今日は久しぶりに現役ガンズの頃の曲を取り上げてみようと思う。
アクセルが歌うローリングストーンズは最高!という話だ。
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アクセルの歌うデッド・フラワーズがすごく良いのだ!
自分はガンズの歌うカントリーロック調の曲が好きで、彼らのアルバムに収録されていた「You Ain't The First」や「used to love her」「patience」 を繰り返し何度も聞いていた。
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それらの曲が収録されていたアルバムが発売された1988年ごろのことだったが、実際にハマって聞いたのはそれから数年後の高校生のころ。
それこそ毎日通学途中でガンズのカントリーロックナンバーを聞いては口ずさんでいたものだ。
その影響は今でも大きく受けていて、他のアーティストが歌うカントリー調のロックなど思わず耳を傾けてしまうことも多々ある。
とはいっても、それに関しては完全に素人で、ディクシーチックスや近年のキッドロックなど、比較的分かりやすいロックよりのものに限るけれども。
そんな中で、今日の「Dead flowers」はガンズのアルゼンチンライブ動画で初めて聞いたものだった。
曲調がなんだか「dead horse」にすごく似てて、タイトルもそっくりだから、きっとアルバムに収録していないライブだけのバージョンなんだと思っていた。
しかし曲の事や歌詞を調べようと検索してみたところ、どうもローリング・ストーンズのカバーだったことが判明して、「なるほどなー」と思った。だって当時の彼らはストーンズのナンバーをライブでよく歌っていたから。
しかもそのオリジナルアルバムはあの有名な「sticky fingers」なのだから、これを知らない私は完全にもぐりのロックファンだ。
1971年に発売された同アルバムは、バンドがして発表した初めてのフルアルバムであり、その収録曲もそうそうたる布陣だった。
有名なところで「ブラウン・シュガー」「ワイルドホース」などがあり、とくにワイルドホースなんかガンズ十八番のライブカバーソングだったから、ロックもぐりの私でもさすがに知っていた。
曲もタイトルも、ストーンズからの影響が深く見られるガンズだったが、この有名なsticky fingersもアルバムジャケで一騒動を起こしたという点でも、ガンズのファーストアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」のオリジナルジャケットが発禁になったことを思い起こせば、彼らのストーンズへの傾倒ぶりがよく分かる。
初期のガンズで曲作りやバンドイメージを担当していたのが、イジー・ストラドリンだったために、この手のデジャブが後のライブ選曲でも色濃く反映されているのだろうな。
まとめ
さてこの曲のタイトルが「死んだ花」なんて、これまた物騒なんだが、歌詞も実はかなり物騒で、ドラッグとドラッグ中毒で死んだとされる女性について歌ったというものらしい。
こういう物騒な歌詞の内容については、たぶん当時の業界全体に普通にあったことなんだろうと思う。
曲と歌詞が合わないという意味でいうと、ガンズの「used to love her」も「彼女を愛してた~でも殺さなくちゃならないんだ~♪」と立派にその域に入っているが、ストーンズのこのあたりの歌に相当インスパイアされてできたもんだろう。
いま聞いても全然色あせない、クラシカルロックに感銘を受けたロック史上の逸品です。