「スターウォーズ:エピソード3」の10年後を描いた、ディズニープラス配信「オビワン・ケノービ」の鑑賞レビューです。
5月27日(金)に始まり、6月22日(水)に終わりを迎えたシーズン1は全部で6話。
ではそれぞれのパートの鑑賞レビューを紹介しつつ、続編となる「シーズン2」についての情報も紹介していきましょう!
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オビワン・ケノービ【全6話】鑑賞レビュー
【1話の感想】オビワンの目覚め
ユアン・マクレガー本人によるオビワンのその後の見た目は、今までに予告編でよく見ていたのでそこまで感慨はありませんでしたが、やはりあの砂漠の惑星での姿を見ると「グググ」と胸にこみあげてくるものがありました。
ただかつての共和国の守護者としての威厳はどこにもなく、そのへんの中高年のおっさん顔になっていたのが悲しかったですが。
驚いたのはオビワンが精肉工場の労働者として生活していたことです。
この星で暮らす少年ルークを陰で見守り、いつの日かジェダイの訓練を施すことを夢見てのことですが、あの偉大なジェダイがそんなところまで身をやつしているのか・・・と思うと、微妙に切なくなりました。
そんなオビワンが誘拐された王女レイアの奪還を依頼されて、探索の旅に出かけることになります。
幼少時代のレイアはこまっしゃくれたところが、大人時代のレイアとそっくり。
彼女を探してそれまでの隠遁生活から旅立つのですが、そのあたりの開放感はルークが冒険の旅に出る感覚に近いものがありましたね。
オビワンは冒頭から隠遁者として普通の人間の行動しかしないのですが、そこがまたエピソード4の時のアレックス・ギネスのオビワンを彷彿とさせてくれて良かったです。
【2話の感想】オビワンの冒険
そんなオビワンを執拗に追いかけるジェダイハンターの帝国の部隊は、いい感じで悪党ぶりを発揮していました。
ヘルレイザーの親玉もしくはフリーザ様のような大審問官に、その部下のトンカチ頭の東洋人風な戦闘員、そして黒人女性でやたらとオビワンに固執する荒くれダークフォースの使い手「サード・シスター」です。
この女性がオビワンを追い詰めるのですが、上官である大審問官には「下賤の生まれ」と蔑まれていることから、帝国軍的には「ジェダイ側の人間の出身で転向者」ではないかと、自分的に予測してます。
アナキンのことも「あの方」と敬っている風でしたし、ひょっとすると弟子かもしれませんね。
驚いたのが、ストーリーの最後でオビワンが「アナキンが生き残ったこと」「ダースベイダーになったこと」を知らずにいたこと。
事前にフォースで感知できなかったのかと思いましたが、それくらいオビワンの能力が落ちていたのか、ダークサイドに堕ちたもののフォースは読み取れないのか・・・
最後はレイアの救出に成功しますが、アナキンの弟子風の女性ダークジェダイとの戦いが期待できる終わりでしたね。
【3話の感想】ダースベイダー登場!
レイアと連れて一端は脱出に成功したオビワンですが、到着した惑星でも追手の手が伸びてきます。
途中の検問で引っ掛かってストームトルーパーとの戦いになるのですが、このときこそ「ついにオビワンのフォース念力が!」と期待するのですが、残念ながらレーザーガンをぶっ放して終わりでした。
そしてついに後半でベイダーが登場!
オビワンの存在を知ったベイダー卿が惑星に降り立って対峙します。
3話目でいきなりクライマックスかよ!と驚きましたが・・・なにせこの2人の宿命の対決がシリーズの肝ですからね。
ただ戦い自体は非常にしょぼくて、このときの戦いもベイダーが圧倒していました。
力量差は圧倒的で、ベイダーがオビワンをかつての自分と同じく火の海で苦しめていたくらい。
最後はなんとか助かりますが、いやはや、もはやエピソード3の時の実力伯仲感は微塵もなかったですね。
ただフォースは精神と深く結びついているので、おそらくオビワンの心の迷いとか葛藤がその力を十分に発揮させていなかった結果になっていると思います。
次回に期待!
【4話の感想】オビワンのフォース復活!
