元クリームの伝説的ドラマー、ピーター・ベイカー(通称:ジンジャー・ベイカー)が米国の雑誌フォーブスのインタビューで、ヘビメタとレッドツェペリンを散々にこき下ろしているという!
ネタ元はいつものBARKSだ。
米『Forbes』誌のインタビューで、ヘヴィ・メタルについてどう思うか問われた彼は「嫌悪、猛烈に嫌っている」と話した。「スパンデックスのズボンを履き、異様なメイキャップをしてる連中、俺はものすごく不快に思っている。いつもそうだ。クリームがヘヴィ・メタル誕生の一端を担っているのはわかる。でもな、俺だったら間違いなく中絶していたよ(笑)。俺はヘヴィ・メタルが大っ嫌いだ」
「あいつらの多くが、俺のとこ来て“あなたに影響を受けた。あのドラムの激しい叩き方”って言うけど、あいつら、なんにもわかちゃいない。俺が激しくプレイしてたのは、自分の演奏を聴くためだ。怒りだったんだ。楽しみじゃない。苦痛だよ。(アンプの)ヴォリュームがでかかったせいで、俺はステージで苦しんでいたんだ」
また、レッド・ツェッペリンについて、ジミー・ペイジはいいプレイヤーだと思うが、「レッド・ツェッペリンが、クリームのいない空白を埋めたとは思わない。あいつら、大金稼いだけどな。俺があいつらのしてきたことで気に入ってるのは5%くらいだ。2つ3つ、ホントにクールなのがある。でもあのヘヴィなドタバタは好きじゃない」と話した。
ベイカー氏、怒りの独白である。
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怒りのドラムで腐ったロック界をビシバシ叩け!
引用元のバークスで使われたベイカー氏の画像が、いかにも「俺は怒ってるんだよ!いやマジで!」的な憤怒に満ちた表情をしていて、記事とのマッチングが最高に素敵である。
ジンジャー・ベイカーとはエリック・クラプトンらと組んだ英国の伝説的ロックバンド「クリーム」のドラム担当で、バンドはジミ・ヘンドリックスらと並んで当時の音楽シーンをけん引した超大物だ。
クリームは後に出てくるレッド・ツェペリン、ディープ・パープルらにも多大な影響を与えたとされ、特にそのライブパフォーマンスはへヴィー・メタルバンドのお手本となったと言われる。
そんな偉大なバンドのドラマーが、それまで彼を「神様!仏様!」と拝み奉りレスペクトしまくってたヘビメタ後輩たちに「ふざけんな!」と言わんばかりの不快な表情に、「ひえええっ!」とヘビメタ後輩たちが恐れおののいて逃げ出すかどうかは分かりませんが(笑)、とりあえずそのダメ出しの内容は結構リアルで男前です。
最後に
では最後に「ジンジャー氏、怒りの発言の要約」を・・・・
・俺はヘビメタが大嫌いだ
・俺の激しいプレイは怒りが源泉
・レッド・ツェペリンはクリームには敵わない
・音楽をきちんと勉強した俺にボーナムごときが敵うわけがない
・ポール・マッカートニーもへビメタの連中も俺からすれば同じ穴のムジナ
分かったら、とっとと俺のドラムでも磨いとけや(怒)
りょ、了解です、ボス!