前からブログを見ていると、やたらと広告で「ガンズ・アンド・ローゼズ来日記念ショップがオープン!」が目についてて、ずっと興味はありまして。
でも以前は六本木ショップの宣伝広告だったから、関西在住の自分はちょっと無理だなと思ってたところ、最近になって「梅田OPAでオープン!」とか出てたから、
なにぃ!これは行かねば!!!
ということで、今日夕方に早速行ってきました。
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梅田オーパへ猛ダッシュ!
ダッシュはしてませんが、台風が来ていていつ雨が降るか分からないので、駅から急ぎ足でオーパに向かうことにしました。
祝日ということもあって、夕方近くだというのに、結構な人の海。
雨雲を気にしながら人をかきわけかきわけして、阪急ビルを抜けてオーパのある通りの前までたどり着きました。
オーパは基本的には若い女性向けのファッション店舗がメインなんで、なんでそんなところにハードロックの、しかもアラフォー世代のファンが多いバンドのショップをオープンしたのだろう・・と頭をかしげながら、ビルエントランスから飛び出てくる若い女性の波をかき分け、地下一階に向かいます。
さっそく店の奥に音楽関係のショップっぽいブースがいくつか見えました。
事前にネットで見ると、特設会場と書いてあったので、イメージ的にはデパートの催事会場みたいなのを想像してましたが(フロア全体が売り場になってる感じ)、フロア外側の店は服屋さんやカフェと普通の店づくりになっていて、真ん中のちょっとしたスペースに場所を区切ってショップを置いてるみたいです。
途中でビートルズのショップを通り過ぎて、ハードロックのショップっぽいブースの前まで来て「これか」と。
ガンズのTシャツの嵐。
まさにハードロックの催事会場です。
すぐ隣にメタリカのショップが併設してるので、いったいどちらがガンズのショップなんだと思いましたが、まあ見ていくとすぐに見分けはつくってもんです。
おお!
ガンズのプラチナレコードが飾ってあります。
アマゾンで一度見たことがあって、前から気になってまして、いったいどんな商品なんだろうと思ってたけど、まさか実物をここで見れようとは・・・
結構な値段がするのでさすがに手が出ませんが、いつかキャッシュでポンと出せる身分になりたいものです。
カードでなら今でも出せますけどリボ払いはちょっと嫌なんで・・・とペコペコ頭を下げながらディスクの前を通り過ぎて奥に進んでいくと、
おなじみTシャツのコーナー。
ハードロックグッズといえばタオル、Tシャツ、パーカーが定番ですが、まさにこのコーナーはそんな伝統の味が所狭しと並べられています。
ちょうど女性のお客さんがTシャツを選んでいて、「この人もきっとファンなんだろうな」と少しチラ見してました。
ちょうど私と同じくらいのアラフォー世代という感じです。
ほかにもカップルで来ているお客さんがいて、この方たちも同世代という雰囲気でしたね。
かと思えば、中学生くらいの少年がスマホケースのコーナーを興味深げに眺めてたりして、「おお、ガンズも新しいファン層の取り込みに成功してるじゃないか!」とちょっと嬉しくなりましたよ。
スマホケースとキーホルダーのコーナー。
価格も2千円前後がメイン。
有名人グッズなら、まあこんなもんでしょうか。
でもやっぱりなんやかんやで、ガンズデザインは魅かれますね。
せっかく来たのだから、何か買って帰らないとアクセル先生に怒られると自宅の神棚に飾ってあるアクセル大明神の護符を頭に浮かべて、店の中をいろいろと物色することにしました。
そしてどうせ買うなら実用的なものがいいと思い、マグカップもしくはショットグラスの2つに限定することに。
ショットグラスは見た目のデザインが気に入ったので、少し迷ったのですが、ウィスキーはあまり家では飲まないので、また次回来たときにインテリアとして買うことにしようと、今回はスルーさせていただきました。
次はマグカップですが、デザインが「アペタイト~」「ガンズライズ」「アペタイトフォーデモクラシー」のジャケカバーの3種類あって、これはもうすぐに一番コーヒーに合いそうな「アペタイト」をチョイス。
アマゾンでよく見るタイプですが、実際に見ると、なかなか重厚そうで良い感じです。
カップをレジに持って行き、会計を済ますと、店を出るときに振り返って最後にもう一枚撮影。
ちょうどガンズのライブビデオが流れてました。
しばらく見てましたが、やはりいいですね。ガンズのライブは。
写真で見たらただの小太り中年オヤジなんですが、ステージ上で動き回る姿を見てるとやはりオーラが違います。
アクセルローズはやはりステージで生きるべき男なんだ、ステージに人生の全てを詰め込んだ孤高のミュージシャンなんだ!と改めてその偉大さを再確認した映像でした。
ということで、マグカップレビュー開始
自宅に帰って開封です。
パッケージに入った状態をまず最初に。
アペタイト・マグカップwithケースのご登場でございます。
アルバムジャケそのままです。
今キーボードを打ち込みながら、手元にカップがありますが、上から見てもどう見てもアペタイトフォーディストラクションの雰囲気そのものですよ。
ではマグカップ本体のご登場と願いましょう。
おお~という感じですね。
まさしくアペタイトマグカップ。
80年代ロックシーンの気分バリバリ炸裂!です。
じゃあボトムは?というと・・
ここはガンズロゴでしたね。
でも底にちゃんとデザインされてるのは、有名人グッズとしてちゃんと仕事してる感があるので非常に宜しい。
コーヒーを淹れて飲んでみますか!