パート3でベイダーに圧倒的なフォースパワーで倒されてしまったオビワンでしたが、レジスタンスのメンバーに助けられて何とか窮地を脱します。
そのままレジスタンスのアジトで治療を行うのですが、そのときに使われた治療装置が面白かった。
治療液が入ったタンクに体ごと入れられて、体の傷を癒すという感じで、マンガのドラゴンボールでナメック星でベジータや悟空が治療させられた同じタイプのタンクの描写を思い出しました(どうでもいいですかね笑)
続いて復活したオビワンとレジスタンスのメンバーがレイアが連れ去られた要塞に侵入して敵と戦うシーン。
エピソード4でルークがレイアを救いに行くあのシーンそのままだったのも、制作側のオリジナルへの愛を感じましたね。
久しぶりにオビワンが見せたマインドトリックやフォース念力は「オビワン復活」の狼煙を感じさせてくれましたよ。
無事に救って次回につなげるシーンはありきたりですが、そこもまたスターウォーズシリーズらしい「分かりやすいアクション活劇」の良さの魅力というべきで、いい感じで締められていましたね。
【5話の感想】サードシスターの過去がついに明らかに!
レイアを連れて故郷に逃げるための空港でもベイダーの追手は差し向けられます。
もちろんその手先はサードシスター。
今回は彼女の存在が非常に大きかったです。
オビワンとベイダーの両方の追憶で、かつて二人がマスターとパダワンとして試合をするシーンを描写し、オビワンとアナキンのそれぞれの考え方や思いをその戦い方に載せているのが良いなとも感じました。
このときのアナキン役のヘイデンは一瞬CGに見えましたが、老けている感じをメイクで誤魔化している風にも見えたので、ひょっとしたらこのドラマの撮影のための最新のヘイデンかもしれませんね。
そしてサードシスターが実はアナキンがダークサイドに堕ちて、子供のパダワンの訓練生を皆殺しにしたときの生き残りだったという衝撃の告白も展開します。
オビワンとの会話で彼女がその復讐のためにずっとベイダーに従って隙を伺っていることも・・・
勝負の結果はドラマを見て味わってほしいですが、いやあ、ベイダーは圧倒的すぎますわ。
飛び立とうとする宇宙船をも止めるほどのフォースの力よ!
全ての攻撃をフォース念きりで無力化する動きをみてると、私も昔学んでいた合気道のさばきを見ているようで懐かしくなりましたね~
全体的には「そこで逃がすか」「その捕まえ方おかしいだろ」とツッコみどころ満載でしたが、オビワンベイダー、サードシスターの追憶と過去の思い出、バトルが圧巻だったので、かなり満足しました!
【6話の感想】オビワンとアナキンの対決が決着
今作で最終話となる6話目です。
パート5でオビワンはレイア姫との脱出に成功しますが、ベイダー率いる帝国軍はその追跡の手をゆるめません。
ついにこれ以上の逃避行が難しくなったとき、オビワンはレジスタンスの一団に「私が一人でベイダーに立ち向かう。きみたちはその隙に逃げてくれ」と犠牲を申し出るのです。
このときのオビワンのセリフが感動的でした。
「君たちは10年間ジェダイを守ってくれた。今はその借りを返す時なんだ」
しかしオビワンはただ単にレジスタンスに敬意を払ってたのではなかったのです。
かつての弟子であり親友、兄弟同然でもあったアナキンとの最後の決戦の覚悟を決めていたのです・・・
「どちらが勝っても、これが最後になる」
そう呟き、自らがおとりになってベイダーを引き付けたオビワン。
ベイダーも部下からの「孤立したジェダイは何とでもなります。今は反乱軍の主力を壊滅させるべき」という冷静な判断を蹴り、オビワンを追って対峙するのです・。
そうなのです。
過去を拭い去れないでいるのはオビワンだけではなく、ダースベイダーとなったアナキンも同じでした。
勝負は復活を遂げたオビワンとの間で一進一退の攻防になります。
しかし一度は追い詰められたオビワンも「守るべき存在」を胸の中で思い出し、再び力を得てついにダースベイダーを打ち負かしたのです!(強くなっていた理由はさまざまありますが、以下の動画の説明は秀逸です)
しかし・・・半分に割ったベイダーの仮面の中から現れたかつての弟子、アナキンの顔を見て、オビワンは再び心が揺れました。
その思いをあざ笑うかのように、ベイダーは「アナキンを倒したのはあんたじゃない。私自身だ。もうアナキン・スカイウォーカーは存在しないんだ」と答え、力尽きつつある体をひきずって、オビワンに立ち向かおうとしました。
しかしオビワンはかつてムスタファ―の火山口でアナキンにとどめを刺さなかったのと同様に、すでに生命維持装置を破壊して先はないと見切ったのか、それとも憐れみを感じたのか、再び「さらばだ。アナキン」と言って立ち去るのです・・・・
またかよ!オビワン
2005年の「シスの復讐」を映画館で観終わって興奮冷めやらぬ精神状態の中で書いた映画レビューで「なんであそこでとどめを差さなかったんだ、オビワンよ!」と絶叫の言葉を書いた20年前に引き戻された、まさにデジャブ(既視感)タイム。
【スターウォーズ シスの復讐】最高傑作!ダースベイダーの誕生に心が震えた!
