オーストラリアが誇るブルース・ファンク・ロックトリオ、ジョン・バトラー・トリオのリーダー、ジョン・バトラーが使用するギターのモデルについて少々取り上げたいと思います。
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オールマイティーなプレイを可能にする「メイトン」
といっても、べつだんに楽器に造詣が深いわけでもないど素人の私が、プロの使うギターについてあれこれ語る知識も経験も資格もないものですから、あくまでちょっとしたお知らせ程度の情報を、という感じで。
ジョン・バトラーは、ファンの方ならご存じのとおり、ギター一本で様々な音色を使い分けてリズミカルかつブルージーなサウンド、シンプルなロック、民族音楽的な旋律を表現する豪州の男前ギター侍。
彼の弾くギターの音色、とくにアコースティックで奏でるサウンドに関しては、まさに天下一品!という感じで、とくにアコギ命でもない私でさえも、その音色に聞き入ってしまうくらいなんですね。
OCEAN - John Butler - 2012 Studio Version
そんなバトラーのギタープレイを見ていると、「なんだか僕もギターが弾きたくなってきたなあ」と加山雄三のように空を見上げて「ふたりはぁ~」と一曲かましたくなるものんですが、かつて学生時代に買ったギター3本をほとんど弾かずに捨てたり譲ったりしてきたという音楽的資源の無駄遣い野郎な経験を持つ自分としては、「だめだ!だめだ!今度買ったりしたら、昔のように入門セットでは済まなくなる!」と必死にその無駄な衝動を抑えにかかるくらいに、演者と楽器とのコラボが魅力的すぎるというものなんです。
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そんなバトラーが使うギターって、いったいどんなんだろう・・・と、衝動買いの恐怖に慄きつつも、ほんのちょっぴりそれを使って演奏する自分を想像したりして「うふふ」とほくそ笑むのもまたファン心理として当然のこと。
なので、早速その情報をゲットしてきました。
⇒メイド・イン・オーストラリア 2大アコースティックブランド Cole Clark & Maton
上のサイトによれば、オーストラリアのアコースティックギターの有名ブランドはCole Clark(コール・クラーク)とMaton(メイトン)の二つがあって、バトラーは後者のメイトンを使っているということ。
メイトン・ギターの特徴としては、
・オーストラリア固有の植林材を使用
・メリハリのある中高音域が特徴的
・輪郭がぼやけないはっきりとしたサウンド
・抜群の操作性で長時間でもストレスなく演奏が可能
・サウンドバランスにも優れジャンルを選ばないオールマイティなギター
だそうで、オールマイティさというのが、いかにも幅広い楽曲を演奏するバトラーが好みそうなギターだと思いますね。
有名ギタリストも愛する豪州産ギターブランド
ちなみにMatonギターはトミー・エマニュエルも使用しているそうです。
トミー・エマニュエルといえばギターの名手で有名ですが、アコギを使うギタリストは指から響く音がそのまま曲に反映されるだけに、どうしても素材の良し悪しには敏感になるのでしょうね。
もうひとつのオーストラリア・ギターメーカー、コール・クラークは、あのサーファーサウンドで有名なアメリカの加山雄三こと(勝手に命名しました^^)ジャック・ジョンソンが使っているようで、ジョンソンの曲が好きな自分としても「お前も豪州ギター侍か!」と嬉しくなるもんです。
ジャック・ジョンソンの『ベター・トゥギャザー』は波の音と爽やかなビーチに良く似合う
さらにこちらのメーカーもオーストラリアの植林材を使用していて、なんと職人さんが一本一本を手作りで作り上げているよう!
まさにギター職人の入魂の一品という感じで、これもプロならばぜひ持っておきたいモデルなんでしょうねえ。(ちょうどイチローが特注でバットを作ってもらうように)
やばい!ギターが欲しくなってきた!
どうです?
欲しくなってきましたか?
私もだんだん書いているうちにすごく欲しくなってきました(泣)
やばいです。
このままだと勢いで買ってしまいそうになるので、いそいで押入れにしまってるウクレレを出して弾いて気を紛らわせることにします^^
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