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スラッシュ弟デザインのTシャツレビューと「コナート」ブランドについて

2019年1月16日

前回はスラッシュfeaturingマイルス・ケネディandザ・コンスピレーターズの大阪公演についてレビューしましたが、今回はそこで購入したTシャツを取り上げます。

スラッシュの実弟がデザインしたといわれるタイプを購入し、帰宅してから「おおお・・なかなかいいじゃないか!」と感心した究極なバッドデザインの全容をご覧いただきましょう。

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スラッシュのTシャツを購入した理由

まずはその経緯から簡単に。

ボディチェックを済ませてめでたく会場ホールに通過したとき、すぐ右側にグッズ販売のコーナーがあったことは前回のライブレポ記事で述べました。

そこでは複数のTシャツならびにパーカーが販売されていて、どれも黒が基調の好みのロッキンなタイプなので、もう全てのシャツに目移りしてなりません。

最初は「スラッシュとマイルス、コンスピレーターズのライブに来たのだから、バンドメンバー全員入っているのを買うのが礼儀だよな」と思って、白黒とカラーの二つを候補に絞っていましたが、商品の陳列を眺めるにつれて次第に視線が別のものに移っていき、さらに一つの文言を確認することで、その気持ちは急速にそちらに傾きました。

「スラッシュの弟がデザイン」

ん?スラッシュの弟だと?

瞬間、走馬灯のように過去記事が頭の中をめぐりました(言葉の使い方が違うけどスルーの方向で)

確かあれは3年ほど前のこと・・・

ガンズが再結成するという情報が確定していなかった、少し古き懐かしいあの数年前のあの頃のこと・・・

確かなんちゃらハドソンという人がガンズのアクセルのことを「××野郎!」と罵っていたような、いなかったようなそんな儚き夏の思い出・・・

じゃん!

アクセルを「デブ野郎」と呼んだスラッシュの弟が謝罪していた!

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そうなんです。

なんちゃらハドソンというのは、スラッシュの実弟でアッシュ・ハドソン氏のことです。

スラッシュの本名がソウル・ハドソンなので、いわばハドソン家の次男坊。

子供の頃のスラッシュ(左)、お母さん、弟アッシュ(右)

from: slash's daily news(twitter)

若き日のスラッシュとアッシュ

from: Slash's Brother Ash Hudson Rips Limp Bizkit Online! -

この弟氏がかつて何を言っていたかというと、

スラッシュの弟であるアッシュ・ハドソンが、アクセル・ローズのことを「デブ野郎」と呼んだことを謝罪している。

アッシュ・ハドソンはフェイスブックにガンズ・アンド・ローゼズのクラシック・ラインナップでの再結成について批判するコメントを投稿していた。

アッシュ・ハドソンは、ファンはガンズ・アンド・ローゼズが作った音楽を楽しんで、「前に進むべき」だとし、次のように書いている。

「全部が俺にとってはバカバカしいんだ……いい加減にしてくれよ。『ガンズ・アンド・ローゼズが再結成ツアーをやるか?』と訊いてくるバカはブロックするからな。アクセルはデブ野郎だし、再結成しても落胆されるだけだし、結果、批判を受けることになるだろうね」

以上の内容。

赤マークのところに注目です。

はっきり言ってますね「デブ野郎」と。

これ私の妄想記事でもなんでもなくて、このときの記事のために引用した洋楽系サイト「NME」のリンクからの文言なんです。

こっちが元記事↓↓

ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュの弟、アクセル・ローズを「デブ野郎」と呼んで謝罪 | NME Japan

記事を読むと、どうやら弟氏は度重なる「ガンズは再結成するの?」的なことをネットやらでしつこく聞かれていたみたいで、いい加減そのことに関して頭がきてたようですね。

そこでの売り言葉に買い言葉のようなノリで、先ほどの発言が出たようですが、それにしてもあの話の流れで「デブ野郎」は少し過剰かと思いました。

実際に兄貴のスラッシュからも怒られたようですし、周りからも注意があったような雰囲気なので、アッシュ氏は謝罪しています。

この記事を書いた当時は私もアクセルのことを「デ〇野郎」とは何度か頭の中で叫んだことはありましたが、もちろんそんなことは口が裂けてもリアル生活で言えるわけがありませんので(というか、周りの人間は誰もアクセルのことすら知らない)、何度も家の近所の公園の砂場に穴を掘って「アクセルは〇〇野郎!!」と夜中に大声で叫んでいたことを懐かしく思い出します(ウソです)

