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ロック原理主義者ジャック・ブラックとカイル・ガスのテネイシャスDは最高だ!

2010年11月22日

のっけからイッてる写真のご登場だ。

from: youtube

かたや天使、かたや悪魔(?)のような全然イケてない出で立ちのツーピースの二人の名は、左がジャック・ブラック、右がカイル・ガスという。

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テネイシャスDとは?

二人はティム・ロビンス主宰のコメディ劇団で知り合って意気投合し、おバカユニット「テネイシャスD」を結成したのが上の結末だ。

ジャック・ブラックはカルフォルニアで生まれ、大学在学中に役者の道を歩むこととなった。その後テレビ出演を経て、「愛しのローズマリー」で映画初主演を果たす。

さらにそののちに「スクール・オブ・ロック」が大ヒットし、一躍スターダムに。その後も「トロピック・サンダー」でデブのコメディアンを演じ、「カンフーパンダ」シリーズでは声優をもこなした。

from: Pinterest

一方のカイルはブラックより10歳ほど年上で、彼もティム・ロビンスの劇団に入り、そこでブラックを勧誘した。

ブラックにギターを教えたのはカイルだったが、当初カイルはブラックを気に入らなかったらしい。その後、意気投合してバンド結成へ。

今日の記事タイトルである「運命のピックを探せ!」だが、これはもちろん映画である。(サントラもある) 2006年発表のもので、これはほぼカイルとブラックのバンド上京物語のようなものであり、それにブラックお得意のコメディーを加えたものなのだ。

映画自体はあまりにもナンセンスすぎて説明するまでもないのだが、とにかくブラックの勢いの良さはハンパないということは、強く強調しておきたい。

お下劣だけど笑えるバンド

炸裂する想像を超えた斜め上のバカバカしすぎる曲のタイトル、下ネタ連発のNG用語集みたいな歌詞、そして二人のナンセンスなアクションの数々・・・・・

映画の内容もさることながら、個人的には「テネイシャスD」というアルバムに収録された、ロックなんだけど、あまりにもくだらない歌の数々が、映画と同様に熱すぎて逆に頭が痛くなる。

MTVアワードなどでもたびたび出演しているようで、そのバカバカしいほどくだらない歌とキャラが意外と高い評価を受けていることに何気にショックである。

余談だが、両親がユダヤ系(父がイギリス人、母がユダヤ人)で、宗派もユダヤ教だったらしく、ブラック自身も子供のころはヘブライ語学校に通っていたらしい。

自身も熱心なユダヤ教徒で、子供にもヘブライ語を学ばせているとか。

ハリウッドのショービジネスの世界ではユダヤ系は別段不思議ではないのだが、ブラックがそうであるとはなんだか意外な印象を受けた。

from: Music Scene Ireland

ユダヤ教徒といえばもっと静かで内省的、食事も制限されていて・・・という勝手な印象を持っていて、とてもあのロック原理主義者がそうであるとは全く予測できず・・・・(ブラックさん、すいません)

まとめ

とにかく映画はバカバカしくて面白かった。

それ以上にアルバムは熱かった。

ロック魂は本物です。


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