久しぶりに洋楽ランキングを見ようと、英国チャートをチェックしてみたら、ある人物がほとんど独占していたという衝撃な事実!
上位10曲中、4位を除いたすべてがたった一人のミュージシャンの歌に委ねられてるではないかと!
一体なんなんだ、この超絶的アーティストはと!
何が英国民をしてそこまでシーランにシーシーと駆り立てているというのだ!
そしてその原動力となった若者のリアルな姿とは?
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エド・シーランについて
その名はエド・シーランという。
そういえば、この前見た洋楽雑誌にインタビューが載ってたような気がする。
ガンズ記事に気を取られていたので、思い切り見過ごしてたが、この若い男が欧州音楽世界を席巻している時の人なんだなと。
そんなことを思いながら何気なく曲を聞いてみると、これがなかなかいいじゃないかと。
最近の洋楽チャートをほとんどチェックしてないし、若いミュージシャンの曲もあまり知らないので、他と比較しようがないけども、聞いてみた感じでは「エミネムの爽やかな感じ」という印象。いや、なんか誤解を与えてしまう表現かな(汗)
40を越えたおっさんが聞いても全然気分がいいし、何か不思議な魅力がある。
これって多分だけど、曲の雰囲気とか歌い方に80年代洋楽ポップのテイストが感じられるからなんじゃないかなと。まあ完全に自分だけの印象ですが。
そんなエド・シーランは一体どんな経歴をもっているシンガーなんだ?ということで、知恵の宝庫ウィキペディアと、こちらのサイトからまとめさせてもらいました。
松坂桃李も会いたがる、エド・シーランの過酷なホームレス時代とおすすめ曲 | レミファ
エド・シーランの経歴
1992年生まれのイギリス人ミュージシャン(現在26歳)。
2011年にアルバム「+」でデビュー。
イギリスで180万枚を超す大ヒットセールスを記録する。
2012年に北米で同作をリリースして60万枚を売り上げた。
2014年にグラミー最優秀楽曲賞、2015年にグラミー最優秀新人賞にノミネートされ、一躍時の人に。
デビューする前の2008年から2010年までの期間はホームレス状態だったとか。
この期間にストリートで磨いた努力と腕前があるからこそ、後のシーランの揺るぎない実力の元になっている。
アコースティックギター一本で歌い上げる実力もさることながら、ヒップホップやR&Bを取り入れて自己の音楽表現の糧にする幅の広さがその魅力の一つであるようにも感じますね。
冒頭でも触れましたが、そんな彼の人気はいまこの瞬間でもリアルに英国圏ですごいことになってるということが、以下の英国チャートで明らかになっているのですよ。
2017年3月23日付 UK チャートTOP10
1位:Ed Sheeran - Shape Of You
2位:Ed Sheeran - Galway Girl
3位:Ed Sheeran - Castle on the hill
4位:The Chainsmokers & Coldplay - Something Just Like This
5位:Ed Sheeran - Perfect
6位:Ed Sheeran - New Man
7位:Ed Sheeran - Happier
8位:Ed Sheeran - Supermarket Flowers
9位:Ed Sheeran - What Do I Know?
10位:Ed Sheeran - Dive
(Official Singles Chart Top 100 | Official Charts Companyより)
どうです?
赤字の部分が全部シーランの曲なんですが、4位以外は見事なほどにチャートを独占してるのが分かりますね。
どうしてこんなに人気があるのか?
彼の奏でる曲にどれだけ人の心を掴むものがあるのだろうか?
ということで
実際に9曲全部を聞いてみることにしました。
1位「Shape Of You」
ヒップホップ調というか、エミネムの軽いバージョン(すいません、他に形容できるミュージシャンがいなくて)ぽい雰囲気が漂います。
まずシーランの声がいいですね。
サビに昇るときの盛り上がりがいい。
リズムとか歌詞の雰囲気とかは聞いていてすごく心地いです。
ビデオの意味はよく分かりませんが(笑)
なぜ最後にスモウレスラーがでてくるのかと(笑)
とはいえ、全体的には完成されたエンタメ作品という印象を受けました。
2位「Galway Girl」
これもラップ調のリズミカルな打ち込み系チューン。
ここでもシーランの魅力的な声が生きてます。
サビ部分のハスキーがかった声が魅力的ですね。
シンセサイザー(たぶん)との組み合わせがすごく気持ちいです。
3位「Castle On The Hill」
爽やかなポップソングという感じでしょうか。
サビに向っての昇り調子感が心地いいですね。
そしてやっぱり声がいい。
伸びる部分の音域が自分の感性にはすごく響くのですよ。
4位「Perfect」
穏やかなバラード系チューン。
ゆったりと静かに歌い上げるヴォーカルが聞かせてくれます。
サビの「ダンシン~」の伸びてる部分がいい感じです。
ギターの静かなソロも聞かせてくれますね。
静かなだけでない、メリハリの効いたバラードという印象です。
5位「New Man」
ヒップホップ調の流れるようなリリックが全編を貫くチューン。
こういう曲の感じはなんというジャンルになるのですかね?
サビでコーラスとハモる部分が気持ちいいです。
6位「Happier」
正統派なポップバラードというべきでしょうか。
こういうのを聞いてると80年代洋楽チャートの雰囲気を思い出しますね。
裏声となるハスキーボイスは相変わらず心地いいです。
7位「Supermarket Flowers」
演奏がピアノ(?)もしくは鍵盤楽器のみのバラードソング。
シーランの心の声が聞こえてくるような静かで穏やかなラブソングですね。
バラードとしては素晴らしく、日常の慌ただしさで忘れていた何かを思い出させてくれる美しい曲です。
8位「What Do I Know?」
ギターのみの演奏が光る曲。
シーランの声の魅力が存分に発揮されたポップソングでもあります。
この歌はいいですね。
すごく感性に響きます。
9位「Dive」
カッティングギターで始まるメロディーバラード。
最初は穏やかだったシーランの歌声が、サビに向って盛り上がっていく中で激しいシャウトに変化するくだりで鳥肌が立ちます。
魂の雄叫びを感じますね。このサビの盛り上がりには。
いい曲です。
まとめ
チャートインしている9曲を簡単にレビューしてみました。
全体を通じて感じたのは、エド・シーランの歌声には「不思議な魅力がある」ということ。
音楽用語に通じてないので表現は難しいですが、サビに至るまでの穏やかで爽やかな声から一変して、サビ部分で放たれるハスキーでかすんだ声が何ともいえず耳に心地良いいですね。
この人の歌がここまで英国を中心とした欧米で人気を博しているのは、穏やかだけど希望が含まれた歌声にあるのじゃないかなあと思いますね。
なんというか、80年代洋楽で青春時代を過ごしたアラフォーの自分が聞いても、確かに感じるポップソングへの愛情が満ちているとも。
そして何よりも聞いていて飽きない。
少なくとも自分的にはそう感じました。
あんまり最近のポップ系ミュージシャンのアルバムは、邦楽洋楽問わず買おうという気は起こらないのですが、このエド・シーランは別かな。たぶん買います。
ライブにも一度行ってみたいですね。
ぜひ生で声を聞いてみたいミュージシャンです^^
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