1986年に「ブレイクアウト」で世界的ヒットを放ったスウィング・アウト・シスター。
この歌はMTVを始めとして、様々なメディアでBGMで流れたりして、本当に耳にタコができるくらいに聞いた曲です。
今回はそんな彼女らについてレビューしていきましょう。
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爽やかすぎる黄金ポップチューン「ブレイクアウト」
聞いてると清々しい気分になれるというか、爽やかな風が気持ちの中を駆け巡るような感じで、とても好きな曲でもあります。
ブレイクアウト / スウィング・アウト・シスター
そんな名曲を世に送り出したスウィング・アウト・シスターは、もちろん今で現役でバリバリに活動なさっていて、定期的にアルバムをリリースされているよう。
2008年には来日してライブを行っています。
そんなスィング・アウト・シスターが2年前から始めたアルバムプロジェクトが非常に面白くてですね。
Pledge Music
という、音楽サービスを通じてアルバムを制作していた模様。
「えっ?プレッジなんちゃらって何?」
と自分も最初思いました。
それって新しいレーベルなの?って感じで。
なので早速調べてみると、
レーベルに所属していないバンドやアーティストが 、ファンに寄付を募ってCDなどを作るシステム
のようです。
いわゆる、今はやりのクラウド・ファンディングの一種でしょうか。
2009年にスタートした同サービスは、今や多くの若手無名ミュージシャンを始めとしたアーティストに利用されているようです。
*ミュージシャンに資金が適切に支払われていないことが問題になっているようです(2019年2月)
2019.2.5 火曜日 クラウドファンディングのプレッジ・ミュージック、資金未払い問題について新たな声明を発表
でもあれですね、スィングアウトシスターはかなりメジャーな世界的グループなので、あえてファンから寄付を募らなくても、アルバムくらい自分たちのレーベルで作れそうな気がするんですけどね。
ビジネス的なことよりも、もっとファンとの関係を濃密にしたいとかの理由でしょうか。
ファンの方も、自分がお金を出してアーティストの活動に直接参加できれば、もっと身近に感じて愛するようになるでしょうから。
もっとも、こういういかにもモダンぽいプロジェクトがスィングのカラーによく似合っていると思うので、全然OKだと思います。
最近のスィングアウトシスターの活動
スウィングアウトシスターに話を戻しますと、2015年に10枚目のニューアルバム「Rushes」をオンラインのみのリリースにしたのが最新のニュースです。
寄付した人のみが楽曲を購入できるようで、これこそがプレッジミュージックの特徴なんでしょうか。
こういうスタイルは、間にレコード会社を噛まないので、利益をストレートに受け取れる利点がある反面、販促活動が大幅に制限されるので、世の中の人に認知されにくいという面もあると思います。
まあ彼ら(彼女ら)くらいにワールドワイドでメジャーになれば、自分たちの公式サイトやSNSで告知さえすれば、それくらいのディスアドバンテージは簡単に回復できると思いますけどね。
加えて創作活動でも、自分たちの好きなような曲作りができるという利点も大きいでしょう。
これはますます私も「伝説のお好み焼き」をプレッジミュージックで制作せねば!!(というか、アルバムタイトルがすでに変わっている!)
スウィング・アウト・シスターの歴史&まとめ
ここでバンドの歴史を簡単に紹介します。
スウィング・アウト・シスターは、クラシックピアノの英国王立音楽検定グレード8の腕前を持つアンディー・コーネルと、元パンク少年だったドラマーのマーティン・ジャクソン、デザイナーでモデル出身のコリーン・ドリュリーらで1984年に結成された。
バンド名は1945年のアーサー・トリーチャー主演映画『Swing Out, Sister』からのもの。
音楽的指向性はブルーアイドソウル(白人による黒人音楽)とクロスオーバー(ジャンルを越えた幅広い音楽)、ポップをミクスチャーしたもので、初期のダンスビート嗜好のものから、後期から現在に至るまでのアダルトコンテンポラリーなテイストまで実に幅広い。
86年の「ブレイクアウト」を皮切りに、「サレンダー」「トワイライト・ワールド」と米英チャートで立て続けにヒットを飛ばし、87年にリリースされたファーストアルバム「ベター・トゥ・トラベル』はイギリスで発売され、チャート1位を獲得した。
89年にドラムのマーティン・ジャクソンが脱退してデュオになるも、アルバム・ライブ活動ともに精力的に続け(アルバムはほぼ毎年リリース)、2012年にはファーストアルバムリリース25周年を記念して、同アルバムのリマスター版を発表した。
2014年にはデビュー30周年記念アルバムもリリース。
そして2015年に10作目となる「Rushes」をオンラインリリースした。
ボーカルのコリーンはモデル出身だったんですね。
どうりで顔とスタイルが抜群なわけだ。
それでもMVに映る彼女の表情はいつも楽し気で、見ているだけでこちらも気分がウキウキしてきます。シンガーとして本当に才能にあふれていて、いつまでもその魅力が消えない本当に不思議な人だと思いますよ。
きっと歌の神様から愛されている人なんでしょう。
いつまでも魅力的な歌声を我々に聞かせてください。