ファーストアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」からの３番目のシングル。
全米チャートで９３位。
ベストアルバムには収録されたなかったが、ガンズのライブでは必ずプレイリストに含まれている定番曲だ。
私も彼らのライブソングの中では最も好きな曲のトップ５に入れていて、ＭＰ３ウォークマンで聞く時にこの曲の番になると、無意識のうちに体を揺れらしてしまう。
その昔、学生時代のことだが、通学中にウォークマンを聞きながらよく歩いていたことがあって、その日もガンズかボウイか忘れたが、そのあたりのＣＤ（当時はＣＤウォークマンが主流だった）に夢中になりながら通学していた。
自分の中では普通に歩いているつもりだったが、後にクラスメイトの女友達から「かなり気持ちよさそうに歌ってたね。目をつむって恍惚の表情浮かべてたよ」と聞いて「ガーン！」ときた覚えがある。
慌てて「え、かなり歌ってた？」と聞き返すと、「うん、口大きく開けて。完全に自分の世界に入り込んでるって感じだったよ（笑）」と言われ、さらに「ガーン！」の２乗！！
彼女はバス通学をしていて、学校の近くまで来たら、窓の外の歩道で私が歩いていて、歩きながら大声で歌っている姿を見たのだという。
自分の中では歌ってる意識が全くなかったのだが、どうやら、はたから見たら「歩きカラオケ絶賛実演中」だったようなのだ。
これを聞いたときは、さすがに相当恥ずかしかった・・・
そんな恥ずかしい体験以降は、歩きながら音楽を聞く時は、できるだけ意識的に黙るようにしてるけど、ひょっとしたら気が付かないうちに歌ってしまってるのかもしれない。
そんな歩きウォークマン生活の中で最も愛好した曲の一つが「ナイトレイン」だった。
そしてそれは今でも時々続いている。
もし貴方のお住いの街で、イヤホンを耳に着けて大声で「ナイトレーン！」と歌ってる歩きウォークマン野郎がいたら、それは私の可能性が無きにしもあらずということで、もしお見かけの際には、どうか生温かい目で見守っていただきたいと思います。
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スラッシュが最も好むガンズのライブソング「ナイトレイン」
もともとこの曲は、イジーとスラッシュが曲作りをしていた時にアウトラインが作られた。
その後ダフも加わり、曲は完成する。
歌詞はまだ未定だったが、バンドメンバーが当時よく飲んでいた「ナイト・トレイン」という安酒をからかってた時に出てきた言葉を基にして一日で完成したという。
スラッシュはこの「ナイトレイン」をガンズのライブソングの中で最も好んでいて、「この曲をプレイし始めると、体が動いて仕方ないんだ。なぜそうなるのかは自分でも分からない。でも他の曲ではこうはならないんだよ」と自身の自伝（スラッシュ自伝） で語っているくらい、ナイトレイン中毒のようである。
確かに彼がステージ上を所狭しと駆け巡る姿は、何か興奮するものを飲んだかのように別次元の様相を呈しているようにも見えるときがある。
その多くがこの「ナイトレイン」がきっかけだったとは・・・
来るべき来日公演では、やはりこの曲で、当時のあの身軽なステージングを密かに期待したい^^
まとめ
最後に歌詞の超要約をどうぞ！
＜歌詞の超要約＞
貨物列車みたいに詰め込んで俺の頭の中は宇宙みたいな感じさ
燃え尽きる準備はできてるぜ
ナイトレインを注いでくれよ
俺は凝りないヤツさ
ナイトレインに乗り込んで
もう二度と戻ってこないぜ
