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洋楽ミュージシャンの自伝オーディオブック7選

2022年5月20日

ミュージシャン本人が自らの半生を英語で語る「洋書の自伝オーディオブック」の紹介です。

本人が語るのだから「臨場感あふれる」内容になっているのは当然ですよね。

もちろん洋書なのでフル英語。

これは英語を学習する自分のような洋楽好きの人間からすれば最高の一言。

だってあの有名ミュージシャンがリアリティ溢れすぎるナレーションで英語を語ってくれるのですから、否が応でもリスニング力が上がるというもんですよ。

そんな英語的にも洋楽的にも最高過ぎるミュージシャン自伝語りオーディオブックを7つ紹介させてもらおうと思いますよ!

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ミュージシャン自らが英語で話す!洋書の自伝オーディオブック7選

1・ジョー・ペリー

エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーの自伝本です。

幼少時代からバンドの結成、成功とその裏側にある苦悩などをペリー視点で語っています。

マネージャーにバンドが支配されていたくだりは、成功したバンドにありがちな話ですが、まさかエアロスミスもその罠にかかっていたとは、この本で知るまでは全く想像もしていませんでした(上手く乗り切っていそうなイメージがあったので)

ペリー本人の語りは抑揚が少なく淡々としているので、「英語の音声」そのものには魅力的な響きは感じません。

とはいえ英語の発音は分かりやすく、明瞭に語ってくれていますから、初心者向けのリスニング教材としてはいい感じだと思います。

何より本人が語っているという貴重さは大きいですので、ファンならば必買ですね。

⇒Rocks: My Life in and out of Aerosmith

2・ポール・スタンレー

世界的ロックバンドKISSのギタリスト、ポール・スタンレーの自伝です。

生い立ちからスターダムに上り詰めて以降の話を赤裸々に語っています。

この当時のロックバンドの例にもれず、マネージメントが収益を横取りしていて、本人たちは貧乏だったという裏話があり「エアロスミスとかローリング・ストーンズもそうだったし、これって昔のショウビジネスでありありだったんだな」と改めて再認識した箇所が印象的でした。

途中でガンズ・アンド・ローゼズとの絡みも出てきて、スラッシュについて言及しているところは、ガンズファンとして「おお」となりましたよ(良い意味でも悪い意味でも)

英語的には先ほどのジョー・ペリー本と同じように、表現に抑揚がないので、飽きてしまう感じもありますが、明瞭で分かりやすい表現を使っているので、リスニング教材としてはおすすめできます。(和訳本のレビューは追記の記事リンクで見れます)

⇒Face the Music: A Life Exposed

3・ニッキー・シックス

80年代前半から現在までロック界の第1線で活躍し続けるモンスターバンド、モトリークルーリーダー、ニッキー・シックスの自伝本です。

ナレーションはニッキー本人と他のナレーターと共同です。

タイトルの「ヘロイン日記」の通り、ニッキー自身が重度のヘロイン中毒で苦しんでいた時期のことで、かなり赤裸々に当時のことを語っています。

当時のバンドがどれだけハチャメチャな生活を送っていたかは、過去記事でも少し触れていますが、ニッキー自身は見た目以上に内面に深い闇を抱えていたことが、この本で明らかになっています。

そんなディープな本を当事者のニッキー本人が淡々と語るのですから、聞きごたえがないはずがありません。

平易な英語なので、聞き取りにはそれほど問題ない内容。

HRファン、モトリーファンには必聴の一冊です。

⇒The Heroin Diaries: Ten Year Anniversary Edition: A Year in the Life of a Shattered Rock Star

4・セバスチャン・バック

80年代後半から90年代まで活躍したハードロックバンド「スキッド・ロウ」のオーディオブックです。

声を入れているのは元ボーカルのセバスチャン・バック。

慎重194㎝のバカでかい体と美青年な顔立ちで注目を浴びたボーカリストですが、ハスキーな声が魅力のミュージシャンなので、英語は耳馴染しやすいです。

素行不良が原因でバンドを首になったバックですが、後にミュージカルの舞台で活躍するなど、意外に息の長い業界人になってます。

ロックボーカリストでありミュージカル俳優としての顔をもつセバスチャンの声語り口は、かなりカジュアルで親しみやすく、リズム感に溢れています。

使われてる英語もそれほど難しいものではないので、英語リスニングの勉強にもぴったり。

リズミカルで強弱をつけた語り口は、ずっと聞いていても飽きさせない「何か」がありますね。

⇒18 and Life on Skid Row

5・エルトン・ジョン

英国が誇るスーパースター、エルトン・ジョンの自伝です。

2019年に公開された自伝映画「ロケットマン」と並行して制作されたのか、共同ナレーションに映画でエルトンを演じた、ターロン・エガートンが加わっています。

内容は映画の通りで、エルトンの激動の半生を描いています。

ナレーションが二人ともイギリス人なので、英国風のシャープな発音が学べます。

加えてエルトンのリズミカルで抑揚のある発音も耳を飽きさせません。

イギリス英語はこうしたオーディオ版で聞くと俄然、その輝きを増すと思うので、ぜひ購入して味わってほしいと思いますね。

⇒Me: Elton John Official Autobiography

エルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」に捧げるアルバムレビュー!

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6・マライア・キャリー

90年代を代表する歌姫マライア・キャリーの自伝本です。

ハイオクターブの美声で一世を風靡したマライアは日本でも大人気で、彼女のクリスマスソングは今でも時期になるとBGMでテレビや街中で耳にすることができます。

歌の実力もさることながら、その並外れた努力の軌跡が背景にあったからこその成功だなと思わせてくれます。

オーディオブックはもちろんマライア本人がナレーションを担当。

ローボイスで囁くような語り口は不思議と癒されます。

さらにアカペラで歌も入っているので、これも聞き入ってしまうナイスポイント。

歌あり、癒しの声ありで、英語の勉強以上の魅力を得ることができますよ。

⇒The Meaning of Mariah Carey

 

7・ブルース・スプリングスティーン

アメリカのロックスター、ブルース・スプリングスティーンの自伝です。

彼自身が執筆した自伝であり、ナレーションも本人が担当しています。

内容は生い立ちから、2012年のアルバム「Wrecking Ball」までの半生です。

祖母に可愛がられた話や、学校でのトラブル、父親と折り合いが悪かった話が前半のパートで、メインパートはミュージシャンになってからのレコーディングやツアーについてのあれこれを語っています。

英語そのものは、それほど難しくありませんが、ブルースの声がかすれ気味で少々聞き取りにくいなと感じました。

発音は典型的な巻き舌のアメリカ英語で、音感的にシャープなイギリス英語が心地よいと考える自分としては好みではなかったですね(ここは人によります)

とはいえ、ブルース本人の生の声が18時間も聴けるので、ファンならば買っておいて損はない本ですね。

⇒Born to Run

ブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・USA』は愛国歌ではなかった!

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まとめ

洋楽ミュージシャンの自伝オーディオブックおすすめ7選でした。

往年のミュージシャンが語る「熱い人生」はパンチがあって、思わず聞き入ってしまいますよね。

そんな熱い自伝オーディオブックは、アマゾンが運営するAudibleというサービスで聴くことができます。

非会員でも利用は出来ますが、会員になると様々な特典が得られます。

無料お試し期間で内容を確かめることができますので、ぜひ一度お試しあれ。

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