NHKの朝の情報番組「あさイチ」で取り上げられていた「再婚活」特集の感想です。
女性視点の再婚活ということで、離婚経験あり、お子さんがおられる女性の婚活についてがメインになっていましたが、個人的にも共感できるところが色々とありました。
というのも、今回取り上げられていた「婚活アプリ」での再婚活は、身近な男性の友人が40代でバツイチの女性と結婚に至ったということがあるからです。
ちょうど婚活中だった友人の体験談をリアルタイムで聞いていたので、番組で紹介されていた女性視点とはまた違う視点で見ることができましたね。
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再婚活は慎重になりがち
出会いの場やチャンスが激減したコロナの2年間。
経済的にも人間関係的にも閉じられたこの数年で、今まで感じなかった「寂しさ」や「生活の安定」を感じるようになった人も多いと思います。
そんな中で再婚活を始める女性が急増しているのは、そうしたことが理由の一つになっているのでしょう。
とはいえ、一度離婚を経験していると、どうしても慎重になってしまいます。
・また同じ失敗をしたらどうしよう
・今度失敗したら先がない
・子供と合うのだろうか?
などの悩みが出てくるということ。
先のことを考えたらキリがないと言えばその通りですが、どうしても過去の失敗経験が頭にもたげてくるのは仕方ないですよね。
とくに40代からの再婚活となると、過去のしがらみや記憶の積み重ねが若い世代よりも深く、背負っているものも大きいので、失敗することに二の足を踏んでしまうことはよく分ります。
番組でもそうした悩みをもつ再婚活中の女性が友人に相談しているところを紹介していたりして、まさに自分が友人に受けた相談と被るものがありました。
女性は婚活アプリを利用していて、気になる相手とやり取りをしているのですが、なかなか次の一歩に踏み出せないというのです。
女性の友人は「会わないと分からないよ」とアドバイスしていましたが、男性ならともかく、女性だとどうしても相手のことが分からないときは不安になると思います。
そうした女性へ専門家のカウンセラーがアドバイスしたことは、
・過去を振り返らない
・将来のことを考えすぎない
・相手のことを決めつけない
ということ。
まずは一歩を踏み出す勇気が必要になるのでしょうね。
個人的には「直観」を信じるのもありだなと思います。
女性の直感は男性よりも鋭いですから。
それでも「過去の失敗を引きずってしまう人」に対して、
何かを持っている人を探すのではなく、過去の人が持っていて嫌だったものを持っていない人を探す
というアドバイスが投げかけられていました。
これは確かにありだと思いますね。
引き算の思考といいますか、プラスの方向だけを探そうとするのではなく、少なくとも自分にとって「これだけは嫌」というものを持っていない人を選ぶというのは、物事を前に進める上で有効だと思いましたね。
これは婚活だけでなく、仕事や勉強、人生全般についても、同じことが言えるのではないかと思いました。
再婚活をしている世代の方は若い人よりも時間が限られている一方で、人生経験が長く、相手のちょっとしたことは許せる余裕もあると思います。
とりあえず最低限のラインさえ突破できる相手であれば「会う」という選択肢はありだなと思います。
その意味でこのアドバイスはすごく有効だなと感じました。
再婚活は相手が自分の子供と合うかどうかが心配になる
お子さんがいる女性や男性だと、相手が自分の子供と合うのかどうかというのも、心配事の一つになりますよね。
私の友人の相手の女性もバツイチで子持ちの方だったようで、そのあたりの葛藤は友人と一緒になる際にかなり検討されたと思います。
番組で紹介された経験者の女性も、婚活アプリで出会った再婚活相手の男性に、自分のお子さんが違和感を感じて距離をとっていたり、なつかなかったりするケースもあって、色々と苦労をされているようでした。
確かに家族として一緒に暮らしていく人になるのですから、子供さんにとっても最初はストレスでしょうし、もし相性が悪ければ喧嘩のもとにもなるでしょう。
人間的に合わないのであればどうしようもないですが、それを判断するためにも、まずは徐々にでも良いので接触を増やしていくことが大事だと私は思いましたし、実際に番組でも女性のお子さんがその方向で再婚活相手の男性に馴染んていったといいます。
その御膳立ては大人がするべきでしょうし、少しでも拒否感を示すのであれば、決して無理強いはしないことが大切でしょうね。
良いなと思ったのは、お子さん自身に婚活相手を選んでもらうということ。
婚活アプリのサービス内を見てのことだと思いますが、確かにそういう形だと、お子さんも自分たちが参加して新しい家族を作っていくという「当事者意識」が生まれるので、すごく良い選択だなと思いました。
何よりも、もしダメな相手だったら「自分たちが選んだ」ということで必要以上に親を責めないでしょうし、良い相手であれば自分達もより気持ちを入れやすいというメリットがあると思います。
個人的にはこれは最も良い方法だなと感じましたね。
婚活アプリを利用するときの注意点
婚活アプリは、一昔前に比べて利用者も増えて、サービス面の向上もアップしたとはいえ、100%信用するのは危険です。
利用するサービス自体の信頼性はもちろん、登録者の中には「詐欺」や「遊び目的」という人も一定数いると思われます。
せっかく意を決して再婚活をしている中で、怪しいサービスや異性に騙されてしまっては立ち直れませんしね。
番組では専門家が「婚活アプリの注意点」というのを紹介しており、まずはこれで基本的な対策をとると良いと思われます。
【見極め方】
・登録に本人確認が必要なアプリを選ぶこと
・すぐに「会いたい」「アプリ以外のSNSでやり取りしたい」と言ってくる人は注意(*サービス外のやり取りだと、アプリ運営側が利用者の安全性を把握できないため)
【被害に遭ってしまったら】
・国民生活センターに相談する(消費者ホットライン「188」)
・詐欺などの被害は警察にも相談する
・マッチングアプリ(婚活アプリ)の会社にも連絡する
ある程度の規模だったり有名なアプリサービスだと、利用者のプライバシーや安全を保護するために、様々な取り決めを設定しています。
利用時に必ずそれを確認して、理解してから登録することが大事ですね。
あとはもちろん「怪しい」「騙された」と思ったら、即座に運営側に連絡し、ひどい場合は警察や国民生活センターにも通報すると良いですね。
まとめ
再婚活の中での悩み事や、再婚活アプリの注意点などを番組の流れに沿って紹介させてもらいました。
基本的には女性視点になるのですが、男性視点的にも参考になる面が多かったです。
私自身も一度失敗している身ですので、すごくリアルな話として視聴することができましたしね。
冒頭にも述べたように、私の40代の友人が婚活アプリで同世代のバツイチの女性と知り合い、無事に結婚してお子さんもできて幸せに暮らしています。
40代半ばの友人がマッチングアプリで再婚活中の女性と結婚した体験談
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相手の女性には前の旦那さんとの間のお子さんもいたということで、今回番組の中で紹介していた再婚活中の女性のパターンと似ていますし、世の中には自分の想像以上に多くの再婚活を求める人もいるのだなと実感しました。
マッチングアプリや婚活アプリは、多くの世代に支持されている男女の出会いの場です。
もしご自身がそうした出会いを求めているのであれば、こうしたサービスも利用する方向で検討してみては如何でしょうか?
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