舌巻きまくりのスペイン語ライムがやたらと耳に残る、陽気で西部劇なダンス(?)ロックポップチューン。
88年ビルボード1位を獲得した。
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癖になるサビとリズム
ちょうど中学3年のときにリアルタイムで聞いていたので、この曲は良く覚えている。
なんだか口ずさみたくなる楽しい曲のためか、サビ部分を鼻歌で歌う時期が数年間は続いたな。
83年にロンドンで結成され、88年~91年に出した5曲が米国でチャートイン。トップ40に3曲,トップ10ヒット2曲,1位1曲を記録しているようだ。
バンドのジャンルはオルタナティブロック、ポップの両方を含んでいるようで、80年代洋楽ポップ世代とロック世代でもある私でも充分に楽しめるナンバーが魅力だ。
91年に発表した「Dollars and Sex」からのシングルカット「I'll Be There」は、交通事故で妻を亡くしたバンドメンバーの友人について歌った曲であり、この曲は身近な者を失った人たちの間で「聖歌」として長く愛されるほどとなった。USビルボードチャートでも8位まで上った。
この「I'll be there」は当時チャートでよく耳にしたし、ラジオの曲をテープにも撮って何度も聞いていたのだけれども、まさかエスケイプ・クラブの曲だとは知らなかった(今の今まで!)
心の琴線に触れるとても深いバラードで、あらためて歌詞を見直せば、彼らの友人と同じように、愛する者を失った悲しみが強く伝わってくるような気がする。
92年にバンドはいったん解散。
2009年に再結成し、2012年にスタジオアルバム「Celebrity」をリリースした。
本国では一度もチャートに入らなかったにも関わらず、米国チャートで一位をとったイギリスで唯一のバンドとしても有名である。
まとめ
むかし観たビデオの印象では、観た感じはどちらかと言えばラテン風のあんちゃんバンドというイメージがあったけど、公式ホームページを見たら普通に英国白人の雰囲気を醸しだしている。
初期からのメンバーはベースとドラマーが脱退し、再結成はボーカルのトレバー・スティールとギターのジョン・ホリデーが中心になって行ったようだから、フロントマンとしてのイメージそのものは変わってないはずなのだが・・・・
「西へ荒野へ」という歌のイメージが強かったからかな?