友人の一人で40代半ばの男性が、マッチングアプリで出会った女性と再婚した体験談です。
なぜアプリを使うようになったのか?
どのようにして相手女性と出会ったのか?
どういった経緯で付き合うようになったのか?
そしてどの流れで結婚にまでたどりつけたのか?
そんな数々の「~のか?」の真実を、一つずつ紐解いていきたいと思いますよ。
*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります
衝撃のマッチングアプリの話
友人とは昔の職場の同僚の関係でした。
職場時代から仲が良く、同じ世代だったこともあって、私が退職後も付き合いが十数年近く続いていました。
彼もその職場を少ししてから辞めており、新しい仕事はなぜか私の地元という不思議な縁。
仕事の関係で私の住む近所に車でやってくる日は「軽く茶でもしない?」と、仕事終わりに近くのロイヤルホストでコーヒーを飲むのが定例の集まりでした(彼は酒が飲めないため)
ある日のこと。
「実はさ・・・」
その日もいつものように連絡が来て、時間が合った私は彼が待つロイホに向かい、いつものようにバカ話に興じていたとき。
何気ない世間話の後、急に改まったように話を始めました。
「ん?」
と少し雰囲気が違う友人の様子に驚きながらも、話を聞くことになりました。
「マッチングアプリに登録してるんだよ」
えっ?と。
高校は男子校出身で野球部、社会人になってからは建設関連の技術職というバリバリな男社会で生きてきた友人。
若い時に一度結婚したけれども、色々あって離婚に至った悲しい過去も聞いていました。
それ以来、20年近く、独り身の状態が続いてきたことも。
その間に彼女はいたのだけど、結婚には至らず、そのままズルズルと月日を過ごしてしまって、気が付けば40代半ばという年齢を迎えてしまったということもです。
そんな彼が「マッチングアプリに登録した」ということ!
ハンサムというわけではないですが、男らしいさっぱりとした風貌と気性は女性にも人気があると思うのですが、いかんせん男ばかりの環境ではなかなかそういう出会いもないということは、転職後の彼の話からもちょくちょく聞いていたのですが、まさかアプリとは・・・
マッチングアプリに登録する気持ちになった経緯
20代前半の頃の離婚後は、彼女のような存在はいたということは聞いていました。
私と職場が同じだった10数年前当時もちらっとそんな話はしていましたが、その相手ともすぐに別れることになり、それ以降「彼女無し」の期間を長く過ごしてきたことも知っていました。
離婚経験もあってか「一人でいいや」と諦めていた彼ですが、40という年齢が近づくにつれて「結婚がしたい」という願望が湧き上がってきたということ。
職場は男性しかいない、女性と知り合えるような環境にいなかったこともあって、悶々としていたということ。
そしてついに40を越え、半ばに差し掛かった時に、このままではいかん!と。
ここでグズグズしていると、あっという間に50は来てしまうし、気が付けば60もすぐに来る。
だから今でしょう!?となり、マッチングアプリに登録したというのです。
(マッチングアプリか・・・)
これには驚きました。
私自身も利用したことはなかったですし、周りでそういう話を聞いたこともなかったからというのもあります。
しかも根は真面目なタイプだったので、そんな出会い系的なサービスを使うようになるとは思わなかったからです。
友人も最初はそんな気持ちだったそうですが、職場の同僚や飲み屋で知り合った人にそういった話を聞くようになり「そういうのもありかな」という気持ちに至ったそう。
色々と調べているうちに自分の年齢にも合うようなサービスがあることが分かり、すぐにそこに登録したということでした。
ということで、以下からは友人から聞き取った体験談をかいつまんで語っていきますね。
マッチングアプリで女性と出会った流れ
友人の登録したアプリはマリッシュというサービスでした(記事の最後に再度紹介します)
30代からシニア世代までの「高年齢層」な利用者が多いアプリで、男女ともにバツイチ、再婚活中の人が多く登録しているサービスとして「これならいけるかも」と目星をつけたといいます。
友人自身も離婚経験者なので「同じような立場の人がいれば、話が合うかもしれないし、茶飲み友達でもいいや」と気軽に考えていたとか。
登録は基本無料で、相手とコンタクトを取りたい段階になると、そのためのメッセージ料として月額料金が発生したといいます。
登録の流れ自体は簡単で、プロフィール作り、希望相手の条件を入れて、あとは待つだけだったそう。
コンタクトをスルーされる失敗は数多く、最初の1か月は無反応が続いたそう。
さすがに「心折れかかった」ようですが、根が真面目な体育会系の友人のこと。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのマインドで、定期的にコンタクトを送っていると、最終的に何人かの女性とコンタクトを取ることができ、デートにこぎつけたということでした。
とはいうものの、20代、30代前半の若い女性はおらず、ほとんどが「30代後半から40代、独身もしくは離婚歴あり」という友人と同じ境遇の人が多かったといいます。
大まかな流れをまとめると、
・良いなと思った相手のプロフに「いいね」をする
・何人もしたが、ほぼスルーされる
・たまに自分のプロフをみて「いいね」がつくが、好みではなかったりして成立せず
・3か月経っても良い相手との出会いがないので諦めていた
・4か月後にようやく「いいね」を送った相手から「いいね」の返信がきた
・メッセージのやり取りをした後、会う約束を取り付けた
という感じになります。
この一連の流れでようやく最初のデートにこぎつけた友人。
それはもう嬉しかったようですが、相手の顔はプロフ上でしか見たことがなかったので、会うまでは少し不安があったよう(それは相手も同じでしょうが・・)
最初に会った相手は「駅地下のショッピングモールの前で待ち合わせ→カフェで1時間ほど離して過ごす」だったといいます。
「デートするのは10年ぶりだから、ものすごく緊張した」とのこと。
それが悪い方向に出たのかどうか分からないけれども、その相手とは次のデートを続けることができずにご破算になりました。
しかしようやく「女性と会えた」というのが自信につながったのか、はたまた運が向いてきたのか分かりませんが、それから立て続けに3件ほど「いいね」が返ってきて、順番にデートに合う約束を取り付けたのです。
順番に3人の女性と会うことになり、そのうちの一人と気が合い、何度かデートを続ける中、気が付くとそのまま付き合うことになった、ということでした。
結婚してお子さんも出来た!
