洋楽のタイトル・歌詞の中から、気になる語句やフレーズを調べて英語を勉強していくシリーズです。
今回は80年代洋楽ポップスを席巻したシンディ・ローパーの曲を選んでみました。
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歌詞全体の英文和訳
まずは動画で歌を聞いてみましょう。
懐かしいですね~
80年代中盤に私が小学校から中学校に上がるときに、この曲を初めて聞きました。
バラードなんですが、どことなく切なく寂しい哀愁が込められた歌。
恋人と別れた女性が昔のことを思い出し、過去を懐かしんでいる冒頭。
それでも前に進むと決めた女性が
「あなたを先で待ってるわ。たとえ時がどんなに立ったとしても」
という流れです。
この歌詞のサビの部分に注目して英語を見ていきます。
洋楽歌詞で英語チェック!
サビの歌詞がこちら。
If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time
先頭の文章から、仮定法が使われているのが分かります。
仮定法とは「もし~だとしたら、~だ」という用法です。
使い方は、ifで始まる主節で「~だとしたら」を作り、続く通常の文章で「~だ」と結論を導きます。
ここでは、
If you are lost(もしあなたが自分を見失っても)⇒主節
you can look(あなたは見ることができる)⇒結論
になります。
その次にandがあるので、you can lookの文章の続きだということが分かります。
なので、
if you are lost(もしあなたが自分を見失ったとしても)
you can look(あなたは見ることができる)
and(そして)
you will find me(あなたは私を見つけることができるでしょう)
という流れになります。
you can lookのcanは「~が可能だ」という助動詞で、ここでは can lookで「見ることができる」。
何を「見ることができる」のかというと、and(そして)で続くyou will find meのme(私を)の部分がそれに当たります。
you will のwillは「~だろう」という未来形なので、find(見つける)と併せて「私を見つけるでしょう」になるわけです。
ちなみにlookは「見る」で、findは「見つける」なので、前者が自然に見える感じ、後者は意志を持って見る感じになります。
歌詞タイトルのtime after timeは、time(時)after(~の後で)time(時)なので「時の次に時⇒時間が経っても」ぐらいの意味合いになります。
続く歌詞を分解してみます。
If you fall⇒主節
I will catch you⇒結論
I'll be waiting⇒結論
先頭から訳していくと、If you(もしあなたが)fall(倒れる)になり「もしあなたが倒れそうになっても」になります。
続くI will(私は~するでしょう)catch you(あなたをキャッチする)になり「私はあなたを受け止めるでしょう」です。
最後はI will(私は~するでしょう)be waiting(待っている)で「私はあなたを待っているでしょう」となります。
be waitingは進行形になりますが、前回の記事で説明したように進行形には「スケジュールが決まっていること」の意味も含むので、ここでは「私はあなたを必ず待っているから」という意思を感じます。
最後のtime after timeは先ほど述べた通りです。
では全体の訳をまとめてみましょう。
もし自分を見失っても見えるはず
あなたはきっと私を見つけられるはずだわ
たとえどんなに時が過ぎても
もしあなたが倒れそうになっても、私が受けとめる
あなたを待ってるわ
どんなに時が過ぎても
となりますね。
まとめ
今までこの歌の歌詞に気を配って聞いたことがなかったので、改めて見てみると女性の強さが表れた歌だったんだなと感じました。
恋愛の歌でこうしたバラードだと、どうしても「別れた男女がお互いの過去を懐かしむ」内容が多いのですが、この歌は曲調こそ切ないけれども、歌詞は女性の芯の強さを伝えていますよね。
英語的には仮定法と未来形、助動詞の流れが分かりやすく使われているので、初心者の方には勉強になると思います。
英語の用法部分と歌詞に気を付けて再度聞けば、また違った味わいで歌と言葉が身体に染み込んでくるのではないでしょうか?
【タイム・アフター・タイム】シンディ・ローパーの奏でる摩訶不思議なハーモニー
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