肩甲骨。それは脂肪燃焼の鍵となる秘密の暗号・・・
というのは軽い冗談ですが、肩甲骨の周辺に脂肪燃焼を司る「細胞」があるのは確かです。
もともとはヨガのサイトで掲載されていた情報のようですが、それが今年の3月にヤフーニュースでも取り上げられていて、ボディケア関連に属する自分的にも「よく言ってくれた!」と手放しで拍手をしたくなる内容になっていました。
肩甲骨の周囲には、熱を生み出して脂肪燃焼を促進する働きのある褐色脂肪細胞が密集しているといわれています。痩せるスイッチは肩甲骨まわりにあると言っても過言ではないのです。 逆に肩甲骨の動きが悪くなると脂肪が溜まり、太りやすくなります。 ダイエットを成功させるには、肩甲骨をしっかり動かして褐色脂肪細胞を活性化することが大切です。
このニュース情報の要点は、
・肩甲骨の周囲には褐色脂肪細胞が密集している
・褐色脂肪細胞は脂肪燃焼を促進する働きがある
・痩せるスイッチは肩甲骨まわりにある
・肩甲骨を動かさないと太る
その流れで体操が紹介されているのですが、それに関しては私は「パス」です。
なぜなら「ややこしい動きっぽい」から。
あくまで自分的な所感ですが、文章を読んでいると「なんだかスッと頭に浮かんでこないな」と感じました。
なので、ここは私自身が毎日行っている体操を代わりに紹介したいと思います。
写真付きで紹介するので、理解しやすくなっていると思いますよ。
ではどうぞ!
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脂肪燃焼に役立つ肩甲骨ストレッチ【3選】
3つあります。
どれでも良いのですが、一番最初に紹介するのが、全ての動きをパッケージしているのでおすすめだと思います。
というか、どれもラジオ体操とか普通にある動きなので、簡単ですし、見慣れた動きになっているので馴染みやすいと思いますよ。
ではそれぞれを写真付きで見ていきましょう。
1・肩甲骨を大きく開く体操
①両手を下ろして立つ(もしくは椅子に座る)
②息を吸いながら、両手を上げていく
③頭上で両手を合わせる
④息を吐きながら左右に両手を下ろしていく
⑤繰り返し5回~10回
ポイント
・呼吸を止めないようにすること
・腕はしっかりと伸ばすこと
2・肩甲骨を背後に戻す体操
①両手を後ろ手に組む
②両手を組んだまま、息を吐きながら、後に伸ばしていく
③そのままの姿勢で5秒~10秒を保つ
ポイント
・立っても座ってもどちらでも良い
・腕を伸ばす時に息を吐くこと
・腕の高さは無理をしない位置で
・肩が上がらないときは、両手を組んだままで後ろに引っ張っていく
3・肩甲骨ハーフ逆ブリッジ体操
①うつぶせに寝る
②両手を後ろ手に組む
③息を吐きながら、腕を上げて後ろに引っ張っぱりつつ、上体を上げていく
④少しキツイなと感じる位置で止めて、そのままで10秒~保つ
ポイント
・腕を上げて後ろに引っ張っていくときに、息を吐くことを忘れないようにする
・上半身を上げるときは無理をしすぎない(背中が吊る時があるので)
肩甲骨体操のまとめ
以上が私が普段行っている肩甲骨を動かす体操です。
お気づきの方もおられると思いますが、どの体操も「呼吸」を止めていません。
なぜなら呼吸には筋肉をコントロールする働きがあるからです。
それは「筋肉を効果的に伸ばす働き」があったり、「ケガを防ぐ」意味もあります。
簡潔にまとめてみますと、
・息を吸う⇒筋肉を収縮(緊張)させる
・息を吐く⇒筋肉を伸長(緩和)させる
ということがいえると思います。
ストレッチには「筋肉を伸ばす」意味があるので、今回の体操だけでなくてストレッチで体を伸ばす時には「息を吐きながら行う」ことで「ストレッチ効果」が高くなるということですね。
合わせて「筋肉を緩める」働きもあるので、息を詰めて「緊張させて」痛めてしまうのを防ぐためにも、体操なり日常の動きで何かをするときは「息を吐くこと」を意識すると「ケガ」を防ぎやすくなるということ。
余談ですが、物を持ち上げるときに「えいさっ!」とか「せいやっ!」とか「よいしょ!」という掛け声をかけるのは「声を出すことで息を吐き出す」意味があります。それでケガを防ぐ働きがあるということですな。
昔の人の知恵は素晴らしいですよ。
ということで、今回の体操は、
・肩甲骨を動かして脂肪を燃焼させよう
・腕を伸ばす時は息を吐こう
の2つがポイントです。
こまめに動かして脂肪をバリバリ燃焼させていきましょう!