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ロックとジャズの音楽マンガおすすめ6選

2023年5月1日

ロック好きの管理者が選んだ音楽マンガ6選です。

バンドや楽器に参加したり触れたりしたことがある人なら「共感」を持つことができるマンガをチョイスしてみました。

ロック以外のジャズ漫画も選んでいます。

過去の名作から最近の人気作まで、ざざっとご覧くださいませ!

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洋楽ロック好きが選んだ!ロック&ジャズ漫画ランキング【5選】

1位「シオリ・エクスペリエンス」

「ギターの神様ジミ・ヘンドリックスに憑りつかれた女性教師がバンドを結成して音楽活動に熱くハマっていく」という設定に強烈なインパクトを与えられた作品。

バンドマンの兄の影響でバンド活動をしていた主人公が家の事情で音楽を諦めて高校の英語教師になるも、なぜかジミヘンが憑依して「27歳が終わる日までに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」という意味不明な呪いを受けたからさあ大変!

そこから怒涛のバンドライフが始まっていく・・・かどうかは分かりませんが、この序盤のストーリーだけで続きを「読みたい!」と強烈に思わせてくれた時点で「1位」は決定でした。

ギターの神様なら「エリック・クラプトン」とか「ジミー・ペイジ」あたりがベタだと自分なんかは思うんですが、ジミヘンというどちらかといえば「エキセントリック(過激)」なタイプのギタリストを題材に選ぶセンスも気に入りました。

ジミヘンがヒロインの部屋で出現するシーンはかなりヤバかったですが(リアルに見たら完全に不審者です)、ヒロインに「ジャックイン(憑依)」して学園祭のライブで飛び入りさせるくだりはかなりカッコよかったですね。

あと絵がすごくいいです。コミカルで綺麗で艶があって「音の表現」を上手に視覚化していて、すごく引き込まれます。

霊(?)として出てくるジミヘンぽいキャラもやたらと格好いいですし、ヒロインの教師の地味な可愛らしさも見ていて微笑ましいですね。

これから先、ジミヘンがどのようにヒロインにパワーを与えていくのか、ヒロインの地味な人生はジミヘンの影響でどこまで変わっていくのか?読みたくなる気分にものすごくさせてくれますよ!

2位「BECK」

ロック漫画の金字塔とも言われている作品です。

ストーリー的にはボーカルの才能豊かな14歳の少年が犬(ベック)の飼い主と出会ったことでバンドを結成するに至り、日本そして世界を目指していくというけっこう王道な流れになってます。

絵はそこまで上手くは見えないのですが、音楽シーンの描写はかなり魅力的。

読んでいるだけで音の感覚が伝わってくるマンガというのは、なかなかないので、このあたりがロングセラーの秘密なんだなと感じました。

実際にレビューを読んでいると「漫画でロックのサウンドが伝わってきたのはこれが初めて」というものがあり、そこはすごく納得です。

人間模様あり、音楽業界のあれこれあり、読んでいて飽きさせない流れを予感させてくれますね。

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3位「BLUE GIANT」

ジャズブルースにハマった高校生の成長物語です。

物語そのものははっきりいってありがちな展開で魅力的ではないのですが、ジャズの演奏シーンがすごく臨場感があって引き込まれます。

暗闇の中で浮かび上がるプレイシーンや、音の流れを表現する細かい縦のラインや音符などなど、ありとあらゆるマンガの表現技法を使ってサックスの音色やバンドのプレイをサウンドを読者の頭の中に再現してくれる感じが素晴らしいですね。

この漫画を読んでいると、どうしても対比してしまうのがハリウッド映画の「セッション」で、映画でめちゃくちゃスパルタで人でなしのジャズ講師が能力のある生徒を追い込んでいく流れとは真逆の「正当」な展開にホッとさせられます。

ジャズの漫画はあまり見たことがないので、このジャンルの音楽好きの人にはたまらない内容でしょうね。

落ち着いて見ていられる良作です。

*2023年2月17日(金)に映画が公開されます。音がリアルになる瞬間をぜひ。

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4位「ぼっち・ざ・ろっく」

プロ並みのギターの腕をもつコミュ症の主人公が葛藤を越えて、バンドメンバーになっていくストーリーです。

ヒロインのキャラが濃くて、絵の可愛さとのギャップが笑えます。

四コマ風の流れも斬新で、これまで紹介してきたような王道の音楽マンガとは一線を画す感じですね。

対象が若い女性向け(高校生あたり)なので、成人世代の男性読者は価値観の違いとかを感じてしまう点が少し難点。

内容的にもそこまで深い感じではないので、軽く読み流す程度なら良いのではないでしょうか。

文化祭とかバンド練習とかの雰囲気を懐かしく味わいたい人におすすめですね。

【追記】

ワールドミュージックアワードでアルバム売上4位を記録したようです。アニメの架空バンドがリアルなミュージシャンを押しのけて4位とはすごいですね!

5位「デトロイト・メタルシティ」

デスメタルのバンドボーカリストが主人公のコメディロック漫画です。

松山ケンイチが主演で映画化されたことで有名になりましたが、絵はかなりヘタウマな感じです。

絵そのものは別物ですが、なんとなく雰囲気が「ナニワ金融道」的な描写に見えるのは私だけでしょうか?

主人公の正体はスウェディシュポップが好きな大人しい無個性の青年なんですが、一度ステージに立つとありとあらゆる性的侮蔑用語や放送激禁止用語を連発して観客を沸かせて無敵のカリスマ性を誇るボーカリストに変身するギャップが面白いです。

序盤に電車で痴漢に間違われて鬱々としていた帰宅時に歩きながら少しずつ顔がバンドの悪魔メイクに変わっていって、次のコマでライブハウスで悪魔の叫びを絶曲するシーンは爆笑しました。

基本的にはギャグ漫画ということで、軽い気持ちで読めるのが良い感じです。

絵がそこまで上手くないのが幸いしてるのか、ライブの客煽りや暴力シーンもどことなくギャグに見えてしまうのが救いになっているかもしれませんね(これが劇画なら結構引くかも)

6位「Eから弾きな。」

ギターすら触ったことのない青年が、勤務先の社長の令嬢から強制的にバンド加入させられてギタープレーヤーになっていく漫画です。

絵は上手く、バンドプレイの描写もリアルで、ヒロインの女の子も魅力的に描けています。

主人公の青年がまったくのギター音痴なので、そこからギターを練習するシーンが初心者には参考になる感じがいいですね。

音楽の描写や細かい情景のこだわりなど、バンドをやっていた人なら共感できる部分が多いです。

一か月後の初ライブに向けての物語で終わってしまうという、打ち切り感が強い作品ですが、レビューでも惜しむ声が多くて私もそう感じました。

作者さんにはぜひ続編を書いて欲しいですね。

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目でロックを感じよう!

音楽系の漫画は今まで読んだことが無かったので、巣ごもりが続くこの機会にちょうどいいやと思い、kindle書籍でザザッと目を通してみました。

多くの作品は音楽の描写が上手いですし、引き込まれますね。

バンド描写にもリアリティがあって、経験者としても「あるある」な感じが良くて共感できる部分が多かったです。

こういう漫画をみるとますます音楽が好きになりますし、今からでも再びバンドを組んで皆でプレイを楽しみたいと思うようになってきますよ。

音楽好きの人におすすめですよ。

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