ウォレント」を検索すると、メンバー写真できっと素敵なものが見れるだろう)

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8位:シンデレラ

80年代前半に結成されたヘヴィメタルバンド。

ボン・ジョヴィのサポートでデビューしたこともあり、デビュー当時は「ボン・ジョヴィの弟分」と称されることも多かった。

バンドの音楽的特徴は、2th「ロング・コールド・ウィンター」まではLAメタル風の楽曲が多い印象だったが、3th「ハートブレイク・ステーション」ではボーカルのトム・キーファーの趣向が強く反映されてか、よりブルージーなサウンドに仕上がっている。

私がこのバンドを聞き始めたのは、90年代に入って友人に勧められた2枚のアルバムを手にしてからだった。

それが「ハートブレイク・ステーション」であり、4th「スティル・クライミング」だ。特に前者の「ハートブレ―ク・ステーション」と後者の「スティル・クライミング」の中の一曲「スルー・ザ・レイン」は歌詞が秀逸で、メロディアスな楽曲とキーファーの絞り出すような切ない声とが相まって、哀愁深く、強く心に迫る逸品となっている。

他にもエッジの効いたハードロックチューンが目白押しで、ロックファンならぜひ持っておくべき一枚だと思う。

どちらも90年代以降のアルバムなので、この記事のタイトルである「80年代ハードロックバンド」の範疇には正確には入らないと思うのだが、一応デビューが80年代なので、強引に入れさせてもらった。

ちなみにバンドはトムの声が悪化したために一時休止状態にあったが、2000年代に入って再始動し、様々なツアーに参加している。

しかし2013年のモンスターズ・オブ・ロック・クルーズを最後に活動を停止した。

2017年11月にはトム自身が「バンドを再開するつもりはない。メンバー間の軋轢が修復不可能な状態になっている」と述べていることから、事実上の解散となっているようである。(Tom Keifer On Cinderella: 'There Won't Be Any Reunion'

残念なことだが、それぞれのソロ活動やプロジェクトは続いているようなので、これからもそちらをチェックしていきたいと思う。

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9位:ホワイトスネイク

ディープ・パープル解散後の1976年にデヴィッド・カヴァーデイルが結成したソロ・プロジェクト。

ロックファンなら誰でも知っている超ビッグネーム主宰のロックバンドにも関わらず、87年にリリースした「白蛇の紋章」以外はほとんど知らないという私自身の無知さ加減を表して、ランキングでは下位に甘んじさせてしまった。(知らないものは仕方ない!)

わずかに知っている曲といえば「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」「イズ・ディス・ラブ」の2曲だけだが、そのインパクトは特大。なにせあの渋い声にあの男前すぎる顔とスタイルですから。

まさにロックスター然とした雰囲気に男の自分でも惚れ惚れとするセクシーさが最高。

曲もキャッチ―で聞かせる系なので、HRに馴染みのない人でもすんなり耳に入ってくる良さがある。

いつまでも活動を続けて欲しい、男の中の男のバンド、それがホワイトスネイクです!(発言も男前です⇒デイヴィッド・カヴァデール、新譜のインタビューで男前発言!

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10位:トゥイステッド・シスター

72年に結成したヘヴィメタル・ロックバンド。ボーカルのディー・スナイダーを中心にド派手なメイクと、それに相反する意外にキャッチ―なロックで人気を博する。

デビューは70年代だが、私が知ったのが80年代前半だったので、あえて今回のランキングに差し込んでみた。

有名なのが「We're not gonna take it」。もう我慢ならねえ!という意味のタイトル通り、価値観を落ち着けてくる世間(父親)に対しての反抗というのがこの歌のテーマだが、それはロックそのものの精神を示していると思う。

楽曲としても優れていて、基本はロックだけども、キャッチ―なメロディが基礎にあるので非常に聞きやすいし、楽しくなる。

実際に映画「ロック・オブ・エイジズ」にも使われていて、それを見た時は「懐かしい~」と感動してしまったほどだ。

そんな彼らも2年前(2016年)に活動の終了を表明。

前年にバンドのドラマーが亡くなったことを受けての決定らしい。

最後にふさわしいファイナルツアーを実現できたようで、本当に良かったと思う。

長い間、お疲れさまでした。

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まとめ

ハードロックが最も輝いていた黄金の80年代。

その時代に思春期を過ごした自分の中で、最も心に残るバンドと曲たちを紹介させてもらいました。

今聞いても色あせませんし、聞くたびに心が熱くなってきます。

まだ現役で活動しているバンドも多いので、当時をリアルタイムで過ごした自分としては嬉しい限りですよ。

80年代ハードロックは永遠に不滅ですな!

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