女性が戦う映画のおすす目紹介です。
スパイ、戦士、反逆者、冒険家、体制を擁護するものなど、様々な立場で己の生き様を貫く「女前」たちのムービー。
美しく冷酷で、そして誰よりも勇敢な女性は、男性から見ても十分に魅力的です。
そんな誰もが憧れる戦う女性のムービー10選をぜひご覧ください。
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戦う女性ムービー紹介【10選】
1. ニキータ
リュック・ベッソン監督による『ニキータ』は、犯罪を犯して捕まった女性が政府の秘密機関に選ばれ、冷徹な暗殺者として生まれ変わるサスペンスアクション映画です。
主人公のニキータ(アンヌ・パリロー)は、無情な訓練を経て、感情を抑えた冷酷な殺し屋として任務を遂行していきます。
しかし、次第にその冷徹さに疑問を抱き、人間らしい感情が芽生えてきます。
彼女の内面の葛藤と、任務の間で揺れる心情が物語に深みを与えています。
サスペンス、アクションの要素に加え、ニキータの成長と人間らしさが描かれており、単なる暗殺者ではなく、感情豊かな女性として描かれるのが魅力。
リュック・ベッソンならではの視覚的な演出と、冷徹な世界で自らの運命を切り開こうとする彼女の姿が、観客を強く引き込む作品です。
2. G.Iジェーン
デミ・ムーアが主演する1997年のアクションドラマ映画で、女性兵士としての限界に挑戦するヒロインを描いています。
ムーア演じるダン・ダニーは、アメリカ海軍特殊部隊の訓練を受ける女性兵士で、男性中心の過酷な環境に身を投じます。
彼女は最初、周囲の偏見と体力的なハードルに直面しますが、その不屈の精神で訓練に立ち向かい、仲間たちとの信頼を築くことに。
この映画の最大の魅力は、ダニーが自身の限界を超え、男性たちと肩を並べる姿を描いた点です。
デミ・ムーアは肉体的な訓練を本格的に行い、その成果を見事にアクションシーンで表現。
どんな困難にも屈せず、前進し続ける姿勢は、女性が男性の世界で生き抜く力強さと、性別に関係なく平等に扱われるべきだというメッセージを強く訴えかけており、社会的なテーマにも触れています。
アクション映画としてのスリルとともに、精神的な強さを求められる作品です。
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3. キル・ビル Vol.1 & Vol.2
クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』シリーズは、復讐に燃える女性・ザ・ブライド(ユマ・サーマン)の戦いを描いた作品です。
最初のVol.1では、ザ・ブライドがかつての仲間に対して復讐を果たすため、壮絶なアクションが繰り広げられます。
Vol.2では、その復讐劇が完結し、ザ・ブライドの過去と心の葛藤が描かれます。
女性の強さとしなやかさを兼ね備えた主人公が繰り広げる激しい戦いは圧巻で、タランティーノのユニークな演出とスタイリッシュなアクションが際立っています。
4. ワンダーウーマン
ガル・ガドット演じるアマゾンの戦士ダイアナが、第一次世界大戦の戦場で人類を守るために戦う姿を描いた作品です。
彼女の強さだけでなく、正義感と慈悲深さが大きな魅力。
ダイアナが自分の力を理解し、人間の世界での役割を見つけていく過程が感動的で、アクションとドラマがうまく調和しています。
特に戦闘シーンでは、彼女の戦士としての立ち振る舞いが圧巻で、戦闘力と人間らしい感情のバランスが絶妙です。
クリス・パインが演じるスティーブとの絆も心に残り、単なるヒーロー映画にとどまらず、深いテーマが込められています。
観客を引き込むストーリーテリングが素晴らしい一作。
5. ソルト
アンジェリーナ・ジョリーが演じるイヴリン・ソルトという女性スパイが主人公のアクションスリラーです。
表向きはCIAのエージェントとして働く彼女が、ある日突然ロシアのスパイとして追われる立場に転落し、逃亡劇が繰り広げられます。
この映画の魅力は、ソルトのキャラクターが常に不確かで謎めいている点。
彼女の動機は観客にとって最後まで分からず、正義と裏切りが交錯する中でその真実が明かされる様子は非常にスリリングです。
ジョリーの演技は、冷徹で計算高いスパイとしての姿を見せつつ、心の中に秘めた何かを感じさせる微妙な表情の変化が印象的。
アクションシーンは圧倒的で、身体能力をフルに活かした肉体的な戦いと、心理的な駆け引きが絶妙に組み合わさっています。
