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自己啓発の書籍レビューおすすめ5選

2024年2月18日

自己啓発に役立つ書籍レビューの紹介です。

「人間的な成長」「人間関係を潤滑に回す方法」を伝えた本を5冊選び、簡単な感想を添えてまとめてみました。

自己啓発本のレビュー【5冊】

伝え方の極意

アメリカの名司会者ラリー・キング氏の著書です。

若い頃にラジオDJとしてデビューし、30年以上に渡る司会者としてのキャリアと名声を築き上げたキング氏が、自らの「語り」の技術や思いをまとめ上げた内容になっています。

プロの「話し手」としての心得やテクニックは、案外「普通のもの」であることを本書で気づかされます。

毎日コツコツ続けて様々な人に対応できるように訓練しているのが、プロの話し手であり、プロ中のプロであるということ。

そんなプロ中のプロが具体的なコツを教えてくれていて、素人でも学べる会話テクニックを満載しているのが本書。

顧客との会話の糸口を探しているビジネスパーソンにおすすめです。

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1兆ドルコーチ

スティーブ・ジョブズやグーグルの創業者、ツイッターやyoutubeのCEOが教えを請うたと言われる、シリコンバレーの超有名な経営者であり、メンター・コーチであるビル・キャンベル氏の伝記本です。

コーチングというと、なんだかテクニカルな響きになりますが、キャンベル氏の場合は「人としての温かさ」がコアになった「昔気質の親父」的な指導法になっています。

はっきりいって、本書に書かれているキャンベル氏のコーチング術はそれほど目新しいものではありません。

スポーツのコーチ出身として当たり前の「厳しさ」「優しさ」「温かさ」を体現しているにすぎないからです。

しかしキャンベル氏はそこに自身のビジネス成功体験を織り交ぜることで、誰にもマネができない独自の「指導術」を発揮しています。

そんな稀代の名コーチの物語は「人への優しさ」に満ちた心地よい内容になっています。

ビジネスは本来、決して効率や利益至上主義だけではない、人とのつながりでできているということを気づかされる本書。

実務の厳しい世界に身を置く方には特に深く響くのではないでしょうか。

ハードワーク

ラグビー全日本元監督のエディー・ジョーンズ氏の著書です。

ラグビーの指導経験をもとに語られた本書は、エディ氏の人生哲学が詰まった「使える智恵」が詰まっています。

リーダーが部下を育てたり指導する際に必要な「心がけ」「言葉がけ」を中心に、一人一人がもつべき「マインドセット」(心のありそう)について氏独特の熱い語り口で説いているのが胸に染みます。

シンプルだけど胸に刺さる。

そんな内容に満ちた本になっています。

人生や部下の指導に悩んでいる人の必読の書籍だと思います。

ハピネス GAFA時代の人生戦略

マーケティングの専門家でニューヨーク大学スターン経済大学院の教授であるスコット・ギャロウェイ氏の著書です。

ギャロウェイ氏は前著である「GAFA四騎士が創り変えた世界」がベストセラーになり、一躍その名を世界にとどろかせた著述家でもあります。

本書もGAFA(ITの巨大産業であるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの略称)に関するタイトルがついていますが、内容はほとんど人生論になっています。

講義形式の著述スタイルで、どちらかというと学校を卒業したての若者に説く風になっていますが、そうでない社会人世代が読んでも満足できる内容。

本のエッセンスを一言で言えば「他者への愛情をもちなさい」ということに尽きます。

ちょっとドライでユーモアあふれる語り口が面白いのですが、その言わんとしていることは、人生の前半生で苦労してきたギャロウェイ氏だからこそ分かる「人の大切さ」。

ユーモア溢れるにシニカル(皮肉めいた)文体でありつつ、「温かく」「人への優しさ」を忘れずにいる著者の思い。

忘れかけていた「優しさ」を取り戻すには、きっと最良の書物の一つだと思います。

俺か、俺以外か

伝説のホスト、ローランド氏の自伝本です。

著者についてはテレビで時々見ていたので知っていましたが、ほとんどどんな経歴だとか人となりを知らないでいたので「ガクトみたいな派手で格好つけの芸能人」程度にしか印象がなかったのです。

それが本を読み進めるにつれて、その言葉遣いの面白さ、生き様、意外に真面目な人生観などなど、40を過ぎたおっさんの自分にも結構突き刺さった内容になっていて「これは良いな」と読了後には印象が変わっていました。

何よりも心惹かれたのは「言葉のチョイス」。

とくに社会人の男性が読むと「忘れかけていた熱い想い」が蘇ってくるようで、不思議とページをめくる(スワイプする)手に力がこもります(笑)

そして何よりもこの本で一番感動したのが、最後の章に書かれた言葉でした。

「誰かが君の代わりに君の人生を生きてくれるわけではない。嫌でも自分の足で歩かなくてはいけないんだ。そんなときにつらくなったり悲しくなったりしたら、いつでもこの本を読んで欲しい」

これにグッときた若者は多いんじゃないでしょうか。中年の自分でもグッときましたからね。

本の印税をすべて寄付に回すと宣言している、ローランド氏の熱く美学に満ちた生き様にも胸アツの一言。

ぜひ一読してみることをおすすめしますよ。

まとめ

人間関係の知恵や自分自身を高める知見をまとめた本の紹介と感想を紹介しました。

今回の書籍レビューが皆さんの人生設計や仕事に少しでも役立てれば嬉しく思います。

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