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【スクール・オブ・ロック】ジャック・ブラックは真のロック信者である!

2005年7月11日

個人的に非常に気に入っている映画「スクール・オブ・ロック」!

70、80年代のハードロック爆発ムービーです。

最初にこの映画を見ようと思ったきっかけが、以前にMSNの映画特集で、レッド・ツェペリンのギタリスト、ジミー・ペイジがインタビューでこの映画のことを褒めてたから。

インタビューをうけてたペイジも、映画の中で自分達のことが取り上げられて気を良くしたのか、終始ご機嫌な様子でした。

映画では実際に有名アーティストの曲を全部演奏するわけではないのですが、時々BGMで流されるロックナンバーや、主演のジャック・ブラックの口からひんぱんに出てくるフレーズが、古き良きロックファンのハートを鷲掴みにするのです。

では簡単なあらすじを。

ロック中毒のバンドボーカル、デューイはその情熱的すぎるパフォーマンがうざいとされ、バンドを首になります。

また居候中の友人の家で家賃を要求されために、たまたま受けた臨時講師の職を受けることに・・・・

仕方なく、うその経歴を偽って学校に赴いたデューイでしたが、学校の子供たちが無気力であることと、意外に皆音楽の才能があることに気づき、バンドバトルに参加することを思いつきます。

生徒たちも最初は困惑していたが、次第にデューイの破天荒ながらも温かい人柄とありのままを認めてくる姿勢に心を開きはじめ、一緒になってバンド活動に熱くなっていくのでした。

こんな感じですが、なんといっても、主演のブラックがキレてていい!

映画でもそうですし、自身もバンド組んでいるせいか、声もハリがあってすごくいいのです。

ブルース風というか、ハードロック風というか、とにかく低く響く声でロックをシャウトしまくりなデューイ。

その熱いロック野郎ぶりが全開で、いちいち決めるセリフや表情にロックを愛するロックおたく全開の雰囲気が詰まりまくっていて、まさにブラックはロック信者そのものなんですよ。

バンドメンバーの子役も、実際に音楽経験のある子達を集めたのか、みんなめちゃくちゃうまいですし。

バックボーカルの黒人の女の子なんて、アレサ・フランクリン並みの声量の持ち主でしたね。

ラストは、子供を率いてロックコンテストでライブ。

曲も明るく、歌詞も楽しくて最高でした。

もしあのバンドでアルバム出したら、絶対買いますね。

全体としては、軽いコメディ仕立てで、家族で気軽に楽しめる作品となっています。

個人的には、何度も言いますが、主演のブラックのロッククレイジーぶりが非常に良かった。

マシンガントークも最高ですし、彼のバンドが出してるアルバムがこれまた名前じゃないけど、ブラックジョーク入りまくりらしいので、一度聴いてみないといけませんな。

【追記(2016年11月)】

映画公開後10年後の2013年に当時のキャストが同窓会を開いていた模様。

写真を見ると、皆ずいぶん大人になったなーという感じがします。

2003年というと、アラフォーの私からすればつい最近のように思えるのですが、よく考えたら10年前って結構古いんだなと。時の流れを感じますね(涙)

それにしてもブラックは老けたな~^^;

2003年

2013年

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