ボンド映画を代表するガジェットといえばボンドカーですよね!
ボンドが信頼する相棒として常にそのそばにいて、敵との戦いやカーチェイスで縦横無尽に大活躍しています。
凄腕エージェントの相棒としての戦闘能力だけでなく、そのスタイリッシュなルックスが観る物を魅了してきました。
その代表ブランドがアストン・マーチンです。
英国が誇るボンドカーとして世界的に有名ですが、映画に使われる洗練された外観だけでなく、車メーカーとしての実力も兼ね備えているブランド。
今回はそんな英国ブランドのアストン・マーチンとボンド作品で使われた車種を順に紹介していきましょう!
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英国の老舗カーブランド「アストン・マーチン」について
1913年に英国で創業した高級スポーツカーブランドです。
創業期の主要スポンサーの伯爵がレーシングドライバーだったこともあり、モータースポーツへの参画の歴史も長く、1959年には世界三大レースの一つであるル・マン24時間レース優勝、世界スポーツカー選手権(WSC)制覇を果たしています。
同年にはF1にも参戦しており、現在もFIA 世界耐久選手権(WEC)のLM-GTEクラスに参戦、F1ではレッドブル・レーシングと提携しており、2021年からはレーシング・ポイントを買収してアストンマーティンF1としてワークス参戦する予定となっています。
レーシングカーとしての名声だけでなく、洗練された流線型の優美なスタイルが多くの愛好者を生み出しています。
1964年に同ブランドのDB5が007シリーズ「ゴールドフィンガー」のボンドカーとして採用されて以降、映画の常連ブランドとして世界的な人気を博したことが何よりの証拠でしょう。
一般のカーユーザーにまでブランドの名声が浸透することになり、新たな市場の開拓につながったと言えますね。
ボンド作品への登場はアストン・マーチン社にとって最高の宣伝効果になっているといえますね!
ボンド映画に登場したアストン・マーチンの車種を紹介
これまでのボンド映画に登場してきた同ブランドの車を取り上げていきます
車種名と作品名をそれぞれ紹介していきましょう。
DB5
初期ボンド映画を彩るクラシカルなデザインが光る名車です。
英国紳士の情緒を感じさせる流線型のボディは、見れば見るほどに奥深い美しさを感じさせてくれますね。
ダニエル・ボンドでは定番のモデルになっています。
最新作「ノータイム・トゥ・ダイ」でも序盤のシーンで凄いアクションを魅せてくれていますよ。
【登場作品】
・ゴールドフィンガー (1964)
・サンダーボール (1965)
・ゴールデンアイ (1995)
・トゥモロー・ネバー・ダイ (1997)
・カジノ・ロワイヤル (2006)
・スカイフォール (2012)
DBS
ホイールベースが長く、走行性に優れた仕様のボンドカーモデルです。
長距離の走行にも向いており、乗り心地の快適さも秀逸との談もレビュアーの間でもあり。
印象に残っているのは60年代と70年代初頭のモデルですね。
DB5の面影を残しつつ、より現代的にアレンジされたスタイルが新たなボンドカーの到来を感じさせてくれました。
【登場作品】
・女王陛下の007 (1968)
・ダイヤモンドは永遠に (1971)
V8 ヴァンテージ ヴォランテ
ティモシー・ダルトンのボンド作品で登場したモデルです。
他のアストン・マーチンに比べれば地味ですが、映画の中で使われた車載ガジェットの豊富さと、武骨なティモシーボンドの雰囲気とマッチしていますね。
実際のヴォランテはその美しい車体と極めて優れた層構成、オープンカー仕様のスタイルがスーパーカー愛好家の人気を呼んでいます。
【登場作品】
リビング・デイライツ(1987)
V12 ヴァンキッシュ
アストンマーチンを代表するフラッグシップモデルです。
洗練された優美さ・強靭さが「ボンドカー」にふさわしいスタイル。
歴代ボンドの中で最も英国紳士らしいピアース・ブロスナンのと相通ずるものがありますね。
都会的な出で立ちが魅力のモデルですよ。
【登場作品】
ダイ・アナザーデイ(2002)
DBS V12
2006年バージョンのDBS V12モデルです。
DBSシリーズのスペックはレーシングカー並みに高いことで有名ですが、映画でもその高性能な走行性がいかんなく発揮していることを壮絶なカーチェイスで見ることができます。
ボンド映画といえば、縦横無尽に車同士が躍動するカーチェイスが魅力の一つになっていますが、このDBSタイプはとくに激しいか―アクションと相性が良いように思いますね。
V12エンジンを搭載した迫力とシャープさは見る者をひきつけてやみませんね!
【登場作品】
・カジノ・ロワイヤル(2006)
・慰めの報酬(2008)
DBS スーパーレッジェーラ
アストン・マーチンカーのフラッグシップモデル「スーパーレジェ―ラ」007限定モデルです。
圧倒的な存在感が特徴で、搭載されるV型12気筒5.2リッターツインターボエンジンは、最高出力715bhpと最大トルク900Nmを誇り、アストンマーティンがこれまでに製造してきた市販車の中で最強の数値となっています。
スーパーカーとしての圧倒的な存在感が、ボンドの最後を飾るにふさわしいモデルになっています。
映画では同僚のエージェントが扱っており、薄暗い飛行場での光に照らされたシルエットがすごく美しさを感じさせてくれます。
【登場作品】
まとめ
ボンド映画に登場したアストン・マーチンカー代表モデルを紹介しました。
壮絶なカーチェイスを強敵と繰り広げるアクションシーンに欠かせないのが、あらゆる武器を搭載したボンドカー。
その時にボンドの分身ともいえるボンドカーには戦闘力だけでは不十分です。
ワインやスーツ、美女とドレスが似合う車でないといけないのですよ。
それを可能にするのがアストン・マーチンのボンドカー。
新しいボンドになる次回作以降でも、変わらぬ魅力を見せて欲しいですね。
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