グローブはバイク乗りにとって「操作性」「安全性」「防寒性」の3つを確保するための重要アイテム。
むき出しのボディをさらけ出して高速で移動するライダーにとって、身の安全は何よりも重視したいですよね。
さらにそうした機能面だけではなく「ファッション」としての役割も見逃せないもの。
手元をビシッと締める、クールなファッションアイテムとしてぜひ気にしたいところです。
今回はそんな大人のライダーに向けて、シーズン別・用途別のグローブ7選を紹介したいと思います。
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ライダー向けのグローブおすすめ
【1】レザーグローブ|クラシック&シンプルを極めるなら
レザーグローブはバイク乗りにとって“定番にして永遠”。
特にクラシックバイクやネイキッド系との相性は抜群で、シンプルながらも風格漂う手元を演出します。
経年変化による味わいや、レザー特有のフィット感は、使い込むごとに自分だけの一双へと変化。
操作性と美観の両立という、まさに“道具と装い”の中間に位置するアイテムですね。
✅おすすめ:DEGNER「レザーライディンググローブ」
→ 無駄をそぎ落としたクラシックなデザイン。
ブラックやタンの定番カラーは車種を選ばず、さりげなく洗練された雰囲気を演出します。
ツーリングから街乗りまで、幅広く活躍してくれる一双です。
おすすめしたい相手・シーン
- クラシックバイクやネイキッドバイクに乗るライダー
- 経年変化やレザーの質感を楽しみたい人
- ツーリングから街乗りまで幅広く使いたい方
【2】メッシュグローブ|夏の街乗り・ショートツーリングに
真夏のバイクシーンでは、快適性がライディングの質を大きく左右します。
風をしっかり取り込むメッシュ素材は、汗ばむ季節の頼れるパートナー。
ナックルガード付きなら、安全性も確保され安心です。
汗をかいても蒸れにくく、グリップ力も損なわない。
そんな「夏の相棒」として1ペアは持っておきたい実用品です。
✅おすすめ:KOMINE「GK-267 プロテクトメッシュグローブ」
→ 手にフィットする立体構造と通気性の良さで、夏の快適性は文句なし。
デザインもスタイリッシュで、スポーツタイプのバイクと好相性です。
おすすめしたい相手・シーン
- 真夏の通勤・街乗りが多いライダー
- 蒸れにくさと通気性を重視する人
- ショートツーリングを快適に楽しみたい方
【3】ウィンターグローブ|防風・防寒性を追求
寒冷期のライディングは、防寒対策と操作性の両立が課題。
冷えた指先ではクラッチやブレーキ操作にも影響が出るため、信頼できるウィンターグローブは安全の観点からも重要です。
中綿やウールインナー、防風・防水加工を備えたモデルを選べば、真冬のロングツーリングも安心。
✅おすすめ:GOLDWIN「ウィンターウォームグローブ」
→ 防寒・防風・防水の三要素を備えたバランス型。
手に吸い付くようなフィット感と、指先の操作性も備えており、長距離ツーリングの強い味方になります。
おすすめしたい相手・シーン
- 寒冷地や冬季にツーリングするライダー
- 長距離ライドをする防寒対策重視の人
- 冷えによる操作性の低下を防ぎたい方
【4】ナックルガード付きグローブ|SS・ストファイ乗りに人気
高出力のスーパースポーツ(SS)やストリートファイター系バイクに乗るなら、攻撃的な走りを支えるプロテクション性能が必要です。
ナックルガード付きグローブは、万一の転倒時にも安心感があり、見た目にも迫力のあるスタイルを構築。
サーキット走行や高速走行にも対応する設計が多く、機能美を体現した一品です。
✅おすすめ:Alpinestars「SP-8 v3 グローブ」
→ CE認証を取得した安心のプロテクション性能。
カーボン調のナックルガードやフィット感に優れた設計は、まさに攻守両面を備えた本格派グローブです。
おすすめしたい相手・シーン
- スーパースポーツやストリートファイター系のバイクに乗る方
- サーキットや高速道路での安全性を重視する人
- 攻めた走りを楽しみたい本格派ライダー
【5】ショート丈グローブ|街乗り重視のライトライダー向け
バイクファッションに自然に馴染み、脱ぎ履きのしやすさを求める方に最適なのがショート丈タイプ。
手首の自由度が高く、スクーターやミニバイク、カフェレーサーなど“ラフに乗る”スタイルにもぴったり。
街中でのストップ&ゴーが多いシーンでは、扱いやすさが光りますね。
✅おすすめ:ROUGH&ROAD「RR8655 ストレッチグローブ」
→ ストレッチ素材を使用し、軽快な着け心地。装着感も柔らかく、普段着との相性も抜群。
街乗りやコンビニストップが多いライトライダーにうれしい選択です。