単なるアクション映画ではなく、信頼、裏切り、愛といったテーマが絡み合い、見る者を最後まで引きつける力を持つ作品です。
6. トゥームレイダー
アンジェリーナ・ジョリーが主演する『トゥームレイダー』は、人気ゲームシリーズの実写映画化作品で、ジョリーが演じるララ・クロフトのアクション満載の冒険が展開します。
この映画の魅力は、ジョリーが完全にララ・クロフトというキャラクターを体現している点。
彼女の持つ美しさと強さが見事に融合し、アクションシーンではその魅力を存分に発揮しています。
映画のストーリーは、古代の秘宝を巡ってララが世界を股にかける冒険を繰り広げるもので、謎解きやトラップ回避といったゲームの要素が忠実に再現されています。
ジョリーの華麗なスタントやアクションは迫力満点で、ララ・クロフトというキャラクターが持つ知性と身体能力を見事に再現。
物語の中で、ララが父親の遺産と向き合い、成長していく過程も描かれており、単なるアクション映画にとどまらず、キャラクターの深みを感じさせる要素もあります。
また映画全体のビジュアルもゲームの世界観を忠実に再現しており、アクション映画として非常に楽しめる仕上がりです。
7. ルーシー
リュック・ベッソン監督によるサイエンスフィクション映画で、スカーレット・ヨハンソンが主演。
主人公ルーシーは、ドラッグを体内に取り込んだことで脳の能力が急激に拡大し、超人的な力を得ることになります。
彼女はその力を使って自らを取り巻く危険な状況を打破し、世界を変える力を手に入れることを目指します。
アベンジャーズのような圧倒的な異能力を発揮しながらも、徐々に世界と融合していく様は圧巻。
前半は女性としての弱さゆえに敵に取り込まれていきますが、目覚めてからは、その一見した弱さを逆手にとって返り討ちにしてくアクションは痛快でした。
ヨハンソンの演技と、脳の潜在能力をテーマにした斬新なストーリーも見どころです。
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8. ブラック・ウィドウ
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヒーロー、ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)が主役の映画です。
彼女の過去と向き合わせ、失われた家族との再会を描きます。
ナターシャは、かつてのスパイ活動の中で培ったスキルと強い意志を武器に、世界を救うため再び戦うことに。
父親代わりの存在であるアレクセイ(デヴィッド・ハーバー)や、姉妹のような存在であるヨレナ(フローレンス・ピュー)との絆が物語の中心となり、感情的な深みも加わります。
アクションだけでなく、ナターシャの内面を掘り下げた作品として、MCUの中でも重要な一作。
9. アトミック・ブロンド
シャーリーズ・セロンが演じる、冷戦時代のスパイ・ローラ・ヒルが、東ベルリンでの任務中に繰り広げる戦いを描いたアクション映画。
ローラは冷徹かつ無慈悲なスパイでありながら、その内面に秘めた情熱と決意が映画全体をソリッドにしています。
アクションシーンは圧巻で、シャーリーズ・セロンの存在感が圧倒的。
ボロボロになりながらも任務を全うする姿は「女前」といえるほど。
ビジュアルや音楽のスタイリッシュさも魅力的で、エンタメ性とアクション映画としての完成度が非常に高いです。
10. ゼロ・ダーク・サーティ
CIA捜査官の奮闘を描いた実録映画。
キャサリン・ビグロー監督が手がけ、ジェシカ・チャステインがCIA分析官マヤを演じます。
ビン・ラディンを追い詰めるために数年間の調査を続け、ついにその隠れ家を突き止めることに成功。
緊張感溢れるストーリー展開と、マヤの不屈の精神が描かれており、実際の出来事を基にしたリアルなアプローチが特徴的です。
痛快アクションのスパイ映画とは違う現場のリアルな苦悩も描かれており、見どころがかなり多い作品だと言えます。
作品は異なりますが、同じくヒロインを務めた「女神の見えざる手」で見せた”冷徹で目的のためなら手段を選ばない有能さ”の全盛のような生き様が、この作品で演じたマヤを通じて見せられているような気にもなりました。
まとめ
「戦う女性」を描いた洋画10選をご紹介しました。
それぞれの作品には異なるテーマや背景がありますが、共通するのは、女性の強さと内面の美しさが描かれていること。
男性とは一味も二味も違うヒロインの活躍を、各作品で楽しんでくださいませ。