ハワイはオアフ島出身のミュージシャン、ジャック・ジョンソンの名曲。
2005年にリリースされた「In Between Dreams」からの一曲で、このアルバムは彼の3枚目の作品となり、 イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏で大ヒットを記録した。
Jack Johnson - Better Together (Live In Paris)
1975年にハワイで生まれたジャック・ジョンソンは、有名なサーファーだった父親に教えを受けて、プロサーファーとしての一歩を踏み出すことになった。
しかし17歳の時に大けがを負い(額に150針も縫う傷と前歯を数本折る)、プロサーファーとしての道をあきらめることに。
その後、興味のあった映像や音楽の道に進み、カリフォルニア大学で映像を専攻。卒業後に製作した映像と、そこに使われたBGMが注目を受け、ミュージシャンとして活動を本格的に始める。
その後、ファースト、セカンドとリリースし、どれも全米で高い評価を受けた。(セカンドアルバム「オン・アンド・オン」はビルボード全米チャートで初登場3位)
サードアルバム「In Between Dreams 」は最初に述べたとおり、英語圏で軒並み大ヒットし、そこでの一曲が私の心に深く残ったというわけだ。
・Brushfire Fairytales (2001年)
・On & On (Dig) (2003年)
・In Between Dreams (Japan/UK Version) (2005年)
・Sleep Through the Static (Dig) (2008年)
・To the Sea(2010年)
・FROM HERE TO NOW TO YOU (2013年)
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ジャック・ジョンソンの癒しのギターに心惹かれた
前からジャック・ジョンソンの名前自体は知っていたし、曲もいくつかは友人の家に行ったときに耳にしたことはあった。
しかしそのときは特別心が動くことはなく、そのまま素通りした感があった。
最近、何気に耳にしたこの曲「ベター・トゥギャザー」がふと心に残り、聞き終わった後もその余韻が消えることはなく、ずっと頭の中で鳴り響いていた。
それは決して嫌な感じではなく、むしろ心地よい感覚というべきか・・・・
それと共にあるイメージが頭の中で浮かびあがってきたのだ。
静かに打ち寄せる波の音
遠くで聞こえる海カモメの鳴き声
頬を心地よく撫でる潮風の感触
気持ちが安らぎ、心や体の疲れが溶けていくような・・・・
疲れていたのかもしれない。
仕事や私生活で積もり積もった”何か”が、知らず知らずのうちに負担になって、どこかへ逃げ出したい気持ちがあったのかもしれない、とも思う。
そんなときにジャック・ジョンソンに再会した。もちろん音楽としてだけれども・・・・
最後に
思えば最初に聞いた当初は今より若く、何も考えずにまっすぐ進んでいけばいい時代だった。
疲れも知らず、悩みもないあの頃。
数年たってあらためて彼の曲を聞いてみると、本当に色々なことに気付く。
あわただしくすぎゆく時の流れと日々の暮らし。
せめてほんのひととき、心静かに時を過ごせたら・・・
ジャック・ジョンソンのアコースティックギターは”それ”を可能にしてくれるのだ。