予想通り、真っ黒で何が何だか分かりません。
でもそれでよいのです。
なぜなら、マグカップに入れたのはブラックコーヒーだから。
ブラックとブラック。
実に腹黒い大人のティータイムじゃないですか。
スターバックスの緑茶入りマグカップと仲良くセッションするアペタイト・ブラック・ディストラクション・マグカップ。
黒と白のシンプルでソリッドなコントラストがハードロック感をいや増しに増させてますね。
ガンズ・アンド・ローゼズ来日に乾杯!です。
まとめ
どうでしたか?
ショップとマグカップのレビューはガンズファンの皆さんの心に何か残すことはできたでしょうか。
今回のマグカップは個人的には非常に満足した買い物でした。
今手元にカップを置きながらキーボードを叩いているのですが、ちらりと手元にを見るたびにアルバムジャケそのまんまのカップが目に入るのは、ファンとしては何物にも代えがたい幸せな瞬間です。
気分が引き締まるというか、初心に返るというか・・
87年当時のあの頃のガンズの勢いが自分の近くに息づいているという感覚がありますね。
それが1620円で手に入れられるなら安いもんですよ。
ちなみに今アクセルは大変なようです。
ガンズ・アンド・ローゼズの元メンバー、未払いの約1600万円を求めてアクセル・ローズを提訴
ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズはかつてのツアー・メンバーに1500万円以上の未払いのギャランティがあるとして訴えられたと報じられている。
ゴシップ・サイト「TMZ」によれば、クリス・ピットマンはアクセル・ローズに対して163000ドル(約1670万円)の支払いを求めているという。
クリス・ピットマンは主にセカンド・キーボーディストとセカンド・ベーシストとして1998年から2016年までガンズ・アンド・ローゼズのツアーに参加していた。また、バッキング・ヴォーカルやパーカッションも務めていた。
今回、訴えを起こしているのは2011年に遡るもので、当時アクセル・ローズは困窮していたとのことで、未払いのギャランティ125000ドル(約1300万円)を2012年10月までに支払うという書類にサインしたという。
クリス・ピットマンはこちらのギャランティがまだ支払われていないと主張しており、利子を考慮すると、163000になるとしている。アクセル・ローズはこの訴訟に対してまだコメントしていない。(NME Japanより)
アクセルローズはこの訴訟に対してまだコメントしていない
このフレーズが意味するところはシンプルです。
欧米社会では反論しないということは相手の言い分を認めたということだから、とどのつまりはアクセルは「そのとおりっす」と白旗を上げたということになるのでしょう。
つまりそれはアクセルがピットマンに2千万円近いギャラを支払わなければならないということになり、その分の利益をどこかで補わなければならないということなのです。
そして2011年に困窮していたということから、当時に起こった同様の未払い問題が水面下で動いていて、アクセルの財布事情はこのころのギャラ関係で今なお結構焦げ付いてるという推測も可能なわけです。
だからオリジナルメンバーを再結成したのかと。
だからオリジナルメンバーでワールドツアーをするのかと。
だから一番金が動く日本でショップを2つも開いたのかと。
だからショップで売ってるグッズの値段がアクセル価格になってるのかと。
だからマグカップの色が黒なのかと。(腹黒いという意味)
だから黒くなりたくないイジーが再結成加入を拒んだのかと。
いや、別に全然いいんですよ。
金が目的で再結成しようが、ツアーをやろうが、グッズの値段が高かろうが、そんなのは客商売として当然のお仕事だから。
要は良い音楽、パフォーマンスを見せてくれて、時々笑顔を見せて、時々リップサービスして口当たりのよいことを言ってくれて、気が向けばマグカップにサインなんかしてくれたら、ファンはそれで満足なんですよ。
バンドの内情とか金の問題なんてどうでもいいんですよ。
金とか人間関係のゴタゴタなんて、一般人であるファンも家庭や仕事の日常生活で嫌というほど味わってることなんだから、別にあえて見たくないし知りたくもないんですよ。
ただグレイトなライブで盛り上がって、一晩の夢を観れたらそれでいいんですよ。
ということで
マグカップの夢はここらで終わりにするとしましょう。
きっとライブ当日はいい夢見せてくれるさ。
それまで手元のアペタイトであの頃を思い出すとしようじゃないか。
イッソ―イージーなアクセル、スラッシュ、ダフに乾杯。
どうかマグカップにサインしてもらえますように。