ガンズ・アンド・ローゼズのファーストアルバム「アペタイト・フォーディストラクション」(1987)からのシングルカット。
イギリス以外の国ではシングルリリースされず、「イッソ―・イージー」と「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」のB面に収録されているようだ。
実はこの曲、思い付きで作られた曲だということ。
作詞・作曲は、イジー・ストラドリンとスラッシュで、曲の始まりは、イジーとスラッシュがイジーの恋人の家に滞在してたとき、二人であれこれ話しているときに、ふとした思い付きで出来た曲だという。(というか、二人の日常生活を歌にしただけらしい)
そのまま食料雑貨店の紙袋に書き付けてアクセルのもとに持って行き、後の名曲が誕生したというわけだ。
ちなみに曲タイトルの「ミスター・ブラウンストーン」はイメージのとおり、そういう”モノ”のこと。(違法なアレです)
まあ歌詞を聞けばすぐに分かります、まったくひどい歌だ(笑)
成功してから、ブラウンストーン頼みの状態がひどくなっていったメンバーもいるようだけど・・・
このあたりの詳しいことはスラッシュの自伝に書いてあるので、興味のある方はそちらをご覧あれ。
歌詞超要約
ショウが始まり、ステージに上がる
毎日ご機嫌に過ごすオレ
けどミスターブラウンストーンは俺を離さないんだ
前よりだんだんひどくなってるぜ?
ミスターブラウンストーンと一緒に踊るだけ
もうヤツと会わずに済ませたいもんさ
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「スラッシュのリフが栄える曲」ナンバーワン!
自分の中でスラッシュのリフが心に響くトップソングですね。
特にこの曲はライブバージョンのほうがいい。
なぜならスラッシュのあの「鳴きのリフ」が序盤に入るから。
アフリカの大地を思わせるような原始的なドラミングで始まった後に、続けて鳴りだすスラッシュ・オン・ザ・Travis Bean !
あの流れだけで、もうお腹いっぱいですね。
この曲はまさしくスラッシュのためにあるようなもの。
当然メインのソロも格好いいし、ドラムのサウンドも非常に特徴的で面白い。
アクセルのボーカルも特に目立つようなことはないけど、ライブパフォーマンスは相変わらず秀逸。
特にサビの部分で見せる手の平が「アゲてアゲて、戻して戻して・・・」のアレがいい(笑)
けどやっぱり「スラッシュに始まり、スラッシュに終わるべし」なんだなあ。
シンプルなバンドソングとしては、これ以上ないくらいに完成してるクラシカルチューンだと思うのだす。