おすすめしたい相手・シーン
- スクーターやミニバイクを日常使いしている人
- 脱着のしやすさを求めるライトユーザー
- 街中でのラフなスタイルに合わせたい方
【6】防水グローブ|雨天走行でも安心
雨の日でも走行を続けるライダーにとって、防水・透湿グローブはまさに命綱。
濡れた手での操作は滑りや冷えによる安全性の低下を招くため、濡れにくくてストレスフリーな一双が必要です。
✅おすすめ:Alpinestars「Drystar XF グローブ」
耐候性に優れたDrystar XF素材を採用し、防水かつ透湿性も確保されたモデル。
ゴートレザーと合成素材を組み合わせた構造により、防風性と保温性も両立。
CE認証取得で、ロングツーリングの多雨条件にも安心して使えます。
雨の中でもグローブ内は快適、冷えがつらい日も操作性を損ないません。
おすすめしたい相手・シーン
- 雨の日もバイクに乗る必要がある通勤・通学ライダー
- ツーリング中の悪天候に備えたい方
- 快適性と安全性を天候問わず求める実用派
【7】レーシンググローブ|サーキット走行やスポーツ走行に特化
ミリ単位の繊細な操作が要求されるサーキットやワインディング。
そんな極限状態でライダーの意思を正確に伝えるのが、レーシンググローブです。
高グリップの掌素材や手首まで覆うロングカフ仕様、万一の転倒を想定した高強度のプロテクションなど、「走ること」に特化した設計が魅力。
✅おすすめ:TAICHI「RST660 GP-EVO レーシンググローブ」
→ レース仕様の本格モデル。
高剛性カーボンプロテクターと、レバー操作に特化した設計で、サーキットやスポーツライディングを安全かつ快適にサポートします。
おすすめしたい相手・シーン
- サーキット走行やワインディングを楽しむスポーツライダー
- 高速域での安全性と操作精度を重視する方
- 本格的な装備を求める走り志向の人
【8】スリーシーズングローブ|春・秋・初冬を一双でカバー
冬ほど寒くないけれど、メッシュでは肌寒い。
そんな春・秋の季節に便利なのが「スリーシーズン対応グローブ」。
適度な保温性と通気性を両立し、昼夜の寒暖差にも柔軟に対応。
朝の通勤から週末のショートツーリングまで、汎用性の高い選択肢です。
✅おすすめ:elf「EG-W103 スリーシーズングローブ」
→ 洗える鹿革素材(セーム革)を採用し、通気性とフィット感に優れたモデル。
タッチスクリーン対応や補強パッドも備えており、日常からショートツーリングまで幅広く活用できます。
おすすめしたい相手・シーン
- 春・秋・初冬の中間シーズンに乗る方
- 通勤・通学やショートツーリングが多い人
- 汎用性の高いグローブを1双で済ませたい方
【9】カフェレーサー向けグローブ|ヴィンテージ感と操作性を両立
カフェレーサーやスクランブラーといったヴィンテージスタイルのバイクには、操作性とデザイン性の両方を備えたグローブが欠かせません。
ステッチや色使いにこだわったクラシックなモデルは、バイク全体の雰囲気を引き締めてくれます。
✅おすすめ:Kaedear(カエディア)「クラシック ゴートスキングローブ」
→ 山羊革(ゴートスキン)を採用した、ヴィンテージテイストの本革グローブ。
ゴートスキンならではの軽さと丈夫さ、しなやかな質感が魅力で、しっかりとしたフィット感と優れた操作性を両立。
おすすめしたい相手・シーン
- カフェレーサーやスクランブラー系バイクに乗る方
- 見た目の雰囲気と機能性を両立したい人
クラシックデザインにこだわりたいライダー
【10】タッチパネル対応グローブ|日常使い&利便性重視のライダーへ
スマホの地図アプリやナビ操作が必要な現代ライダーには、タッチパネル対応グローブが欠かせません。
特にデリバリーや街乗りが多い方は、脱がずにスマホ操作ができる快適さが大きなアドバンテージになります。
操作性を犠牲にしない設計と、日常使いしやすいシンプルなデザインが魅力。
✅おすすめ:RS TAICHI「RST647 タッチグローブ」
→ スマホ操作対応の導電素材を指先に搭載。
カジュアルな見た目ながら、適度なプロテクションとフィット感もあり、街乗りや通勤に最適です。
おすすめしたい相手・シーン
- 街乗りやデリバリーなど日常使いが中心のライダー
- スマホを頻繁に操作する必要がある方
- 実用性と快適性を両立したい
まとめ
バイク用グローブは、「どの季節に・どのバイクで・どんな服装で走るか」によって最適解が変わるもの。
ただ共通して言えるのは、グローブひとつで、操作の快適さも安全性も、そして見た目の印象も大きく変わるということ。
愛車との相性、自分のスタイルとのバランスを見ながら、“長く付き合える一本”を見つけてくださいな!