それをいかにスラッシュの弟であろうと、たとえそれが本当のことであろうと、表現として人としてあまりにも失礼じゃないかきみぃ!と目の前にいたら人差し指で思い切り刺してやる勢いで指弾したような記事でしたが、すぐに謝ったので許すことにしたという主旨のレビュー記事でもありました。

そして今回。

再びその弟氏の片鱗が私の目の前に出現した記念すべき1月15日午後7時15分。

これは買わねばならんと。

アクセルすまぬ!!

と心の中で念じながら「そこのTシャツを一枚お願いします」と受付のお姉さんに頼んだのでした。

いよいよTシャツ購入レビュー!

ここでようやく購入したTシャツのレビューです。

昨日のライブ鑑賞を終えて帰宅した夜の11頃に封を開けて撮影してみました。

まずは全体をご覧あれ。

どうです?

いうい感じでしょう?

いかにもスラッシュという感じで、ガンズ伝統のドクロの頭にお馴染みの帽子が被せられていて、さらにその周りを蛇ならぬドラゴンが渦巻いている「ドラゴンボール」の神龍をイメージしたかと思われる東洋的デザインが粋でよろしいじゃないですか。

そして裏面。

いくら表面がクールで最高でも、背後のデザインがイケてなければ、全体的にダウナーで最低になりますから。

無地でした。

けっこうなことです。

これで表面の格好良さが邪魔されなくなりました。

ではここでデザインの柄をミクロ視点でかつ大きく追及していきましょう。

それ!

ほいやっ!

う~ん、何度みても良い感じ。

スラッシュのダークでスタイリッシュなイメージが象徴的に表現されてるように見えますね。

ヘビメタ好きの友人にも勧めてみようかな!

兄スラッシュから頼まれて作ったガンズTシャツが始まりだった!

弟アッシュ氏は高校生の頃からデザインを始めたようで、デザイナーだったハドソン兄弟の母親の影響もあって、描いたデザインを落とし込んだTシャツを作り始めたことがきっかけで「コナート」というブランドを立ち上げたようです。

【アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】ザ・ノトーリアス・B.I.G.、グールー、オール・ダーティ・バスタード……俺と〈伝説のラッパーたち〉との交遊録

そうしているうちに兄のスラッシュからガンズのTシャツを作って欲しいという依頼を受け、それがロックアーティストのTシャツを手掛け始めたきっかけだといいます。

【アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】兄貴に頼まれて作った、ガンズ・アンド・ローゼズTシャツをめぐる裏話

アッシュ氏がロックTシャツを始めたのはガンズが手始めだったこと、アッシュ氏のブランドは今も続く「コナート(Conart)」であるということ。

コナートというブランドを立ち上げているというのは、前回のアッシュ氏の記事でも取り上げましたが、そのうちのロックブランドがガンズTシャツがきっかけだったというのは、上記のインタビュー記事で初めて知りました。

アッシュとダフ

from: pinterest

アッシュ氏は日本びいきということで、東京にもブランドショップを持っているようですね。

Conart Tokyo

基本的にはストリートブランドなので、私には縁がない世界ですが、ロック系のファッションを扱っているのであれば、ぜひ色々見て購入したいものですよ!

まとめ

コナートブランドは前述したとおり、ストリート系がメインなので自分的にはちょっとキツめですが、ロック系の物販で扱うようなコナートの専門ショップがあれば、ぜひコレクションしてみたいなと思いました。

購入したTシャツは、価格が税込み4,000円で、最初に欲しいと思ったメンバー全員が写るカラーTシャツが5,000円と、価格的にもそれほど大差なかったです。

なので最初はこのスラ弟デザインと比べて、どうしようか迷っていたのですが、どうせ買うなら世の中にあまり出回ってないものが良いと思い、今回紹介したタイプに決めたという感じです。

ということで、スラッシュTシャツレビュー&コナートブランドについてでした!

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