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洋楽の英語

ウォレント「ヘブン」の洋楽歌詞で英語学習!

2022年2月13日

今回は洋楽で英語を学ぶの回です。

取り上げる題材はウォレントの「ヘブン」

ウォレントは80年後半から90年代前半に人気があったハードロックバンドで、洋楽のビルボードヒットチャートでいくつもヒットソングを放っていました。

キャッチーで耳馴染みの良いリズムとメロディが特徴的で、私も高校時代に通学中にウォークマンでよく聞いていました。

彼らの楽曲の中で最もヒットしたバラード曲「ヘブン」の英語は平易で理解しやすくて、サビの部分に「これは使えるな」というフレーズがいくつかあります。

その部分を抽出して取り上げていこうと思います。

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歌詞全体の英語文と和訳

まずは動画をご覧ください。

いいバラードですね~

何度聞いても心に響いてきますよ。

歌の全体の意味は「君のことが恋しくてたまらない。周りが何を言っても関係ないさ。君が僕の一番のファンでいてくれればそれで・・」的な感じになります(ザックリすぎるかな笑)

この歌詞の中から「これは使える!」と思った部分を紹介していきましょう。

①As long as, I'm the hero of this little girl

②Heaven, isn't too far away

③Closer to it every day

④No matter what your friends might say

まず一つ目です。

As long as, I'm the hero of this little girl

As long as=~する限り、~でありさえすれば

という意味ですね。

この文章全体を部分を訳してみると、

「この子のヒーローでありさえすれば」

になります。

直前の英文で「この世の王様になる必要なんてないさ」がきているので、その流れで「僕はこの子のヒーローでさえいればそれでいい」という感じになりますね。

as long as=「限定」というニュアンスということで!

では次の2番です。

②Heaven, isn't too far away

これはもうそのままですね。

Heaven(天国は)

isn't too far away(そんなに遠くない)

tooは「~すごく」という強調になってます。

far も「ずっと」という強調です。

awayは「離れて」になりますね。

なので全体に意味は

「天国はそんなに遠くない」

です。

tooとfarという強調が2つもきてるので「ずっとずっと」くらいの距離感があるのかもしれませんね。

そして3番目。

③Closer to it every day

文頭のCloserは「~er」という比較級がついてます。

ここで使われる比較級は「だんだん~する」というニュアンスですね。

動詞がくっつくと「close(近づく)」「er」で「だんだん近づいていく」となります。

itはheaven(天国)を指すので

「天国に毎日近づいている」

の意味になります。

天国というと「あの世」を想像してしまいますが(笑)、もちろんこの歌詞は「彼女と過ごす天国のような素晴らしいひととき」というニュアンスになるのでしょうね。

では最後です。

No matter what your friends might say

この英文が今回のメイントピックになります。

文頭のNo matterは「どんなに~でも関係ない」「たとえ~だとしても関係ない」のニュアンス。

続くwhatは「~ということ」。

締めの文章は、your friends「君の友達が」might「~かもしれない」say「言う」という流れです。

まとめてみると

君の友達が何を言ったとしても」

になります。

No matterの使い方

No matterがつく英文は、けっこうニュースでも英語歌詞でも映画やドラマでもよく見かけます。

なので日常会話でも普通にバンバン使われていると思います。

たとえば

No matter what~(どんなに~だとしても~でない)

No matter where~(どこに~だとしても~でない)

No matter who~(誰に~だとしても~でない)

No matter which~(どちらに~だとしても~でない)

という感じで、それぞれの「W~」の次の文章は普通に「主語+動詞+目的語or補語」で全然良い感じですね。

matterというのは「問題である」「重要視する」というニュアンスなので、その上にNoがつくので「~は問題ない」となるわけです。

まとめ

高校時代に「No matter~」のフレーズを聞いて「ああ、こうやって使うんだ」と嬉しくなった覚えがあります。

歌詞の意味も知っていましたし、歌の雰囲気も感じているので「知識+情感」の二方向から「生きた英語」を学べたという感じですね。

洋楽や映画、ドラマの英語はまさに生きた英語なので、基本の英語文法や単語さえしっかりしていれば(中学英語程度)、バンバン生英語で勉強していくほうが良いと思いますよ。

【ウォレント】涙なしには聞けない!珠玉のバラード「ヘブン」

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