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そうなんです。
今回もオビワンはとどめを刺して、帝国の悪玉を倒すべきタイミングを逸してしまったのです。
いや、きっと彼はもう良かったのでしょう。
2回目の最終対決で、きっとこれまでの心のわだかまりを取ったのです。
それは単にアナキンを倒したというだけでなく、アナキンからの言葉「もうアナキンスカイウォーカーは存在しない」を聞いた瞬間に、それまでの自分の中の「全ては俺のせいだった。許してくれ」という悔悟の念と言葉を、アナキン自らが否定してくれたことで「ふっきれた」のに違いありません(おかげでそれからもベイダーによる破壊の限りは続きますが)
一方でアナキンはもっと複雑な深い思いを抱えていたということ。
この後、生きて帰った自分の宇宙船の中で、パルパティーン皇帝(懐かしかった!)のホログラムに「お前の中に迷いが見える。かつての師匠への思いがある限り、その弱さはつきまとうぞ」と言われます。
そのときに「オビワンには何の思いもありません。今のマスターはあなた一人です」と返したのですが、そこから数十年後に息子ルークに「父さんの心にはまだ善の心が残っている」と言われたことで、実は「オビワンへの思い」「ジェダイとしての正義の心」はわずかですが、くすぶっていたことが証明されます。
そしてそれがダーク面に落ちたアナキンをずっと苦しめることになるのです。
皇帝からの再三の忠告にも変わることなく、彼が年老いてもなお魂の奥底に残していた光のジェダイとしての思い・・・
*先ほど紹介した解説動画のこちらの内容に納得しました。オビワンは「アナキン」を救済するために対決した、しかしアナキンはすでにベイダーによって殺されていた・・・だから最後にオビワンはアナキンを「アナキン」と呼ばずに「ダース」といったのだ、ということ・・・最高です。
一方でサードシスターは、ベイダーの息子ルークを倒すことで、かつて自分の仲間(アナキンによって皆殺しにされたパダワンの子供達)の復讐を遂げようとします。
しかし寸前のところで思いとどまるのでした。
まだ彼女にも善の心は残っていたのです。
オビワンとアナキン、サードシスター。
今回の主要なキャラが揃って、それぞれの立ち位置にもどっていった瞬間でした。
そしてエンディング。
オビワンはそれまで暮らした洞窟に別れを告げます。
このときに大切そうに持っていた袋は何だったのか?ここはちょっと分からなかったですね。
そしてレイアの星にいき、最後の挨拶をした後、同じくルークのもとに立ち寄ります。
何しに来た?と邪険に扱うオーウェンに対し、もう二度と来ないよというオビワン。
オビワンは「ルークにはもうジェダイの訓練の必要はないよ。彼は彼の人生を歩めばいいんだ」と語ります。
それまで表面上は否定しながらも、いつかはきたるべき戦いのためにルークを一人前のジェダイにしなければならない、という思いにつき動かされていたオビワン。
しかしベイダーとの対面や他の仲間たちとの関りの中で「何かに立ち向かう方法は一つではない」という考えに落ち着いたのではないでしょうか?
