野球の映画おすすめマイベストです。
本場アメリカのベースボール映画を4作品、紹介します。
懐かしいものがメインになりますが、今も昔も変わらない「野球の楽しさ」が詰まった映画ばかりと思うので、よければぜひご覧ください。
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野球の魅力が詰まったベースボールムービーおすすめ4選
フィールド・オブ・ドリームス
野球の映画と言えば、何はともあれこれでしょう!
1988年に公開されたこの作品は、当時すでに人気スターの階段を上りつつあったケヴィン・コスナーが主演を務めました。
かつてメジャーリーガーを目指して夢破れた父親に反発して、家を出た主人公。
亡くなった父への気持ちを抱きながら、農場を経営している時に聴く「謎の声」。
その声のままに農場の一部をつぶして野球のグラウンドを作っていく中、往年の名選手がトウモロコシ畑の中から次々と姿を現してくる奇跡。
そして最後には亡くなった彼の父が姿を現し、主人公とその家族と再会する・・・
というストーリー。
仲直りできなかった父親との再会にも感動しましたが、映画の最後に主人公の作った農場の野球場を目指して延々と車の列がライトと共につながっている光景も心を動かされました。
「夢は続くんだ」
ということを教えらえたような気がして。
そしてもちろん往年の名選手や父親は全てゴースト(幽霊)なんです。
そこがこの物語を幻影的に感じさせてくれるポイントなんですね。
単純なやり直しの物語ではない、現実的には二度と戻ってこない過去の美しきあの日々・・・
そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれるこの作品を見て、涙を流した思い出があります。
そしてこの撮影現場の球場は今でもあるそうですよ。
最近でもホワイトソックスの選手たちが映画と同じシーンを再現したことで話題を呼びましたしね。
ぜひ一度行ってみたい!
*映画のモデルになったのはフェンウェイ・パークです。
メジャー・リーグ
チャーリー・シーンが主演のスポーツコメディ映画です。
公開が1989年なので「フィールド・オブ・ドリームス」とほぼ同時期ですね。
ストーリーは、夫の経営する万年下位の弱小球団を引き継いだ女性オーナーが、市との契約を破棄させるために(マイアミに移るため)、チームの人気を落として球場への入場者数を減らすことを画策します。
その過程で選ばれた選手が、一癖も二癖もある連中ばかり。
元メジャーリーガーで、ケガのために海外のリーグに移籍していたベテラン選手や、信仰に人生を捧げるキューバ出身の選手、守備がへたくそな金回りの良い選手、そして刑務所上がりの無名のピッチャーなど・・・
こんな手数で勝てるわけもなく、女性オーナーの目論見通りにチームは低迷しますが、徐々にチーム内の空気が変わっていき、予想を超える活躍を始めるのです。
そして最後には宿敵のヤンキースと対決・・・
という流れですね。
基本的にはコメディタッチなのですが、割合にシリアスな展開もあるので、面白く見れます。
何よりも主人公のチャーリー・シーンが演じる無名の投手リッキーがすごいんです。
素晴らしくノーコン(制球が悪い)ですが、球はすごく早いんです。
そして喧嘩っ早い!
いかにもワイルドな彼が登場する時にかかる曲「ワイルド・シング」がすごくかっこいいんですよね。
これ、今でもメジャーリーグで何かの折にかかっているんじゃないですか?
一応架空の話のような感じなんですが、チーム名が「インディアンズ」「ヤンキース」になっているので、ほぼそのままですね。
野球の映画としてもかなり良い作品で、ルールを何も知らない新人に教えていくプロセスや、野球選手としての心得など、メジャーリーガーならではの習慣や観客との関係も含めて「メジャーリーグ」の魅力が詰まった作品でもありますよ。
涙あり、笑いあり、努力ありの、良作です。
ちなみにこの映画はシリーズ化されていて、3くらいまで作られています。
とんねるずの石橋貴明氏が2に出演していることでも話題を呼びましたよね!
プリティ・リーグ
1992年に公開された女性だけのプロ・リーグの奮闘を描いた作品です。
第二次大戦中に男性が次々と出征していく中で、メジャーリーグの経営が難しくなっていくことに危惧を抱いたオーナーが考えた手が「女性だけのリーグ」を作るということ。
当時はまだ女性の社会参加が今ほどオープンではなかった時代。
ましてやプロスポーツは問題外でした。
そんな中で作られた女性リーグは、男性の野次や罵声が飛び交う中で行われつつも、徐々に人気を博していきます。
チームの監督を任されたのがトム・ハンクス演じる、元メジャーリーガーでした。
名選手だったのですが、ケガが原因で現役を退き、今やすっかりアルコール漬けの嫌味な親父に退化していたのです。
そんな監督のもとですから「お前ら女なんかに野球なんか無理だ!やめちまえ!」と逆に怒鳴る日々が続きます。
それでも歯を食いしばって練習に耐え抜き、徐々にチームの勝利を増やしていくヒロインたち。
最終的にはアル中監督も彼女たちを認めていき、最後は優勝を飾るまでになりました。
映画は年老いたヒロインが過去を思い出す流れで進んでいきます。
最後に再び現実に戻り、在りし日の充実して楽しかった日々を懐かしがるという感じですね。
女性だけのリーグは実際に1943年~53年までアメリカで実在したものです。
映画の見どころは、アル中監督のトム・ハンクスの名演技と、女性選手たちの懸命なプレー。
映画なのですが、役者さんも頑張ってプレーしているので、思わず見入ってしまうんです。
何よりも洋楽ファンとして心動かされたのは、女性選手のメンバーにマドンナがいたこと。
少しやんちゃな派手な役柄で、まんま若き日のマドンナという感じでしたが、けっこうハマってましたよ。
演技だけでなく主題歌も歌っていて、エンディングで流れるゆったりした曲が、過去を懐かしむノスタルジックな流れにすごくよくマッチしていました。
まだ早かった女性スポーツ選手の健闘を描いた秘かな名作だと思っています。
マネーボール
2011年に公開の作品です。
この映画はまだ見てないんですよね。
良い作品だということは聞いてきたんですが、なかなか見る機会を持てなくて。
なので、この作品だけは、シンプルなあらすじと「ここが面白そうだな」という私の印象を紹介させてくださいね。
ブラッド・ピット演じるアスレチックスのゼネラルマネージャーが、球団の再建を図るため、名門大学出身の若者と組み、当時はまだ一般的ではなかった「データ」「統計学」を駆使した野球で強豪にのし上がっていく様子を描いた作品です。
実際にアスレチックスのGMであるビリー・ビーン氏の自伝的な映画とされていて、当時はかなり話題になったと思います。
アメリカのスポーツはどれも「データ重視」という印象があったんですが、チームによってはそうではなかったのかもしれません。
主人公をブラッド・ピットが演じているのも、映画を魅力的に仕上げているポイントではないでしょうか。
当時はまだ40代そこそこだったでしょうから、若々しさも残っていますしね。
映画のモデルになったビーン氏も若々しい風貌で、どことなくブラピと似ている印象もありますから、配役としてはぴったりだったんでしょう。
こうやって紹介文を書いていると、ますます面白そうな感じがするので、ぜひ近いうちにみて見ることにします!(遅いけど!)
まとめ
野球の映画おすすめ4選でした。
野球を描いた作品はまだまだもっと他にもあるのですが、特に思い出に残った作品や、これは見たい!というものに絞らせてもラった形になります。
どれも共通しているのは「「野球が好き」というピュアな思い。
スポーツはどれも好きですが、チームプレイはとくに心打たれるものが多いですね。
今後も野球映画で良いものがあれば追記していきますよ。