相手の女性は友人よりも5つ年下の40才ということでした。
友人は相手のプロフィール欄を見る時、とくに結婚経験の有無には気にしなかったので、他にも何人かそういったバツイチの女性からのコンタクトがあったといいます。
付き合うことになった女性には小学生の男の子もいたということですが、それに関しても友人はとくに問題にはしていませんでした。
それ以上に見た目も好みだったそうですし、趣味もあっていたので、会うだけで楽しい時間が過ごせたということ。
そして自然に「結婚したいな」と思うようになってきたということ。
半年ほどして友人の方からプロポーズをして結婚という、自然な流れになったのでした。
友人は元スポーツマンでガテン系ながら、愛嬌があって憎めないタイプなので、きっと相手の女性も安心して付き合えたのだと思います。
お互いすでに40代半ばに入っていたためか、結婚式はせずに籍だけ入れ、お祝いの席は親同士の会食で済ませたそうです。
お相手の女性もバツイチだったので、あまり派手にしたくはなかったのでしょう。
友人自身も「どちらでも良い」という気持ちだったそう。
以上の一連の話を聞いてから3か月ほどして「子供ができた」との知らせをもらいました。
お相手の女性にはすでにお子さんがいたのですから、今度は自分の子供さんになったわけですね。
相手の方は40歳ですから、一般的に「高齢出産」になるのですが、赤ちゃんは元気だったそう。
その知らせを聞いて「良かったな」とお祝いの言葉と品を送らせてもらいました。
それからも友人とは何度か連絡がきて会って話すことがあり、その後の経過を聞くことに。
奥さんの連れ子の男の子とも上手くやっているみたいで、良いお父さんになっているようです。
そのタイミングで「この話、ブログで書いてもいい?」と聞くと、名前や個人情報を出さないのならという条件で(当たり前ですが)、体験談を紹介する許可をもらい、この記事になったという流れです。
40代以上でも活用できるマッチングアプリ
それまでマッチングアプリというイメージが全くなかった彼なので、まさかまさかの流れの連続でした。
加えて自分の周りでも私を含めて利用した人がいなかったので、ものすごく興味をもって話しを聞かせてもらいました。
友人曰く「若い女性(20~30代)からは、はぐらかされたり、連絡がこなかったりは普通に何件かあったけど、求める基準を幅広くとってたから(バツイチ、40代以上OK)、その辺りの同世代の人とはスムーズに話せたり、会うこともできた。自分が40代だから相手も安心できたのかも」ということで、若い世代とはまた違う連帯感とか余裕みたいなものが、お互いに生まれるのかもしれません。
思うに中高年世代になると、新しい出会いというのはすごく少なくなってくるものだと思います。
仕事上も責任のある地位に就くことも増え、なかなか出会いの時間が取れません。
新しい環境に飛び込む勇気がなかなか持てないというのもあります。
その点でこうしたウェブ上のサービスだと人目も気にならず、時間や場所の制約もないので、いつでもどこでもチャンスを得ることができるのではないでしょうか。
まとめ
友人のマッチングアプリ体験談、如何だったでしょうか?
若者世代はむしろ普通に使いこなしていますが、我々のようなアラフィフ世代はまだまだ馴染みが少ないと言いますか、とくに男性はそこまで浸透しているとは思えません。
なので実際に活用して成功した友人の話はかなり興味深かったですし、40も半ばを越えても出会いのチャンスはあるんだなと実感できました。
といはいえ、そうしたサービスには詐欺やサクラなどのリスクもあるため、自分が遭遇した時の対策をしっかりと取る必要があるのも事実。
友人も利用中に怪しい女性からのコンタクトは何度かあったと言いますから、初心者ならば余計に注意しないといけませんね。
以前に視聴したNHK情報番組「あさいち」では再婚活のマッチングアプリについて特集を組んでいましたし、そこでも注意点が対策が紹介されていたので、興味がある人はぜひチェックしてもらえればと思います。
-
【NHKあさイチ】再婚活のマッチングアプリ利用法・注意点まとめ
続きを見る
最後になりますが、友人が利用したサービスの公式サイトを以下に載せておきますね。
皆さんの恋愛スタイルが上手くいくことを願って・・・
Check!!