だからこそルークを普通の農夫として育てたかったオーウェンは(ベイダーの息子と知れるとあまりにも危険なため)、オビワンのその言葉を聞いて本気であることを感じとったのでしょう。
だからこそルークとの会話を始めて許したのでしょうし、オビワン自身も霊体となった師匠の姿を見ることができたのだと思います。
砂漠をラクダのような生物に乗って移動していく先の途上。
かつてのマスター、クワイ・ガン・ジンが霊体となって現れたのです。
エピソード1でダースモールに不覚ながら倒されてしまい、本来は自分が育てるはずだったアナキンの養育をオビワンに託して昇天して以来、20数年ぶりの懐かし過ぎる再臨です。
このクワイガンジンはリーアム・二ーソンが演じていました。
この撮影用に演じたものなのか、それとも過去の映像を再利用したのか分かりませんが、ジェダイの中でもアナキンを理解できただろう、唯一の存在の再臨に心が震えました。
そして「マスター、今までどこに?」と聞くオビワンに対し、「わしはお前のそばにずっといたぞ。お前が見えなかっただけだ」と答えます。
この答えこそが「オビワンの心境が悟りに近づいた」ことの証明ではないかと思うのです。
心が「己の思い(アナキンへの思いやルークへの責任感)」で曇ってしまい、本来はジェダイとして見える物もの見えなくなっていた・・
だからこそ、最初の対面でベイダーにあっけなく倒されたのでしょう。
そして心をまっすぐに保ち始めてから復活していった。
その迷いのなさがフォースの強さや透明度につながったのでしょうし、同時に先ほどの「何かを成すには、方法は一つではない」という、オビワンの心境の変化につながるものではないかと思うのです。
そんなクワイガンの久しぶりの表情も、アナキンを救えずに苦しんでいたオビワンに「本当はアナキンの導きはワシが担うべきだった。でもお前はそれを頑張って果たそうとした。誇りに思うぞ、オビワン」という感じに見えました。
そして「ようやくここまでたどり着けたな。さあ、行こう。まだ先は長いぞ」といってオビワンを導くのです(この言葉も深かった)
きっと弟子であるオビワンに「ジェダイ霊体の術」(魂となって生き続けるフォースの秘法)を授けるための修業の開始を意味するのに違いありません。
久しぶりにかつての師匠に出会えてホッした笑みを浮かべるオビワン。
弟子の成長を喜び、心から優しく微笑むクワイガン。
どちらの笑顔も感動的でした。
このシーンは、ドラマの中盤でオビワンと戦ったときにベイダーの仮面が割れて、アナキン(ヘイデン・クリステンセン)の懐かしい片目が見えたときの感動と同じくらいのものがありました。
そうして物語は終わります。
おそらくこれで本当に終わりになるのでしょう。
そういう雰囲気があった、全てにおいて後のエピソード4につながるような綺麗な流れでした。
でも思いましたよ?
ああ、この先のオビワンももっと見たいなあって。
そしてその可能性は実はまだあったのです。
それについては次の章で紹介したいと思います。
「オビワン・ケノービ」シーズン2の可能性について
ひとまずは終了したオビワンのシーズン1。
総じての感想はやっぱり「ユアン・マクレガーのオビワンは最高!」でした。
実年齢も50代前半で今作品のオビワンの年齢とほぼ同年齢ですし、ユアン・マクレガーはまさにオビワン・ケノービを演じるために生まれてきたんじゃないか?と思わされますよね。
物語同様に映画でも20年近い日々を過ごしてきたマクレガーの顔の皺がオビワンの苦労を表すような気がして、あらゆる意味でリアルさとスターウォーズ世界の奥深さを感じさせられる形になりました。
そして待望の続編シーズン2ですが、実はこのオビワンはもともとシーズン1で完結する予定だったそうです。
今でもその方向性は変わっていないようですが、オビワンを演じたユアン・マクレガーやルーカス・フィルムの現社長が「シーズン2の可能性はある」とインタビューで語っています。
少し長くなりますが、インタビューを掲載したウェブサイト記事から、その内容の箇所を引用させてもらいます。
彼を演じるのはこれが最後、ということにならないよう願っています。とても幸せな時間を過ごすことができましたし、私がアレック・ギネスになる前にもういくつかお話を考えることができると思うんですが、どうでしょう?
ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービは、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』の9年後には『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) でアレック・ギネスが演じる姿になることが確定している。しかし、ユアン・マクレガーはその9年間の中で更なる物語が描けると考えているようだ。
ユアン・マクレガーが『オビ=ワン・ケノービ』がシーズン2へと続いていくことを望んでいる一方、同じく17年ぶりにダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンはこう語っている。
確かに(『オビ=ワン・ケノービ』は)独立した物語として構想されていました。しかし、このキャラクターを演じ続けたいと思っていますよ。もっと探究できることがあると思いますし、そうなればとても嬉しいです
では、製作側はどのように考えているのだろうか。
監督を務めたデボラ・チョウはこのように話している。
私たちは常にこの作品を(1シーズン限りの)リミテッドシリーズとして考えていました。週刊誌の連載のような冒険物語ではなく、始まりと中間地点と終わりがある一つの大きな物語です。ですから、このシリーズは独立した物語だったはずです。
しかし、そこにはもっとたくさんの描くことができるストーリーがあります。『新たなる希望』の前に、オビ=ワン・ケノービのようなキャラクターにはまた別の10年が存在しているわけですから。私は彼が乗り物に乗ってただただ砂の上を行く姿を見るだけでも面白いと思います。
一方で、シーズン2の可能性については以下のように話している。
正直なところ、今は休暇を取ることを考えています。まだそこまで考えてはいないんです。まだ想像もつきません。まずはこのドラマが無事に終わること、そこからですね。
そもそもリミテッド・シリーズとして構想されていたドラマ『オビ=ワン・ケノービ』は、まだ続編を作ることを考える状況にはないという。それでも、一回きりのものとして作られたはずの本作を関係者の誰も「これで終わり」と言い切っていないのは、興味深いことでもある。
Disney+の人気シリーズとなったドラマ『マンダロリアン』(2019-) とは違い、『オビ=ワン・ケノービ』は映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) に繋がることが確定していることもあってか、1シーズン限りのリミテッド・シリーズとして製作されることが発表されている。
しかし、初の予告編の公開とダース・ベイダーの姿が初公開されたタイミングで、『オビ=ワン・ケノービ』にシーズン2更新の可能性が芽生えはじめている。米Entertainment Weeklyのインタビューで、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが注目のコメントを残している。
確かに私たちはそれ(シーズン2)について話すことがあります。なぜなら、みんなが一緒に素晴らしい時間を過ごせたからです。ユアンも、ヘイデンも、素晴らしい時間を過ごしました。そういう観点で言えば、関係者は皆この作品が終わらないことを望んでいるはずです。
しかし、私たちはしっかり時間をかけて考える必要があります。なぜやるのか、と。もし、オビ=ワンというキャラクターでまだ何かをやろうと思うなら、「それはなぜ」という問いにちゃんと答えられなければいけません。
シーズン2は安易にはやらないという姿勢は見せながらも、オビ=ワンの更なる物語を描くならばそれなりの理由が必要だとし、シーズン2の可能性に含みを持たせている。これまでは『オビ=ワン・ケノービ』は一回きりのシリーズとされていたが、ここにきて製作陣の姿勢が「シーズン2は理由があるならば」という風に変わってきているのだ。
どうです?
これは恐らく「やります」よ?
たぶんシーズン1の視聴率や評価、ディズニープラスへの加入の増加などの利益率を見て動くのでしょうね。
今は動画のサブスクサービスの陣取り合戦みたいになってますから、ここでもう一つ他のサービスと差をつけて勝つためには「オビワン!あんたが必要なんだよ!」と思わせる数字が残せれば、という前提ということだと。
少なくとも私が重い腰を上げてさっさと加入しましたからね。
だからこそ、早めにシーズン2の制作を発表しないと、わたくし、退会しますから。
マンダロリアンとか過去のスターウォーズを見て、他に見る物がなくなったら、もうディズニ―プラスに居続ける意味はなくなりますから。
ということでですね、どうかディズニーさんにはシーズン2の制作を早々に決めて頂きたいですよ!!
最後に
とにもかくにも、今回のオビワンは非常に良かったです。
ドラマ自体は映画の荘厳さはなかったですが、やはり一つの物語としての魅力はどんな映像になったとしても色あせることはないということ、今回の6話で証明してくれました。
そしてなんといってもユアン・マクレガーの存在感は大きかった。
彼なくしてはあえてこのドラマを見ようとは思わなかったでしょう。
2005年以来の思い出がまざまざと甦るレアな時間帯を、ユアンには本当にありがとうございました。
ヘイデン・クリステンの片目アナキンと、リーアム・ニーソンの霊体クワイ・ガン・ジンの登場にも。
全ての感動を胸にこれでシーズン1のレビューを終わります。
そしてどうかシーズン2の制作が決定することを願って!
May the force be with you
フォースが共にあらんことを
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