2015年のイギリス作品です。
スタイリッシュでキレキレのアクションが魅力のスパイ映画。
私も劇場に鑑賞にいきましたが、予告編でみた以上の衝撃を映像から感じることができました。
今回はそんな英国紳士のアクション映画から、日常英会話で使えそうな表現や単語をピックアップしていきたいと思います。
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英語表現「Half through(半分で、途中で)」
映画ではyou were halfway through trainingとなっていて「君は訓練の途中だった」と訳されていました。
主人公のエグジーがエージェントに引き抜きに来たハリーに言われたセリフで、以前、海兵隊に所属していながらも、途中で訓練を止めて除隊したことを指しています。
良い意味でも、悪い意味でも使われそうなフレーズです。
【例文】
君はまだ勉強の途中だ
まだ就業時間中にも関わらず、彼は仕事を辞めた
まだ昼食の途中だよ
英語表現「silver spoon(裕福な環境)」
映画では、労働者階級の主人公エグジーが恵まれた階級に生まれた(ように見える)ハリーを指して言った言葉になります。
「俺もあんたみたいに裕福な環境に生まれていたら、なんでも出来たさ」
もちろんハリーは、そんな甘ったれた考えはすぐに否定しましたが・・・
【例文】
裕福な環境に生まれた君がうらやましいよ
彼は恵まれた家で育った
英語表現「teach lesson(教訓を与える)」
tellなどの「伝える」「言う」よりも、知識や経験のある人が、そうでない人に「教える」というニュアンスのほか、「叩き込む」的な乱暴な意味もあります。
映画では、ならず者の集団にハリーがエージェント仕込みの戦闘術で「人としてのマナーを教えてやる」というシーンで使われます。
【例文】
人生ってのがどんなものか、俺がたっぷり教えてやるぜ
彼らは彼に良いしつけをした
4年間の経験は私に艱難辛苦を与えた
英語表現「get~back on track(正しい方向に戻す)」
映画では、悪役のバレンタインがスカンジナビア(スウェーデンのある半島)地域で人気のある王女を誘拐して、自身の計画に賛同するように迫った時のセリフの一部になります。
映画やドラマでも比較的に良く見かけるフレーズの一つですね。
【例文】
健康状態を良い方向に戻すように頑張っている
彼は彼女との関係を修復しようとしている
国は経済の建て直しに成功している
英語表現「whether or(~するかどうか)」
~するかどうか、という意味です。
映画では悪役のバレンタインが、自身の計画に賛同するかどうかをスカンジナビアの首相に迫るシーンで使われていました。
このフレーズも英会話では結構使われる印象がありますね。
乗るか乗らないか決めなければならない
彼らがそれを選ぶか選ばないかなんて、私には関係のないことだ
告白が上手くいってもいかなくても、彼女は彼を愛してる
英語表現「more than(~以上のものを)」
映画では、監禁されていたスカンジナビアの王女が、自分を助けに来た主人公のエグジーに言った有名なセリフ「助けてくれたら、キス以上のものをあげる」の一部です。
この願いが実現した時に王女のお尻がアップで映し出されたシーンに世界中の王女ファンがどよめきました笑
【例文】
君が思っている以上の額の給料を上げよう
彼女に関することで噂以上のことを彼が私に教えてくれた
彼女は愛以上のものを与えてくれた
まとめ
キレッキレのスパイアクションとともに、名セリフもたくさん登場した映画「キングスマン」。
スタイリッシュな映像も格好よく、何度となく作品を見返した人も多いと思います。
英語としては、イギリス人特有の物言いとフレーズが新鮮でしたが、ハリウッド流の舌巻英語に慣れた自分としては正直、聞き取りにくいところも多々ありましたね。
階級社会を風刺するような描写と英語表現もたくさんあって、普段よく見ているアメリカ映画とは違う文化的な香り。
イギリス英語の勉強にばっちりですね。
【キングスマン】キレキレのアクションと英国風ジョークが最高!
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